福田和也著“乃木希典”を読んだ。何故、今にして“乃木希典”なのか。
実は この本を読む前に、福井雄三著“「坂の上の雲」に隠された歴史の真実”という本を読んだのだが、これが どうしようもない本だったのだ。 . . . 本文を読む
今回は、製品規格のJIS規格の捉え方がテーマです。
建設業のA社の資材受入検査では、JISマーク表示品については検査を省略しています。また、資材の購買先評価も、JISマーク表示品の供給者については、特に評価はしていない、ということです。
ISO9001マネジメントでは、このような管理方式が適切と言えるのか、という課題です。 . . . 本文を読む
先週、日本の裁判で重要な判決が出たり、判決が定まったりした。これらの判例は日本の裁判が 最近 特に変だ、と思わせるに十分だったように思う。
一つは旧長銀・経営者への最高裁の判決。
もう一つは 旧橋本派の幹部・村岡氏への裏献金事件に関する判決の確定である。 . . . 本文を読む
今回は、作業環境の確保がテーマです。
電子部品メーカーのA社の手作業で精密部品を組み立てる工程には、十分な照度が必要です。そこで、その作業場には沢山の蛍光灯がつけられています。
たまたま定期審査の時、この作業場では 蛍光灯の一つが古くなって点滅していました。ところが、この蛍光灯は“作業が終わり手が空いたら交換する”とのこと。 . . . 本文を読む
今週、毎日新聞社の週刊エコノミストを久しぶりに買った。今週の特集に“中国大失速”とあったからだ。
中国経済の失速は “五輪後”ということではなく、世界的インフレに影響されるためのようだ。
もう一つの特集は“食料自給率を上げる”とあり、これは日本にとって切羽詰った大問題である。
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今回は、ルール変更のあり方についてがテーマです。
コンピュータ・ソフト・ウェア会社のA社での内部監査の指摘事項で、“品質マニュアルどおりに仕事を行っていない”というものがありました。これは、企画部の担当者は、品質マニュアルどおりに仕事をおこなうと効率がよくないため、自分で工夫していたためだったのです。
しかし、内部監査員は 当然 品質マニュアルどおりに仕事はするべきであると、譲らないとのこと。
ISOでは ルールや品質マニュアルの変更についてどのように考えるべきか、という課題です。 . . . 本文を読む
大騒ぎして始まった洞爺湖サミットが あっけなく終わった。
戦略無き 我らが政府が議長国で とても成果があるはずが、ないだろうと思っていたが、予想通りの結果であった。目指すべきものに矛盾が有り、優先順位を決めるべきなのに股さき状態のままで、何も決めずに会議に臨んでいる我が政府が ここから何かを得るとは思えなかった。 . . . 本文を読む
今回は、工程作業内容の軽重に応じた資格認定のあり方についての論議です。
自動車部品の加工・組立を行なっているA社では、品質にもっとも影響を与える工程は、旋盤を使った精密部品を加工する工程です。この工程はベテラン作業者が担当していますが、特に資格認定をしているわけではありません。
一方、加工後の寸法・外観の検査には それほど高度な技能は必要ありませんが、検査員としての資格認定された人が従事することになっています。
このやり方は合理的でしょうか、という課題です。 . . . 本文を読む
世間的にはISOマネジメントの規格要求事項が会社経営の要(カナメ)を示すものであるとの認識が 未だに非常に薄いのではないか、と最近痛感している。
会社の良し悪しを評価するのにまず、財務的指標に目が行くのは 当然として、次に目を持って行くべきは ISOマネジメントであると思っていたが、どうやら世間ではそういう認識は乏しいようだ。非常に 残念なことである。 . . . 本文を読む