今週も株式投資関連の図書紹介である。その標題もそのものズバリ “バリュー投資”。
この分野では 今やバフェットが絶対的存在だが、この本の著者クリストファー・H・ブラウンは“かつてベンジャミン・グラハムやウォーレン・バフェットを顧客に持ち、バリュー投資の実験工房として名を馳せたニュー・ヨークの名門投資顧問会社ツウィーディ・ブラウンのマネジング・ディレクター”であると言う。ところでベンジャミン・グラハムはバフェットの師である。そして、バフェットの活動の拠点となるバークシャー・ハザウェイの株の引取りを仲介したのは、この著者の父親のハワード・ブラウンだったと言う。そこで分かるように、この本は バフェットを中心とする現代のいわば“バリュー投資”派の中心人物による書であり、これまでの彼らの経験と それを裏付ける経済学者達の調査結果を総括・紹介した本と言える。 . . . 本文を読む
世の中には 自らが“先進的”であるフリをするために、環境のマネジメント・システムも出来ていないにもかかわらず、CSR報告書を作成しようとする企業もあるようだ。特に A(C)の社長は そういうことに躍起になりそうであり、そういう人は妙に世間の動きに敏感で早耳、昨年CSRのISO26000が制定されたとのことで、さらに一層CSR報告書のためのシステム作りを促進させているところもあるようだ。 . . . 本文を読む
うかつであったが、株式投資において“バリュー投資”という言葉があることを最近知った。それが、どういう考え方なのか知るために そのことについて書かれた本を検索してみた。すると“バフェット”という聞いたことのある米国投資家の名前が出てきた。つまりそのウォーレン・バフェットが“バリュー投資”を実践して巨万の富を築いたということなので、ひとまず手っ取り早く入手できた本を2冊読んでみた。
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あのバブルの頃は投機が投機を呼び、リゾートも金になり、政府も余暇時代を煽ったそんな風潮だった。私の職場にも株売買が“財テク”と称して及んで来ていた。そして、私も株取引にに手を染めた。
最近、ある偶然に入ったブックオフ店頭で、“株式投資これだけ心得帳”という標題の文庫本が目に入った。確かどこかで、推薦図書に挙がっていたように思ったが105円だった。このところヒマを囲っているので、株へもう一度 復帰しても良いかなぁと思いつつ手に取り、そして昔バブルだった頃を思い出したのだった。 . . . 本文を読む