かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ついにスーパーカブも寿命を迎えることに! この高燃費バイクの環境適性はヘタな排ガス規制適合品より遥かに高いと思うのですが。

2024-12-10 19:32:42 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は.1.4℃、昼の最高気温は12.8℃、五條市の今朝の最低気温はー1.2℃、最高気温は12℃でした。今朝もまた一段と寒かったですが、朝からよく晴れて気温が上がり、昼間は昨日より暖かくなりました。空気はそれなりに冷たかったですが、日差しがよく届いて、南側の窓際の席などポカポカ陽気でついつい眠気を誘われるような感じでした。昼に急速に曇ってこれはまた夕方パラパラ降ってくるのかと思っていたら15時頃にはまた青空が広がり日差しが届いて、日没まで暖かさが沁みるような1日でした。明日も似たような天気になる模様で、また日中も寒さが厳しく切り替わるのは13日金曜日以降、13日に雨が予報されているので、その後に入れ替わりで寒波がやって来るのでしょうね。
 
 さて、ホンダが排気量50cc以下の原付1種バイクの生産を終えるそうです。その中には、50ccの代表スーパーカブも対象になります。リッター70キロ以上の超高燃費にとにかく丈夫で故障しにくい作り、トルクが太くて走りやすく、世界で1億台以上出荷されたという最も売れたバイクでしたが、来年秋からスタートする排ガス規制をクリアするのが50cc原付きでは採算が合わないとのこと。今後は2種原付の125cc以下級を生産していくとのことです。時代の趨勢には逆らえずとなりましたが、最後のロットとなる50ccのスーパーカブファイナルエディションは、当初予定の生産台数2000台に対して約1万1千台の注文が集まったとのこと。ホンダはこの注文全てに対応し、12日に発売するとのことでした。
 しかし、排ガス規制に対応できないとはいえ、ガソリン1Lで70キロ以上走るというとんでもない燃費など、そんな規制は無視しても良さそうなくらい環境に抜群に優しいと思うのですが、そう考えると実に奇妙な倒錯感を覚えます。我が国のものづくりの最高傑作の一つであり、今もまだまだ旺盛な需要がある工業製品がこうして葬られるというのは、どこか間違っているような気がしてなりません。
コメント
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