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落合博満の“采配”を読んで―私のサラリーマン人生を省みつつ

いつものように読後感想文で恐縮だが、リーダー論の続きで、今回は、あの落合博満氏の語録とも言える本についてである。語録に逐一感想を付けることは、大変なことだと今回思い知らされた。野球チームの運営にまつわる様々な局面について、結構多彩な角度から語られていて、テーマが多様になってしまったからだ。これまでも野球監督経験者の本を読んで、自分なりにその都度 結構まとめてきたような気がしていたが、この本についてはそれが非常に困難であった。どうしてこうなってしまったのか良く分からない。ここでは、気になった落合氏の言葉を紹介して、それにまつわる感想をできるだけ付けることにした。 . . . 本文を読む
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リーダーは半歩前を歩け―姜尚中ワールド その2

姜尚中氏について、今マイ・ブームになっている。そして、最近 私にあってはリーダー・シップについて興味が再燃して来たので、同氏の“リーダーは半歩前を歩け”を取上げ、読んだので紹介したい。 何故、姜尚中に興味を抱くのか。いや興味を抱く対象とするターゲットとするべきであるのだ。何故ならば、彼はマージナル・マンだからである。マージナル・マンとは互いに異なる世界の境界に身を置く人のことで、私が学生時代 当時東大の社会学者折原浩氏が強調していた概念であり、こうしたマージナル・マンから、革新的考え方がでてくるはずだということだったと思う。学生運動華やかりし頃、折原氏の講演をバリケードの中で聞き、その後同氏の著書を1冊読み、そんなものかと思ってはいたが、工科の私は その後の同氏の動向はフォローしなかったので、その後の消息は知らない。だが、前に紹介したようにNHK教育の番組“仕事学のすすめ―人生哲学的仕事論”で、姜尚中氏の苦難の人生を あらためて具体的に知ることができ、今更ながらマージナル・マンという言葉を思い起こしたのであった。 . . . 本文を読む
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災害対応事業継続―「地域防災防犯展」に参加して

気が付くと最早入梅。これから雨季が始まる。何だか時間が どんどん早くなってきている印象。特に 最近は“♪時が私を追い越して行く~”というような“とり残され感”が強くなってきている。遠い先のつもりで、インターネット予約していたつもりのセミナーが 早くも目の前にやって来て 慌てて出掛けることになった。それは先週開催された下記のものだった。 第6回「地域防災防犯展」大阪 日時:2012/6/7(木)・6/8(金) 場所:インテックス大阪 私は、この内の 6/7日(木)のセミナーに参加登録していた。 . . . 本文を読む
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福島原発の事故調―反省できない?日本社会

先週、元首相が国会の事故調に参考人招致され、事故当時について“証言”した。 5月29日の朝日新聞第1面に“国に責任 菅氏謝罪、介入批判には反論、「現場の情報なかった」”との見出しが躍っていた。その裏、第2面には“陳謝のち「菅劇場」、自らの事故対応 正当化”とある。さらに“軍に例え原子力ムラ批判”、“主張対立 東電に怒り”とあった。この見出し、なかなか巧みで これだけで本文を読まなくてもおおよその内容はつかめる。 . . . 本文を読む
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