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蓮華寺と崇導神社を拝観して

今度は、鎌田浩毅教授の最終講義で京都の古刹で是非行って見るべきところとして蓮華寺を推奨 していたので、この度、例によって午後の研修会があったので、午前に行ってみることにした。 蓮華寺は鴨川源流のひとつの高野川のほとり、比叡山を間近に望む、上高野の地にある。しかし、もとは七条塩小路にあった西来院という時宗寺院であり、1662年に、加賀前田藩の家臣、今枝近義が再建したものである。 案内には“紅葉の名所”とあるが、恐らくは新緑も良いハズ、と思ってやって来たが、その通りであった。国道367号沿いにあるが、一歩奥まっているためか、非常に静かである。庭は作為は全く感じられず、自然のままのような印象で、むしろ手入れの行き届いた苔の緑が美しい。奥には池がある。離れには本堂があり、本像が安置されている。本堂を巡り、庫裏に戻る。しばらく、庫裏内の池の傍で過ごす。現代人のサガか、少しノンビリすると、もういたたまれなくなり、立ち上がって、辞去。また紅葉時には訪れてみたいものだ。 それから東隣にある、第一回遣隋使の小野妹子の子・小野毛人の墓のある崇導神社も拝観した。 . . . 本文を読む
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中之島美術館での“佐伯祐三 ― 自画像としての風景”展を見て

今回は先週報告したように、先月の終わりのある日に午前中は京都文博の特別展示“大名茶人 織田有楽斎”を見て、午後は大阪中之島美術館での“佐伯祐三 ― 自画像としての風景”展を見たので、午後の部の報告としたい。 何の気なしに乗った電車がたまたま二階建て車両だったので、眺めの良い2階席を目指した。そして、携帯で山田五郎の今度は“オトナの教養講座・佐伯祐三が描いた“絵にならない”はずの風景【無有好醜】”を見て過ごした。丁度京橋について“お時間がよろしいようで”の状態で見終わった。 実は京都に向かう朝の阪急電車の中で、携帯で山田五郎氏の“オトナの教養講座【佐伯祐三・立てる自画像】生き急いだ天才!顔のない自画像の謎”を見てひとまず“お勉強”した。こうして、佐伯祐三に関してほぼ十分な“お勉強済み”状態で展覧会に臨むことができた。 ということで、“オトナの教養講座”を基軸に展覧会を紹介したい。 . . . 本文を読む
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京都文博の特別展示“大名茶人 織田有楽斎”を見て

今回は先月末に京都の本部に審査報告書を持って行くことになったのだが、例によってただ行くだけでは時間と費用が勿体ないとのケチ臭い思いがあって、ついでに何をしようかと思って、例によって京都文博の特別展“大名茶人 織田有楽斎”を見て、そうだ午後はついでに京阪で大阪に向かい、中之島美術館で特別展“佐伯祐三―自画像としての風景”をやっているのを思い出し、出かけことを報告したい。(午後からのことは次回報告) 織田有楽斎については、司馬遼太郎の“城塞”を読んだ時に初めて認識・確認したのだった。豊臣家と徳川の間を仲介しようとして果たせなかった人物だと知ってはいた。ここに来て“四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎 ということなのだから、この際フラットにどういう人物像だったのかある種興味が湧いたのだ。が、残念ながら展示物の撮影禁止。展示物は友人関係の手紙やら何やらばかりで、本業の“大名茶人の業績そのものを語るものの展示品は全くないのは当然で、無形文化財の立役者。ここで紹介のしようがなく残念至極!有楽斎はやっぱり、怪しさが漂う複雑な人物ではあるようだ。 . . . 本文を読む
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5月に鑑賞した映画の紹介

またしても月始めとなり、先月見た映画の紹介である。先月は46作品を鑑賞した。だが、ネット経由での映画鑑賞は未だできていない。情けないが、ソースをどうするか決めていないのだ。無料のネットが無いので、決めるのが面倒なのだ。NHKプレミアムのBSシネマ14作品と、TV録画11作品、レンタル・ビデオ20作品。計45作品となっている。 先月は特異でレンタル・ビデオは英グラナダ・テレビ版の“シャーロック・ホームズシリーズ”が中心となった。このシリーズはTVドラマのせいか1作品1時間以内なので、その分沢山見れたという事情もあって鑑賞作品総数が多くなった。 またこのシリーズはレンタル・ビデオとしてはコスト・パフォーマンスがまぁ良いのではないかと取り上げた。馬車が近距離交通機関としてタクシー代わりに使われている19世紀の英国の日常市民社会を映していて興味深い。恐らく、夏目漱石が東洋人・日本人として孤独を感じながら英国留学していた頃に近い時代だ。そう思うとなお一層面白みが増す。恐らく、ホームズ・ファンにはそんな感覚があるのではないかと思っている。 . . . 本文を読む
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