カーク船長今度は本物の宇宙空間へ！ しかし、９０歳が飛んでいけるとは、すごい時代になったものです。

　今朝の奈良市の最低気温は１７．３℃、最高気温は２７．４℃、五條市の最低気温は１７．４℃、最高気温は２６．７℃でした。今日は天気は良く、朝から青空が広がったのですが、妙に肌寒く、午前中は室内にいて窓から風が流れ込んでくると、思わずもう一枚羽織りたくなるような冷たさを、空気に感じました。午後は気温も上がってきたためか震えるような寒さは覚えなくなりましたが、週末から気温が下がるということからしても、そろそろその先触れで空気が冷えてきているのかもしれません。しかし、予報されている日曜日と土曜日の最高気温の差が１０℃もあるのですが、そんな季節の変わり方ってありなのでしょうか？　何か間違っている気がしてなりませんが、とにかく風邪を引いたりしないように、というより私なら心臓に負担がかかりすぎないように、注意するよりありません。

　さて、衆議院ついに解散しましたが、とりあえず私の選挙区でどんなヒトが出てくるのか、といってもあまり変わり映えしそうになくて選択肢に乏しいのが地方の哀しさなのですが、とにもかくにも状況を見ているよりありませんから、まずは選挙ポスターから見てみることに致しましょう。しかし、国政選挙ももう少し都会並みに地方民が楽しめるようにする事はできないものかといつも考えてしまいます。まあ選挙の話は投票日までは置いておくとして、ジェームズ・Ｔ・カーク船長ことウィリアム・シャトナー氏が、ついに宇宙に挑戦、無事地球に帰還したとのこと。ブルー・オリジン社の宇宙旅行で１１分間の短い経験だったようですが、なにより９０歳になるヒトが宇宙船で大気圏外に出ることができるという現時点の到達点が自分には衝撃的でした。かつて宇宙は厳しい訓練を重ねた一握りのエリートしか到達できない遠い遠い世界だったのに、いくら年齢に比べて若々しいとは言え、平均寿命を大きく超えている御老体が難なくたどり着けるようになっているとは。残念ながら月基地も出来ていなければ民間人が自由に行き来できる宇宙ステーションなどもまだ遠い夢の彼方ではありますが、こうして少しでも宇宙が身近になりつつあることを実感できる日が来ているというのは実に感慨深いものがあります。ただ、もう少し安くなって欲しいと思わずにはいられません。さすがに今の運賃では、それこそ宝くじにでも当たらない限りは払えそうにありませんから。私の寿命があと２、３０年として、その間にどこまで安くなり、宇宙が身近になっていくか。それを眺めながら年をとっていくのも悪くない老後な気がしました。