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奈良庭園・吉城園と東大寺二月堂周遊

先週は奈良で午後にセミナーがあり、午前は奈良を観光に出かけた。観光は庭園・吉城園を散策することにしたが、HP等、広報には次のようにある。“「興福寺古絵図」では同寺の子院の摩尼珠院があった所とされている。明治に民間の所有となり大正8年(1919年)に現在の建物と庭園が作られた。企業の迎賓施設の時代を経て、昭和の終りから 奈良県が所有し庭園公開。園内は池の庭、苔の庭、茶花の庭からなり、苔の庭には離れ茶室がある。” 吉城園は意外に早く終わり、早めの昼食は御近所の“そば処・喜多原”で“大和芋と玉子のとろろそば”とした。出汁は当然薄味で期待通り。ゆずや海苔の香りが良い。冷えた空気感の中満足。 気まぐれに二月堂に赴き、その後東向商店街等で土産物を買って、午前の短時間で盛り沢山の観光を終えた。 . . . 本文を読む
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古代京都観光失敗の巻

今週はブログ投稿ネタが無くなったのでネタ作りに出かけた。京都で午後審査員研修会が開催予定だったので、午前中京都に何かを見に行こうと思ったのだ。ところがあいにくの雨。それでもネタ作りが大事と思いつつ時間を1時間遅らせてでも、とにかく出かけたのだ。 そこまでして目指したのは京都アスニー(京都市生涯学習総合センター)。そこで開催されているという“特別展 よみがえる古代京都の風景~遺跡復元鳥瞰図の世界~ 第3期「京都市内遺跡」”と“企画展 寝殿造の虚像と実像”を見に出かけたのだ。古代京都の風景や寝殿造りがどのようだったかには、興味があるではないか。場所はJR二条駅から北西方向にある。だが、肝心の展示物はリニューアル中で催しはお休み。行きがけの駄賃でアスニー近くの遺跡を2ヵ所を見て、すごすご帰る。その地一帯が平安京政治の中心だったとは知らなかった。 遺跡から戻った大宮でのランチは名代・親子丼。これに満足して、不発に終わった古代京都観光を終えた。 . . . 本文を読む
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佐藤智恵・著“ハーバード日本史教室”を読んで

この国の情けない実態を世界はどう見ているのか気になるところだが、ブログ投稿ネタに困っていた先週、書店書棚で、偶然にもこの本が目に入った。目次を見て、結構 魅力的な印象を持ってしまい購入し、読了した。 この本は、明治以来の日本人の留学生とハーバードの関わりの紹介から始まって、日本研究者である現役のハーバード大学教授のインタビュー結果の構成である。著者は1970年兵庫県生まれ、92年東京大学教養学部(国際関係論)卒業。 読んでみると、普通の日本人が知らないエピソード満載だ。一般に教えられている通史すら、偏っているのかも知れない、と思わざるをえない。自らの国の歴史を十分に知ったつもりになっているが、実は良く知ってはいないのではないか。外国人がどうしてこのように埋もれた歴史を発掘できたのだろうか。様々なエピソードに気分的に目一杯になってしまう。 誇りを持つことは大切だが、夜郎自大では意味がない。そうならないためには様々な目による評価とその結果の重層的知識を持っていることが必要なのだろう。それにはこの本は期待通りであった。 . . . 本文を読む
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香田洋二・著“北朝鮮がアメリカと戦争する日”を読んで

ピョンチャン五輪は何とか無事終了し、これからはパラリンピック開催となる。この間、韓国の文在寅大政権は、金正恩委員長による招待を受け、同国に特使を派遣する予定であるということだ。一方、米軍は2月下旬にハワイで3日間北攻撃作戦のシミュレーションを行ったという話もある。このことから、韓国の北への特使派遣によって、“北の非核化”への成果が見られなければ、米軍による攻撃もあり得ると見られている。 と言う次第で、香田洋二・著“北朝鮮がアメリカと戦争する日”を読んだ。香田氏は米国の国益に言及し、北の核開発がすでに“レッド・ライン”を越えていて、一年以内の軍事力行使があると言っている。つまり、直接的表現を避けつつ、核軍事力の独占を通じて世界を牛耳るという米国の国益は断固として死守するだろうと指摘している。核拡散の端緒となる北の核保有は断固拒絶するはずだという。 私が懸念するのは、北への攻撃でその脅威の除去によって、米軍が多額の戦費を要求するのではないか、と言うこと。それが不当に高かろうが、日本はそれに気弱に唯々諾々と応じるのだろうか。米軍の先制への北の反撃による被害があったとしても、強硬で高い請求書が突きつけられるのは確実のような気がする。 . . . 本文を読む
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