The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
ISOマネジメント・コンサルタントの重要性
中小企業こそ21世紀のビジネス・スタイルを支える基本モデルであり、その中小企業にとっては コンサルタントの存在が極めて重要であると考えていますが、それでは どんなコンサルタントが中小企業にとって有用で役に立つのかが問題になります。
つまり まずは総合的にトップ・マネジメント(社長)の右腕となるコンサルタントが必要ですね。それから 必要に応じて 場合によっては臨時に 分野ごとの専門家のコンサルタントに依頼する、というコンサルタント体制の階層化が考えられます。
裁判などで見られる 弁護団のようなイメージでしょうか。
そこで問題なのが この右腕に座るコンサルタントです。あからさまに社長の右腕コンサルタントというのを看板にしているコンサルタントは 見かけませんので 何らかの分野を専門にしているコンサルタントの中からの選択になるものと思います。
この場合どう考えるかです。まぁ どこまで行っても人選は難しい問題ですが、基本的には視野の広い人が良いのでしょう。それと人柄でしょうか。
一方、現在の日本の中小企業に 欠けるのは まさしくISOマネジメント的発想ではないかと思うのです。概ね 大企業では 普通にできていることなのですが、中小企業には 下手をすると それに近いカルチャーすら無いと思えるものです。ところが、このISOマネジメントは 経営の基本ですので 中小企業の現状は 非常に辛い状態であると言えるのではないかと思うのです。
ISO規格に書かれていることは、会社経営に欠かせない基本について書かれています。つまり、書かれている事を手抜きすると 大失敗する。書かれている事は 最低限 何らかのカタチで必ず実施しなければ 問題を生じるのです。
私が ISOマネジメントに関わり始めた頃、ISOは英国が本場だということで、ある英国系の 認証機関を訪ねたことがありました。そこにおられた審査員の方にISO9001について次のような説明を伺いました。「ビジネスで失敗したことを 経験を重んじるイギリス人が 1件1葉で 書いて まとめてみた。これを並べ替えて べからず集を作った。これが ISO9001の始まりです。」と。これが本当の話かどうか確かめたことは有りませんし、その起源については 他にも様々な「伝説」があるようですが、ISO9001の本質を突いた「お話」では あると納得しました。(ISO9001は英国規格のBS757が基本になって国際的に制定されたのは事実です。)
つまり、ISOマネジメントが 経営の基本を示しているのであれば、そのISOマネジメントに明るい コンサルタントが 経営の基本を認識しているのではないか、と思うのです。
中小企業の経営者の方は 企業の基本は 「金」、従って 会計士や税理士を基本にしたいと思われるのが、普通でしょう。しかし、もし「物作り」の会社である場合は特に、会計士や税理士の方には 「物作り」に必要な技術や設備の問題には 大抵は“勘”が働きません。そういった経験が無い方が多いからです。この点、ISOマネジメントに明るいコンサルタントは大企業の技術系出身である方が 多いので そうした問題には大丈夫です。
しかし、大企業出身の技術者という人々は 割りに世間知らずで 視野が狭く、中小企業の 辛さを理解できないことが 多いという問題を 抱えているように 思います。極めて 断定的に申しましたが、この意見は 私の偏見でしょうか。
私の 居る中小企業を相手に お客様である大企業様から 第二者監査(供給者に対する顧客の監査)を 受けていると そのように感じる部分が 多々あります。
従って 経験豊富な視野の広い ISOマネジメントに明るい コンサルタントが 中心になるのが 「物作り」の会社には、良いのではないか、と思っています。かなり強引な 我田引水でしょうか。
まぁ その上、人柄がよければ さらに良い、と。
つまり まずは総合的にトップ・マネジメント(社長)の右腕となるコンサルタントが必要ですね。それから 必要に応じて 場合によっては臨時に 分野ごとの専門家のコンサルタントに依頼する、というコンサルタント体制の階層化が考えられます。
裁判などで見られる 弁護団のようなイメージでしょうか。
そこで問題なのが この右腕に座るコンサルタントです。あからさまに社長の右腕コンサルタントというのを看板にしているコンサルタントは 見かけませんので 何らかの分野を専門にしているコンサルタントの中からの選択になるものと思います。
この場合どう考えるかです。まぁ どこまで行っても人選は難しい問題ですが、基本的には視野の広い人が良いのでしょう。それと人柄でしょうか。
一方、現在の日本の中小企業に 欠けるのは まさしくISOマネジメント的発想ではないかと思うのです。概ね 大企業では 普通にできていることなのですが、中小企業には 下手をすると それに近いカルチャーすら無いと思えるものです。ところが、このISOマネジメントは 経営の基本ですので 中小企業の現状は 非常に辛い状態であると言えるのではないかと思うのです。
ISO規格に書かれていることは、会社経営に欠かせない基本について書かれています。つまり、書かれている事を手抜きすると 大失敗する。書かれている事は 最低限 何らかのカタチで必ず実施しなければ 問題を生じるのです。
私が ISOマネジメントに関わり始めた頃、ISOは英国が本場だということで、ある英国系の 認証機関を訪ねたことがありました。そこにおられた審査員の方にISO9001について次のような説明を伺いました。「ビジネスで失敗したことを 経験を重んじるイギリス人が 1件1葉で 書いて まとめてみた。これを並べ替えて べからず集を作った。これが ISO9001の始まりです。」と。これが本当の話かどうか確かめたことは有りませんし、その起源については 他にも様々な「伝説」があるようですが、ISO9001の本質を突いた「お話」では あると納得しました。(ISO9001は英国規格のBS757が基本になって国際的に制定されたのは事実です。)
つまり、ISOマネジメントが 経営の基本を示しているのであれば、そのISOマネジメントに明るい コンサルタントが 経営の基本を認識しているのではないか、と思うのです。
中小企業の経営者の方は 企業の基本は 「金」、従って 会計士や税理士を基本にしたいと思われるのが、普通でしょう。しかし、もし「物作り」の会社である場合は特に、会計士や税理士の方には 「物作り」に必要な技術や設備の問題には 大抵は“勘”が働きません。そういった経験が無い方が多いからです。この点、ISOマネジメントに明るいコンサルタントは大企業の技術系出身である方が 多いので そうした問題には大丈夫です。
しかし、大企業出身の技術者という人々は 割りに世間知らずで 視野が狭く、中小企業の 辛さを理解できないことが 多いという問題を 抱えているように 思います。極めて 断定的に申しましたが、この意見は 私の偏見でしょうか。
私の 居る中小企業を相手に お客様である大企業様から 第二者監査(供給者に対する顧客の監査)を 受けていると そのように感じる部分が 多々あります。
従って 経験豊富な視野の広い ISOマネジメントに明るい コンサルタントが 中心になるのが 「物作り」の会社には、良いのではないか、と思っています。かなり強引な 我田引水でしょうか。
まぁ その上、人柄がよければ さらに良い、と。
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