かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

人出の多寡と感染者の多寡って実際のところどれくらい関係性があるんでしょうね?

2021-01-24 20:03:09 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は6.6℃、昼の最高気温は8.6℃、五條市アメダスの最低気温は6.2℃、最高気温は7.9℃でした。今日は明け方まで雨が残り、その後一旦止みましたが、昼前からまた降り出して、夕方までざあざあ降り続けました。すっかり日が落ちてからふと気づくと雨音が止んでおり、雨が上がったのを確認できました。明日はすっかり天候は回復し、気温も上がってくるようで、明後日などほぼ春と言って相違ない位の陽気になる模様ですが、週末から何度めかの今冬最強級の寒波が南下してくる見込みで、金土日月と厳寒の冬が帰ってくる、という週間予報が出ていました。暖かさに気を許さず、寒さに対応しないといけません。

 さて、首都圏で新型コロナ禍による緊急事態宣言が再発令されて2週間、人出は一向に収まらず、首都圏の繁華街では、前回緊急事態宣言が出されたときの宣言後2週間目に比べて、2〜3倍の人出があった、と報道されていました。まるで人出の多さがコロナ禍が収束しない原因になっているかのような内容の報道でしたが、前回はまだ新型コロナウイルスの性質が今ひとつ明らかでなく、非常に感染性が強くて死亡率や重症化率が高そうで一度罹ると制御できない、難しい、というような暗中模索下であり、政府も学校を休ませ、企業に出勤を控えさせ、娯楽施設や飲食店には休業させるなどする中でマスコミも恐怖を煽る報道を洪水のように発出したこともあって、多くの国民がこのウイルスを大変恐ろしいと感じたことが人出激減につながったのでしょう。それが一段落して、「マスク・手洗い・消毒」の励行が一通り行き渡り、真夏でもマスクをするのが当たり前な生活スタイルが確立して今に至り、感染者数や重傷者数、死亡数などの数字を見せられているうちに、前回ほど過剰な恐れは多くの国民は感じていないのではないかと思われます。マスコミとしては、緊急事態宣言の効力のなさを取りあげたいのかもしれませんが、比較するなら緊急事態宣言前と宣言後でないと意味が無いように思いますし、そもそもその人出の多寡が感染の増減と相関があるのか? というエビデンスを提示しないまま、印象操作だけで恐怖を煽ろうとしているような印象も受けます。まあ首都圏は知りませんが、京都や奈良など、それなりに回復しているとは思いますがやっぱりコロナ禍前に比べれば人出は随分減っているように感じますし、近所のイオンモールの客の入りも控えめな気がします。結局の所緊急事態宣言の有無に関わらず、国民一般気をつけるべきところは気をつけて生活しているというのが実情ではないかと思いますが、そもそも緊急事態宣言って何を強制するわけでもなし、人々の恐怖が薄れている今となってはあんまり意味のないものになっているんじゃないかという気も致します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする