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徒然日記

街の小児科医のつれづれ日記です。

ナダル、2010年ウィンブルドンを制す

2010年07月06日 06時30分17秒 | テニス
 2010年ウィンブルドンテニス男子決勝は、第二シードのラファエル・ナダル(スペイン)とトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)の対戦となりました。ベルディヒは1980年代の名選手、イワン・レンドル以来のチェコの逸材です。
 ナダルは昨年膝の怪我に泣いて出場さえできない地獄からの復帰戦、一方ベルディヒは第一シードのフェデラー、第三シードのジョコビッチを退けて破竹の勢いで臨みました。

 結果は、あっけなくナダルのストレート勝ち。

 今年のナダルは力強い。
 トップスピンを多用し、拾いまくって相手を根負けされるテニスがナダルの身上。ふつうトップスピンのボールはスピードが落ちるのですが、ナダルのボールは高速、かつ深く入るため相手の攻撃を封じてしまいます。

 そのため、ベルディヒが準決勝まで見せていた武器である、高い打点からのコーナーへのフラットショットが決勝では影を潜めてしまいました。かつ、初めてのグランドスラム決勝で硬くなったのか、得点源のファーストサーブが入らず、サービスブレークを許してしまいました。後半はチャンスボールでも決められずミスが出る始末。

 心身ともに実力を120%発揮して初めて接戦になるレベルですから、こうなると無残です。地獄をみてきたナダルに勝てるわけがありません。もうちょっと接戦を期待したんだけどなあ・・・残念です。


 決勝戦らしく、コートサイドにはVIPやセレブが勢揃いしていました。
 ちょうど30年前に伝説の死闘を繰り広げたボルグとマッケンローもいました。
 女子選手では、ナブラチロワとスコバもいましたね。

 話は脱線しますが、選手が使っているタオル、いいですよねえ。
 グリーンと深いブルーとイエローのウィンブルドン・カラー。
 現地でしか手に入らないらしいのですが、探したら日本の会社がネット通販してました。
 早速ゲット。
 手に取ると、その大きさにビックリ(70×130cm)。
 選手達がみな180~190cmの大男なので(ベルディヒはなんと196cm!)スポーツタオルに見えていましたけど、日本人にはバスタオルの大きさなんです。

 テニス・グッズで思い出すことがあります。
 その昔、「ウィンブルドン」というスポーツメーカーがありました。
 もう、20~30年前かなあ。
 ウエアやラケットなどのテニスグッズを販売していましたが、数年で消えてしまいました。

 それから、有名選手が引退後に自分のブランドを作るパターンもありますね。
 ラコステやフレッド・ペリーが有名です。

 じつはボルグもブランドを作ってました。
 テニスグッズではなく、アパレルメーカー。
 大成することなく消えてしまいましたが・・・この事業の失敗のせいで、ボルグはしばらくウィンブルドン観戦から遠ざかっていたとか。
 私、ボルグブランドのスタジャンを持ってます(笑)。

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