The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
空海と密教の三密について―読後感報告
今回は久しぶりの“書棚”への投稿。GWでやったことで、既に予告した読書結果である。
①梅原猛“空海の思想について”(講談社学術文庫)
②松永有慶“密教”(岩波新書)
③梅原猛“最澄と空海―日本人の心のふるさと”(小学館文庫)
この投稿表題の“密教の三密”とは、次のことである。
“仏教では、生命現象はすべて身(身体)、口(言葉)、意(心)という三つのはたらきで成り立っていると説いている。顕教では、人間のこれら三つのはたらきは、煩悩に覆われ汚れているということで三業と呼ぶが、密教では、人間の三つのはたらきも大日如来の現れであるから、本質的には人間も大日如来と同じであるとし見ている。ただ、大日如来のはたらきは通常の人間の思考では計り知れないということから、密なるものという意味で「三密」と呼んでいる。” . . . 本文を読む
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日本のパンデミックへの対処は如何に―その4
ゴールデンウィークも過ぎ気候が暖かくなってきた。雨がちになりいよいよ梅雨の気配も忍び寄って来ている。この中で、新型肺炎はまだまだ一服とはならないのだろうか。日本国内の感染のピークは過ぎつつある印象ではある。
だが省エネ、CO2削減の密閉日本社会では、その間隙を縫ってウィルスは増殖するのか。日本経済はこれに対する自粛対策に持ちこたえられるのだろうか。既にアパレル大手の倒産が伝えられた。街の飲食店の閉店倒産も累々であろう。そこでのアルバイトも不可能になる。だが、それにつけてもアホアホ政権の経済対策のみならず全てにわたって後手ゴテ感が付きまとう。
その上、日本の“専門家”の意見にも色々あり、数値管理を基礎とする政策運営ができない日本社会では持ちこたえられない気がする。こうして日本人の意識には随所に後進性が認められ、隣国中国にも大きな疑惑が透けて見える。
日本の将来に不安は尽きない。
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日本のパンデミックへの対処は如何に―その3
日本のパンデミック、今や“PCR検査、何故できない!”の大合唱。今頃になって“目詰まりがある”と言われても、その解消が政府、政治家の仕事ではないのか。政府の“専門家会議”が今頃になって5月4日の“提言”で言い訳している。
日本は政治家も専門家会議もろくな仕事をしているとは言えない。我らが首相は感染者数そのものにも全く興味がなく、政策実行のための正確なデータを求めるわけでもなく、いつまでたってもその言葉に真実味がなく、首相は役人の書いた答弁書を読むことを生業としている。そしてそれがまともだと思っている。それを多くの国民が支持している。
おまけに、既存の和製治療薬や検査機器を早期承認する熱意すら全くないように見受ける。
だが、5月もGWが終わっていよいよ陽気がよくなり、気温も上がって来て、6月になれば湿度も上がる。これで感染の勢いも衰え始めて来るだろう。だがその間に早期に冬の感染隆盛に備える必要がある。
経済は惨憺たる状態だろうが、週末には何故か平均株価は2万円を突破した。しかし、警戒的にこの動きを注視するべきだ。
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