今度は北陸で雪害ですか。今冬の雪は本当に半端ない危なさです。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は−２．８℃、昼の最高気温は５．２℃、五條市アメダスの最低気温は−３．８℃、最高気温は４．５℃でした。少しだけ寒さが緩んできましたが、まだまだ厳しいことには代わりありませんね。ただ今日は朝から雲は多いものの晴空となり、日差しも時折遮られはしますが、夕方までしっかり届いていました。風は相変わらず冷たかったですが、昼に風を避けながら日だまりで立っていると結構体が温まるくらいには心地よい日差しでした。明日はもう少しだけ気温の上昇が期待できそうです。連休最終日、果たして布団を干せるほどの日差しがあるかどうか。

　さて、こちらはこんな感じで雪も降らずただ寒いだけですが、日本海側の雪は記録的に多く、今度は北陸で高速道路でおよそ千台を超える車が雪で動けなくなったり、JRの特急が運転取りやめで乗客が一晩車内で明かしたりといった被害が出て、自衛隊が出動するなどの事態になっているのだそうです。何年かに１度の気象災害とはいえ、この車列がもし電気自動車だったならその被害はもっとひどく深刻なものになっていたことでしょう。政府は自動車の電動化を進めようとしていますが、どうもその政策は東京を中心としたあんまり気象災害などが無いところを基準に考えているようで、こういった地方のことは意識していないかのごとく感じられるきらいがあります。
　そういえば、新型コロナも今度はブラジル帰りのヒトがまた違う型の変異株に罹患していたことが判明したそうですね。今回の雪害やこういった感染症被害など、厄介な災害がやたらと頻発するようになってきているように感じます。オリンピックもどうするのかわかりませんが、政府はもう少し冗長性をもたせて余裕を確保した政策を立案・実行していかないと、この先やっていけなくなるんじゃなかろうかと危惧いたします。