かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

インフルエンザを完璧に抑え込めたと考えれば、これまでのコロナ対策も悪くはなかったのかも。

2021-06-21 20:54:52 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は16.7℃、最高気温は32℃、五條市の最低気温は14.2℃、最高気温は30.4℃でした。今日は午前中は雲多めで日差しも結構陰りましたが、昼以降はしっかり晴れてかなり暑くなりました。梅雨前線は列島の南海上にあって今は大陸側の比較的爽やか目の空気に包まれているはずなのですが、それでいてこの暑さですから梅雨明け後の本格的な夏は果たしてどうなるのか、またも猛暑が予想されているところからして、果たして無事夏を超えられるのか、昨年以上に試練の年になるのかもしれませんね。

 さて、すったもんだした東京五輪ですが、ついに観客1万人を入れて開催することが決まったようですね。大会組織委員会、東京都、政府、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の5者による協議の結果だそうですが、開会式だけは2万人入れるのだとか、参加強制の児童については別枠だとか、色々ゆるゆるの基準だったりするようです。まあ好きにやれば良いと個人的には思いますが、もしもうすぐある都議会選挙で無観客を主張する都民ファーストが圧倒的多数で議会を占めた場合、東京都としてはどう判断し対応するのか、ちょっと興味があります。もっとも、今まで結構やらかしてきたらしい都民ファーストの会の求心力は随分落ちているようにも聞きますし、なかなかそういう光景は観られないかもしれません。
 一方菅総理は、緊急事態宣言を行うような事態になれば無観客もありうると含みを持たしているそうです。果たしてオリンピックを契機として第5波、第6波とビッグウェーブが押し寄せてくるのか、それはそれで観てみたい気もするという、関西人の無責任な感想です。
 ただ、まあ結構政府だとかの関係者も頑張っているんじゃないかと思うのは、インフルエンザの発生がほぼ完璧に封じ込まれているというデータです。毎年多数の患者を出して多くの学校で学級閉鎖を起こし、少なくない数の老人の命を奪って猖獗を極めてきた代表的な疾患が、コロナ以降まるで振るわず逼塞している様子が伺えるのがなんとも微笑ましい限りです。コロナが流行しているとしてもインフルエンザウイルスと拮抗してその感染・発病を阻害するような働きをしているとも思えませんし、コロナ対策でマスクや手指の消毒などが恐ろしいほど世の中の常識となってその結果インフルエンザが振るわなくなったのだとしたら、それはそれで素晴らしいことだと思います。まあ街中のあちこちに当然のごとくアルコールスプレーボトルが置かれ、店に入るたびに検温や消毒を求められる状況というのも過ごしやすいと入れるかどうか疑問はありますが、慣れてしまえば今度は逆に無いと不安になりそうですし、まあ総合すれば悪くない、という程度には言えそうな気も致します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする