The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
落合博満の“采配”を読んで―私のサラリーマン人生を省みつつ
いつものように読後感想文で恐縮だが、リーダー論の続きで、今回は、あの落合博満氏の語録とも言える本についてである。語録に逐一感想を付けることは、大変なことだと今回思い知らされた。野球チームの運営にまつわる様々な局面について、結構多彩な角度から語られていて、テーマが多様になってしまったからだ。これまでも野球監督経験者の本を読んで、自分なりにその都度 結構まとめてきたような気がしていたが、この本についてはそれが非常に困難であった。どうしてこうなってしまったのか良く分からない。ここでは、気になった落合氏の言葉を紹介して、それにまつわる感想をできるだけ付けることにした。 . . . 本文を読む
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リーダーは半歩前を歩け―姜尚中ワールド その2
姜尚中氏について、今マイ・ブームになっている。そして、最近 私にあってはリーダー・シップについて興味が再燃して来たので、同氏の“リーダーは半歩前を歩け”を取上げ、読んだので紹介したい。
何故、姜尚中に興味を抱くのか。いや興味を抱く対象とするターゲットとするべきであるのだ。何故ならば、彼はマージナル・マンだからである。マージナル・マンとは互いに異なる世界の境界に身を置く人のことで、私が学生時代 当時東大の社会学者折原浩氏が強調していた概念であり、こうしたマージナル・マンから、革新的考え方がでてくるはずだということだったと思う。学生運動華やかりし頃、折原氏の講演をバリケードの中で聞き、その後同氏の著書を1冊読み、そんなものかと思ってはいたが、工科の私は その後の同氏の動向はフォローしなかったので、その後の消息は知らない。だが、前に紹介したようにNHK教育の番組“仕事学のすすめ―人生哲学的仕事論”で、姜尚中氏の苦難の人生を あらためて具体的に知ることができ、今更ながらマージナル・マンという言葉を思い起こしたのであった。 . . . 本文を読む
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