かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

医学系バラエティ番組も良いけれど、大学の先生の講義をじっくり視聴するのも悪くないかも?

2008-11-25 22:45:43 | Weblog
 今日は事前の天気予報では晴れだったように記憶していましたが、日が照っていたのはほんの少しで、あとはほとんどどんよりとした鉛色の低い雲が空を覆っておりました。まるで冬空ですが、まあもう雪も降ったわけですし、世間はもう冬といって差し支えないのかもしれません。・・・寒いのは嫌ですね。最近血圧が高めだから余計身に堪える気がして、朝起きるのもだんだん難しくなってきてる気もしますし。

 さて、日本人男性のガンによる死亡原因の第一位、女性でも第三位という肺がんの新しい治療方法が生まれつつあるそうです。自治医科大学http://www.jichi.ac.jp/の研究チームが上げた成果ですが、昨年、同チームが発見した肺がん関連遺伝子が作り出す酵素を阻害する物質を食べると肺がんが消滅する、というなかなか魅力的な研究結果です。この遺伝子は肺がん患者のうち、約5%の人が持っているそうですが、マウスの肺でその遺伝子を発現させて肺がんを発症させたあと、この阻害物質をマウス10匹に1日1回経口投与したところ、投与開始から25日ですべてのマウスのがんが消失したとのこと。まだマウスによる動物実験の段階ですが、副作用も認められず、既に複数の製薬メーカーがこの研究成果を基に治療薬の開発に乗り出しているそうです。わずか5%とはいえ、肺がんを、まさに治療することのできる薬ができるかもしれない、というのは、大したものだと思います。これまで肺がんの治療薬として「イレッサ」がありましたが、かなり強い副作用があるそうですし、効果のある患者も限られるそうです。それに対してこの阻害物質は別のタイプの肺がんへ効果が期待できるとのことで、今後治療の選択肢が増えることは、手放しで歓迎できる話でしょう。あとはなるだけ早く治療薬として開発してもらって、とっとと厚生労働省が認可するよう、祈るだけですね。
 ところでこの自治医科大学の図書館では、ビデオオンデマンドで先生達による公開講義が視聴できるサービスを行っています。ためしに一本再生してみましたが、きっちり一時間以上、無料で講義が視聴できるみたいです。現在、236本公開されているそうですので、そのうち面白そうなのを探して勉強がてらネタ探しがてら、観てみようかと思います。
 他の大学にもこういうのがあったりするんでしょうか? もしあるのなら、文系理系問わず色々見たり学んだりしたかったりするのですが、経済学と法学だけは、いかに豊富なコンテンツがあったとしても、近づくことはないでしょうね。


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