The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
京都大学原子炉実験所学術公開に参加して
先に近畿大学の研究用原子炉での実習について報告したが、何せ出力が1Wの炉だったので、暴走の危険はほとんどないことが分かった。密集した街中の原子炉だったので、その実態に一安心したものだったが、逆に、これでは原子炉の本質が体感できたようには思えなかった。
そこで、地元大阪にあるもう1つの研究用原子炉・京大熊取原子炉の視察を思い立ち数ヶ月前に原子炉学術公開の催しに参加を申し込んでおいたのだった。今度は友人2名と一緒だった。そして、ようやくその日が来たのだった。こちらの炉の出力は最大5000kWで、意外に大きい。福島の事故を意識したのか、この研究所の案内パンフレットには、100万kWの約1/600程度とあるが、この計算は合点がいかない。まぁ とにかく近大原子炉に比べると500万倍なので何かが分かるのではないかと期待した。 . . . 本文を読む
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株のタイミングを測るために“一目均衡表の研究”を読んで
証券投資、つまり株をやろうとする初心者が知っておくべきこととして、前回の“臆病者のための株入門”を読んだことでとりあえず終わりにしようと思っていたのだが、少し知識が増えるとさらにその先が知りたくなるものだ。それに、バリュー投資に 重心を置いたとしても、いざ買うべき株を決めたとして、どの時点で“買い”を入れるのか、というのは本人にとって重大な問題である。少なくとも買った直後に値下がりするようなことがないようにしたいものだ。
そのためには、“相場について行く”要領が必要になる。そのためには、株式チャートが読めなければ、個別銘柄の現状が どうで、今後どうなるかの おおよそを把握するべきである。 . . . 本文を読む
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“世界経済はこう変わる”を読んで
10歩遅れの読書、今回はそういった印象を与える本を取り上げる。と言うのもブックオフで見つけた刺激的標題で、2009年5月発行となっている本だからである。あたかも偶然見つけた本のような言い方だが、最近 衛星放送のTVチャンネルを捻っていて、不安定な欧米金融市場の解説をしている2つの別の番組があって、そこで よく似た斬新な解説をしている別々の識者が居た。私はその見解が ある経済学者の間での“常識”になっているのかと思い、どういう分析結果なのか知りたいと思った。その内の一人が小幡績(おばたせき)氏で、『すべての経済はバブルに通じる』という本を書いた気鋭の経済学者だった。もう一人は諸富徹氏だったが、こちらは気軽に読めそうな著書が少なかったようなので、小幡氏の著書を追っかけていて見つけた本がこの本だったのだ。 . . . 本文を読む
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