人間は 存在するだけで環境負荷がかかることを 現代人はすっかり失念している。自分自身は空気みないなものだと思い込んでいる。エネルギーの浪費をしているのは、他の誰かであって自分は 環境負荷には 全くニュートラルな存在で、ほとんどゼロだと信じている。 . . . 本文を読む
最近、書店に 北方謙三氏の本がよく積上げられていたり 新聞の新刊書PRその名を見かけるようになった。少々 気になっていたが、このところ 特に、人生の敗北感が切実になって来て、そういう負け組み人間の本でも読んでみたいという気分が個人的にはあった。そこで北方氏の小説“草莽枯れ行く”の表題が気に入って 内容も調べずに とにかく読んでみたいと思ったのだった。
草莽と言えば、吉田松陰の“草莽の崛起”という言葉を思い起こす。大げさに言えば 明治維新のきっかけとなった言葉なのだ。 . . . 本文を読む
先週 神戸地検は JR西日本の尼崎事故の責任をめぐって、当時の経営者の1人を起訴した。
報道によると、“4年余りに及んだJR史上最悪の事故の捜査は、現職社長の立件という鉄道事故としては極めて異例の結論となり、経営トップ辞任に発展した。”
さらに“遺族が告訴していた事故当時の相談役井手正敬氏(74)、会長南谷昌二郎氏(68)、社長垣内剛氏(65)の3人と、業務上過失致死傷容疑で書類送検された安全対策や運行管理の元担当幹部8人は嫌疑不十分で、高見隆二郎運転士=当時(23)=は被疑者死亡で、それぞれ不起訴になった。” . . . 本文を読む
さて、もう一つ 私の思い込みで生じた 適塾にまつわる誤解について 話題提供したい。少々、しつこい印象だが おヒマなら ムダ話に お付き合い願いたい。
実は、私は 大阪大学が 適塾の伝統を受け継ぐ正当な機関であるというのは 大いに疑問があるかも知れない、と密かに 思い続けていたのだ。 . . . 本文を読む