かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

無人戦闘機、とまでは行かないようですが、AI制御で戦闘に関与するなんてなんとも楽しみな飛行機が研究されるそうです。

2021-06-07 20:09:19 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は18.8℃、最高気温は31.5℃、五條市の今朝の最低気温は17℃、最高気温は30.3℃でした。今日は雲が多い晴れの天気でしたが、時折顔を出す日差しはやたら強烈で空気を熱し、奈良市、五條市とも30℃を超えてきました。湿気が多くてとにかく蒸し暑かったのもいかにも6月らしい天気でした。職場にはまだ空調が入らないのでひたすら団扇で仰ぐばかりでしたが、もうこの暑さにヘナヘナと萎れそうです。明日は今日と同じくらいの暑さになるそうなので、水分を小まめに摂って本当に倒れたりしないように注意しませんと。

 さて、以前からニュースは散見されていたように思いますが、防衛省がF2後継機の配備に合わせ、戦闘機と連携して運用するAI搭載の無人機を開発、導入することを検討しているそうです。来年度予算で概算要求して研究開発費を積み上げ、2035年頃には実戦配備したいという考え。運用方法としては、AI搭載の無人機を有人戦闘機に先行して離して飛行させ、敵機や敵ミサイルなどを早期に発見するとのこと。有人機よりも小型化が可能で、製造コストも削減できるとの話です。基本、有人機から遠隔操縦するみたいですが、視認できない距離まで先行させたら操縦も難しくなるので、安定的な自立飛行のためにもAIは欠かせないのだとか。ついに「戦闘妖精雪風」が実現か?! とちょっとばかり心が熱くなりましたが、まだまだそこまでには至らない模様。ただその延長線上には十分有り得る未来なんじゃないでしょうか? ヒトが乗らなければ人体の限界以上のGがかかるような機動も可能になるでしょうし、思い切ったステルス化とか設計も自由になることでしょう。ヒトが乗るスペースが不要になる分かなりの小型にできそうですし、実際運用方法としては有人戦闘機に積んでいって現地で放流する、なんていうようなことも考えられているそうです。まだまだ10年以上先の事で研究次第では見込み無しとして中止されるようなこともありうるかもしれませんが、どんな機体が生まれてどう飛ぶのか、なんとも楽しみな話だと思います。

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