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2015年、年末のご挨拶

また、いつの間にやら、年末となった。この1年何があったか。大げさかもしれないが 先ずは、社会的な状況総括をしてから、個人的な生き方へ視点を移して今年の総括から来年への展望へとつなげてみたい。 今年は何といっても安保法制の成立で立憲主義が揺らいだ1年だったように思う。これによって、自分自身が、もっと近代法のグローバル・スタンダードとはどういうものかの“常識”を知っておかねばならないと気付き“お勉強”を 少しずつ指向し始めている。今後経済状況の悪化が予測され、安倍政権は不安定化するだろう。そのため、来年後半以降、日本は政治的、経済的に漂流する可能性は高いように思える。 “「予防原則」へのリスク論的対応”を“法理の常識”のお勉強を通して考えをまとめて行きたいと思っている。かなり息の長いテーマだと思うが、そういうものがあった方が 今後の人生には良いのではないかと思っている。 . . . 本文を読む
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ISO14001の規格改訂説明会にて聞いた議論

先日、環境マネジメントシステム審査員の仲間内の会で、“研修”と称してISO14001規格改訂の内容説明があった。ここで気になったのが、どうもその説明者の特殊事情だと思われるが、ISO14001の運営は顧客を強く意識して行われるべきであると言う偏った意識に凝り固まっているのが気になった。今回は、それを反面教師としてテーマに取上げてみた。それから、ISO9001とISO14001との統合システムを指向するのが当然との雰囲気が、この会で蔓延している印象だったので、ここでは実際上も原理上も無理があることを、明らかにしておきたい。 . . . 本文を読む
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“超一流の雑談力”を読んで

ある時見ていたテレビの経済番組で、紀伊国屋書店調べで11/30~12/6の期間で第2位のベスト・セラーとなったという“超一流の雑談力”が気になった。私達ISO等の審査員をそれなりの生業としている者には“雑談力”は必須と言える。つい先ほどまで、全くの赤の他人だった人々と審査の場で初めて会って、そこからあたかも年来の友人であるかのように話せる能力は欠かすことが出来ない。 “超一流の雑談力”の養成が目的の本には魅力があった。 しかし、読んでみるとこの本は主に営業担当のビジネスマンの商談前後での会話にフォーカスしていると分かって来た。だから、社会経験の乏しい若い営業マンには非常に“お勉強”になるのではないか、と思われる。 それはともかくも、我々のような人間の一般的雑談力をつける方法についての本はないものだろうか。 . . . 本文を読む
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嵯峨野・大覚寺、池をめぐりて

先月下旬の11月20日午後から審査員研修会が西京極で開催されるので、午前は秋の京都観光に嵐山を通り過ぎて嵯峨野に行って大覚寺を訪れることにした。 実は、高校時代に個人的に一度訪れたことがあったはずだが、当時いかにも鄙びた地との印象だったが、昨今の国際的な観光ブームでいつでも、京都は何処でも盛況で、印象は全く違ってしまった。それでもなお、こちらには中国人はあまり押し寄せて来てはいなかった。比較的観光客の少ない嵯峨野も、歴史を感じるには非常によい場所だ。 . . . 本文を読む
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