The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
緊急号外・この度の総選挙に臨んで
次の日曜日、衆議院銀選挙。選挙予測が取沙汰されているが、どうやら与野党接戦だという。
この期に及んで、何故接戦なのか。接戦するほど与党はチャンと仕事・政治をしてきたのか。21世紀になって日本は変わったか?世界は大きく変化しているようだが、日本社会は21世紀にふさわしい社会になっているか。自由と民主主義、多様性は進んでいるのか。私には20世紀後半前期、つまり70年代からの変化には対応できていないように見えるが、それで良いのか。
こういう与党“不自由非民主党”政権、政府を又選ぶのか。深く考えもせず、昨日までの続きで、明日も生きて行くのが良いのか。モリカケサクラ!国会での虚偽答弁オンパレードで嘘ばかり。国会を侮辱しているのは、国民を侮辱していることになるのだ。それで良いのか。このままでは“正義は死ぬ”。現に真面目なお役人は“自殺した”ではないか。もういい加減にして欲しいのだ!!! . . . 本文を読む
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ひろさちや・著“「新訳」正法眼蔵”を読んで
今回も ひろ さちや氏の本を紹介したい。それは、“「新訳」正法眼蔵―迷いのなかに悟りがあり、悟りのなかに迷いがある”だ。道元(1200年~1253年)の父は内大臣・久我通親、母は関白太政大臣・藤原基房の娘・伊子(いし)の貴族階級出身だが、幼くして両親と死別。14歳で比叡山に上り修行僧となった。
若い道元にとって僧としての関心事・疑問は、“「人間はもともと仏性(仏の性質)を持ち、そのままで仏である」それなのに、われわれはなぜ仏になるための修行をせねばならないのか?”であったという。日本ではその疑問が解消せず、24歳で宋に渡った。その後、26歳にしてようやく、師として仰ぐ如浄禅師の他の修行僧を叱った言葉“参禅はすべからく心身脱落なるべし”で、豁然大悟したという。この“心身脱落”がある種キィ・ワードだという。
これは“あらゆる自我意識を捨ててしまうことだ”という意味。“わたしという全存在を、悟りの世界に投げ込んでしまう。それが心身脱落。そうすれば、迷いもなくなり、苦しみもなくなる。” “「悟り」は求めるものではなく、「悟り」を求めている自己の方を消滅させる。(それが)心身脱落。” “わたしたちは悟りの世界に溶け込み、その悟りの世界で修行する。悟りを開くために修行するのではなく、悟りの世界にいるから修行できる。・・・仏だから修行できる。それが道元の結論”だという。 . . . 本文を読む
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ひろさちや・著“禅がわかる本”を読んで
今回は、ひろさちや・著“禅がわかる本(新潮選書)”を紹介したい。昨年は密教に興味があった。が、しかし歴史的事実の知識のみであって、肝心なことは実際に修行しなければ教示されないことを知った。結局は何も学ばなかったのだ。それに対し、西洋哲学は西研先生の御蔭で言葉と論理で持って理解できるものだった。仏教について、そんな虚しい気分に陥った時、ふと受験生時代を思い出したのだ。
受験生時代、就寝前にベッドの中で“碧巌録”の解説本を読んでいたことがあった。当時、岡潔の随筆を読んで、日本の文化の精髄に触れたような気になって、さらにその奥を知ろうと考えたのだった。そこで、日本史で禅が“不立文字、教外別伝”を唱えて布教し、武士階級が受け入れ日本文化の重要な要素となったことを教わり、興味を抱いたものだった。要は“言葉ではない。考えるのでもなく、感じるのだ。体感するのだ。”という意味だろう、それは面白い考え方と思ったのだ。
“碧巌録”の解説本は山田無文禅師の確か“碧巌録物語”という本だったと思う。しかし、訳も分からずそのまま。むしろ訳の分からないことで面白がっていた。
この年齢になって今更、なお訳も分からず放置するのはバカバカしい。そこで、公案を中心に禅を解説する本を読んでみたいと選んだのが、この本だった。 . . . 本文を読む
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太秦広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像拝観
今回は太秦広隆寺・弥勒菩薩半跏思惟像拝観を報告したい。この仏像は中学校の日本美術史の教科書の最初に登場する有名な仏像で、その写真は非常に優美である。中学当時から一度は拝観したいと思っていたのだが、京都に来る予定を立てる際に、それを忘れていた。だが、今回は京都での午後からの研修会の予定で、午前には広隆寺に行こうと実行したのだった。
非常事態宣言は明けていたが、境内に観光客は少ない、と言うより私以外居ない、というのが第一印象だった。このように世間は未だ落ち着いたままで、ゆったり拝観できた。境内は結構広い。由来は山城の国最古の寺とあるが、山門、太秦殿などの建物は江戸のもの。
目的の御像は霊宝堂の中に大小様々の多数の仏像と共に安置されている。中に入ると薄暗く蝋燭のみの明かり、眼鏡を家に忘れて来ていて、しっかりと拝観できず残念。光すら制限して、国宝をお守りしているのだろう。そしてゆっくりと優美な御像を拝観できた。 . . . 本文を読む
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9月の鑑賞映画
9月の鑑賞映画は全18本。8月の24本からは6本減少。公私で多少忙しかったこともあるのだろうか。
その内、10本がNHK-BSプレミアムの“BSシネマ”で放映されたもの。7本がネットの無料映画。テレビで放映されたものを録画したのを見返したのが1本。
先ずNHK-BSプレミアムで放映されたBSシネマから。“オリエント急行殺人事件”、“運び屋”、“日の当たる場所”、“タワーリング・インフェルノ”、“アリー/ スター誕生”、“天国は待ってくれる”は初めての鑑賞。“栄光のル・マン”は公開時に見ている。“羊たちの沈黙”、“ヒトラー 〜最期の12日間”、“スティング”はかつてレンタル・ビデオで見ているが、日が経っているのは記憶違いが多いので我ながら驚いて情けなく思っている。
次にネットの無料映画。“華の乱”は与謝野晶子(吉永小百合)の半生で当時の一流人士の人間関係を初めて知れて面白い。“極道の妻たち”のシリーズは映画として10作品あるようだが、今月は3作品を見ている。第1作は岩下志麻・主演。第2作は十朱幸代で、ダンナがダメ親分のためコメディ・タッチ。第3作は三田佳子。
“モニカ・ベルッチの情事”は“イタリアの宝石”と謳われるモニカ・ベルッチの映画デビュー作。“そして、デブノーの森へ”は官能サスペンス。この2作は主役女優の裸身が美しい。 . . . 本文を読む
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