goo

今、そこにある危機

普天間の辺野古移設に反対する社民党の福島党首が消費者担当大臣を罷免された。 5月29日付の朝日新聞朝刊の3面に、“首相 誤算の連続”との見出しで鳩山首相の普天間移設に関する考え方の経緯が簡潔に掲載されていた。もし、あの記事が ほぼ真実を伝えているのなら、我々日本人はとんでもない人を首相として選んだことになる。 その記事によれば、“(普天間は国外移設、)最低でも県外”とは、どうやらそういう演説をしていた時に、既に“ムリ!”と承知していたフシがあり、演説の1ヶ月後には“いや、あれはもう言わないから”と漏らしていたという。内心、辺野古と決めていたが、人気取りのためのセリフだったようだ。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

5月20日の “創業・第二創業総合キックオフセミナー”に参加して

今回は セミナーの紹介である。先日 兵庫県や神戸市等が主催して 神戸の産業振興センターで “挑戦する中小・ベンチャー企業者、創業希望者”を対象に 開催されたセミナーを覗いてみて、多少の刺激を受けたので報告する。 これに参加した私の目的は 微妙である、というより 極めて曖昧であり、単なる 興味本位で覗いてみたかった、というのが本音である。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

伊東光晴著“日本経済を問う”を読んで

またまた、本のコメントが続いているが、まぁ お許し頂きたい。 さて、この本“日本経済を問う”を手に取ったきっかけは 何故だか今となっては思い出せない。しかし、手にとって 読もうと思った理由はある。それは、理論経済学者が いみじくも、世界の環境問題を意識し、まさに正面切って 経済学の大問題に挑む姿勢を示していたからだ。 私が、“環境”を意識して以来、こんな本を見たのは始めてだった。理論経済学の泰斗、若い頃 時々テレビで拝見したきりであったが、一種懐かしさもあった。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

五歩遅れの読書・中谷巌著“プロになるための経済学的思考法”

この本は2005年発行であり、今となっては既に古くなった内容の本である。ことに、この本が書かれた頃は、経済学も市場原理主義華やかな頃で、著者・中谷氏もその急先鋒であった。舌鋒鋭い本は全般に歯切れがよくて小気味よいのが常である。そういう意味で この本もその爽快感を味わいつつ面白く読めたのである。しかし、リーマン・ショックの後、この著者は市場原理主義というか、自由放任経済の問題点を深く反省されたようだが、当時の日本の状況からすれば、“守旧派”を論破するには必要だった議論ではあったような気はするのだ。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

“変わる世界、立ち遅れる日本”を読んで

またまた、読後感想で恐縮。この本は ビル・エモット氏の最新刊である。“立ち上がれ日本”イヤ“立ち枯れる日本”ならぬ、“立ち遅れる日本”とは、最近 “日本”に付く 形容詞も様々という印象だ。 何故、立ち遅れるのか そしてそれにどう対処するべきか、それが知りたくて読んでみたのだが、読後感としては残念ながら、インパクトは皆無であった。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )