衆議院選挙と年金

05.09.02.
昨日は　社会保険事務所に赴き、受給年金見込み額を聞いてきました。
１０年くらい前に　“簡易計算方法” というのがある雑誌に載っていてそれで計算したことがありましたが、その額より20％程度少なかったのでガッカリ。この額、今の会社が持続可能であった場合の数字。つまり、可能性の中の　上限。実際はもっと少なくなる可能性が　非常に大きい。一生懸命　生きてきた結果が　やっぱり　この程度だったのか、という気分。

帰路、うるさい選挙カーが　無神経にガナリ立てていました。それが　どんどん近づいて来て、歩いて行く先の　小さなスペースに停まりました。相変わらず　音量は最大級。思わず、選挙カーの直前で　耳をふさぎました。げんなりしていた神経に響きました。選挙カーは騒音防止条例違反には　問われないのでしょうか。・・・人通り無く、誰も　顔も出しません。

その候補者、民主党の候補者でした。実は　私は民主党には投票したいのですが、その候補者が　大嫌いで未だに衆議院選挙で民主党候補者に　投票したことがありません。
孤独な印象の演説は続く。“日本では戦後政権交代がありません。こんなに長く　政権交代がないのは　世界中では珍しい。北朝鮮と同じです。・・・”何となく事実誤認と　ロジックの飛躍があるような　奇妙な演説。
要は　政権交代が無いと、今のような酷い状態になるから民主党に投票しろ、と言いたいらしい。
“民主党は　若い政党です。”　・・・それはそうかも知れんが　オッサンいくつや・・・。もうエエ加減にセェーや。
この候補者、金丸訪朝団の一員だった御仁。その上、以前の国会で　当時官房長官だった　野中広務氏に　国会で“アンタのような変節漢　見たこと無い”などと噛み付いたツモリが、“アンタ程　酷くない。言われる筋合いはない！”と一蹴された。
先の演説と併せて、もうチョット台詞考えた方がエェような　適当なオッサン、こんなんに投票する気ィ起きぃひんヨネ。民主党も　考えた方がエェように思います。ホンマニ真剣ヤッタラ。

それにしても　僅かな年金。
金子勝氏が　日本の財政が　もうトンデモナイ状態である、と言っていたことを突然、思い出しました。そういう状態（樹研工業の松浦社長も指摘のゴマカシの経済）は　必ず清算される。じゃぁ、どうするのか・・・・そんなことキチント解決できた歴史は人類には無い。つまり、超ウルトラ・ハイパーインフレの地獄を見て清算されるハズ。・・・その時　今の郵政民営化担当大臣は米国の大学にいるのでしょうね。
そうなると、年金の多寡なんて・・・・・言ってもどうでもエェことか。受給見込を聞きに行ったことは　意味がなかったのか・・・。
そういうこと、選挙候補者タチは　考えているのでしょうか。・・・あんな無神経なオッサンらじゃぁネ・・・。