The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
ミュージカル映画“シェルブールの雨傘”
今回取り上げたのは、映画“シェルブールの雨傘Les Parapluies de Cherbourg”。家族で共用しているパソコンに誰が取り込んだのか知らぬが、夜の風呂上りに涼んでいたところで、偶然にも見始めて 止められなくなり、とうとう最後まで見てしまった。これまで一度は見てみたいとは思いつつ、ミュージカル映画というところに そんな柄じゃぁないという自覚もあり若干の躊躇があったのだ。結局翌日は寝不足になってしまったが、気持ちの中で結構長く余韻を楽しめる映画だった。
これは、カトリーヌ・ドヌーブの主演した1964年のフランスのミュージカル映画で、監督はジャック・ドゥミ。第17回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した。ミュージカルと言えば、私にはニュー・ヨークのブロード・ウェイの印象が強く、ヨーロッパを舞台としていた“サウンド・オブ・ミュージック”でも英語の歌詞との先入観から、フランス語による朗詠には当初は何となく違和感を持ったが、それも映像や旋律の美しさに引き込まれる内に感じなくなった。 . . . 本文を読む
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野口悠紀雄教授の“変わった世界 変わらない日本”を読んで
アベノミクスの口先効果は、市場では年初より既に剥落してきている、と見るのが一般的だ。こういう日本の状況を経済学的に何が問題なのか、説明ができるのだろうか。そういう思いで、飛びつくように読んだのが野口悠紀雄教授の最新刊“変わった世界 変わらない日本”であった。だが読んでみて、アベノミクスは 先の先を見つめた戦略になっていないことが鮮明になった。短期的に見ても長期的に見ても、その見通しはいい加減な印象であり、特に 足下で宣伝効果がさらに剥落して行くことは間違いないようである。
にもかかわらず、安倍政権は未来志向の経済政策を二の次にして“集団的自衛権”にこだわっていて、政界はそれで手一杯になるのだろう。 . . . 本文を読む
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