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養老孟司・著『死の壁』を読んで

今回は養老孟司・著『死の壁』を読んだので紹介したい。偶然Book Offで見つけた本で、奥付には“2005年22刷”となっている。新刊書では最早手に入り難くなっているのではないか。だが、私には読むのにぼちぼちふさわしい年齢だな!といったところ・・・というよりむしろ“読まないことが問題?”といった感じで読むことにした。 読み始めると、“死について”日頃気付いていないことへの指摘が多くて、そういわれればそうだなぁ・・・といったように気付く事柄が多い内容だ。大局的には“なるようにしかならないし、考えたって仕方ない。”ということで納得、そういった姿勢で読み過ごした。 結局のところ、死については誰も死の経験が無いのでどうなるか分からないから考えても無駄なのだ。だからこそ本当は“死の恐怖は存在しない”のだ。分からないことが恐いのはしょうがない。 つまるところ、人間悩むのは尽きない、“悩むのは当たり前”で、慌てて自殺などするな。自分の殺人であり、周囲の迷惑を考えろ、ということ。“人生のあらゆることは取り返しがつかない。” 各章に興味深いエピソード満載でヨウロウタケシ・ワールドが、人生の本質的課題で満喫できた。 . . . 本文を読む
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初詣の泉涌寺の泉山七福神巡り

先週は例によって京都で午後から研修会があり、午前をどうするかだったが、年初なので初詣をどうするかとなった。ネット・サーフィンしていて寺社の多い京都で何とか短時間で七福神を巡れないかとなった。 ネット検索してみると、泉涌寺の泉山七福神巡りというのが見つかった。どうやらこれは午前中にコンパクトに巡れそうだというので、計画してみることにした。内訳は次の通り。 1番:福禄寿 即成院/2番:弁財天 戒光寺/番外:愛染明王 新善光寺/3番:恵比寿 今熊野観音寺/4番:布袋尊 来迎院/5番:大黒天 雲龍院/番外:楊貴妃観音 楊貴妃観音堂/6番:毘沙門天 悲田院/7番:寿老人 法音院 番外2軒と泉涌寺本堂を入れて10カ所となる。だが、残念ながら詳しく計画してみると、本堂拝観(約50分)を含めて1時間程度不足することになり、研修会参加に支障をきたすようだった。そこで、泉涌寺境内を巡るメイン・ルートを決めて、そこから外れる所は割愛することにした。それは3番:恵比寿 今熊野観音寺と4番:布袋尊 来迎院とした。布袋尊には申し訳ないが恵比寿天のは口惜しいが仕方ない。これを実行したので結果を報告する。 . . . 本文を読む
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年始の御挨拶・先月24年12月に見た映画の紹介

アケオメ! 個人的だが、今年は早々に腰を痛めてしまった。当初、絶望感に襲われたが、膏薬と貼るカイロで2~3日じっとしていて無事治ってしまった。年賀状は70通送付したが、戻ってきたのは60通。内、今年限り仕舞いたいとの表明があったのは6通。だんだん世間が狭くなる。ネットでやりたいという声もあるが、ネットが返って面倒くさい!もう老化したのか?今年もまた一つ3つ目の定年がやってくる。 日鉄が、米鉄鋼大手USスチール買収計画の中止を命じたバイデン米大統領らを提訴した。これは驚くべきことであり画期的なできごとだ。おとなしく政府に従順な日本企業が、あの米国政府の理不尽に歯向かっているのだ。しかも相手の大統領を呼び捨てにしていた。それは怒りに近い相当なものだと言えるのではあるまいか。 先月見た映画は全部で31本。内訳は例によって先ずBSプレミアムシネマで10本。ネット経由で11本。内9本がソニーピクチャーズ100周年記念の100本無料公開による。次に8本がレンタル・ビデオで、全て“税務調査官・窓際太郎の事件簿”。実は35作まであるようだが、残念ながら店には8本までしかなかったので、これで一旦コンプリート。1本がTV録画から。1本が買った中古DVD(ウッディ・アレン)による。 . . . 本文を読む
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