昨日の朝の奈良市の最低気温は15.5℃、最高気温は27.3℃、五條市の最低気温は13.7℃、最高気温は27.2℃、今朝の奈良市の最低気温は15.8℃、最高気温は28.7℃、五條市の最低気温は13.5℃、最高気温は29.3℃でした。昨日は快晴の一日、今日は午前中はよく晴れましたが、午後には雲が出てきて、夜になって雨が降り出しています。この雨を境に、空気がガラッと晩秋へ向けて切り替わる模様です。
さて、昨夜は「宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ちTAKE OFF」を観に、大阪まで出かけました。おかげで帰りは遅くなりブログ更新は出来ませんでしたが、映画の方は大満足でした。2202のときの終盤のモヤモヤしたものを吹き飛ばす出来で、2時間少々の上映時間が実に短く感じた次第です。
前作の終盤が、というか前作の一貫して気に入らなかったのは、終始主人公たる古代進がさんざ迷って惑ってウジウジグズグズし続けているのが、観ているコチラとしてはひたすらやきもきさせられたことです。古代進の成長を描くためには必要な描写だったのかもしれませんが、ああも最初から最後までやられては、観客としてはいい加減うんざりです。しかも絶対強者たるズォーダー大帝までも、蓋を開けてみればただのひねくれものな破滅主義者でしたし、なんなんだこのガラスのハートたちは、とイライラしたのでした。国民投票でヤマト回帰に賛成票を投じるという甘々な暴挙もまるで理解できませんでしたし。まあ今どき全滅エンドも無いでしょうが、ただの娯楽作品に気持ち悪いただの自己満足にしか見えないものを軸に据える必要などあったのか、と未だに疑問に思っています。出すにしても、もう少し表現のしようがあったのではないかと思うのです。
まあ前作への愚痴はともかく、本作はそのフラストレーションを払拭する出来で、大変満足でした。古代艦長の成長ぶりがしっかりと描かれて前作への不満も大分解消されましたし、旧作でデスラー艦隊がどう観ても不利にしかならないイスカンダルの海面に降りて防空戦闘をするという理不尽な描写が、その必要性を無理なく描写してあったりもして、前作、旧作の不満をほぼ解消出来たのでした。
あと、映画を観ながら、白色彗星帝国は先にボラー連邦を襲うべきだったんではないかと愚にもつかない事を考えていました。それと、23世紀初頭でも家庭の団らんは「お茶の間」という単語で通じるんですね。下手をすると21世紀初頭の若者にはこの単語はなんのことか理解されないんじゃないかと危惧したもので、妙に引っかかりました。
次は2月ですね。相変わらず上映館が限られていて地方民にはいささか面倒ですが、たまに都会に出る機会と考えて、楽しみに待ちましょう。
さて、昨夜は「宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ちTAKE OFF」を観に、大阪まで出かけました。おかげで帰りは遅くなりブログ更新は出来ませんでしたが、映画の方は大満足でした。2202のときの終盤のモヤモヤしたものを吹き飛ばす出来で、2時間少々の上映時間が実に短く感じた次第です。
前作の終盤が、というか前作の一貫して気に入らなかったのは、終始主人公たる古代進がさんざ迷って惑ってウジウジグズグズし続けているのが、観ているコチラとしてはひたすらやきもきさせられたことです。古代進の成長を描くためには必要な描写だったのかもしれませんが、ああも最初から最後までやられては、観客としてはいい加減うんざりです。しかも絶対強者たるズォーダー大帝までも、蓋を開けてみればただのひねくれものな破滅主義者でしたし、なんなんだこのガラスのハートたちは、とイライラしたのでした。国民投票でヤマト回帰に賛成票を投じるという甘々な暴挙もまるで理解できませんでしたし。まあ今どき全滅エンドも無いでしょうが、ただの娯楽作品に気持ち悪いただの自己満足にしか見えないものを軸に据える必要などあったのか、と未だに疑問に思っています。出すにしても、もう少し表現のしようがあったのではないかと思うのです。
まあ前作への愚痴はともかく、本作はそのフラストレーションを払拭する出来で、大変満足でした。古代艦長の成長ぶりがしっかりと描かれて前作への不満も大分解消されましたし、旧作でデスラー艦隊がどう観ても不利にしかならないイスカンダルの海面に降りて防空戦闘をするという理不尽な描写が、その必要性を無理なく描写してあったりもして、前作、旧作の不満をほぼ解消出来たのでした。
あと、映画を観ながら、白色彗星帝国は先にボラー連邦を襲うべきだったんではないかと愚にもつかない事を考えていました。それと、23世紀初頭でも家庭の団らんは「お茶の間」という単語で通じるんですね。下手をすると21世紀初頭の若者にはこの単語はなんのことか理解されないんじゃないかと危惧したもので、妙に引っかかりました。
次は2月ですね。相変わらず上映館が限られていて地方民にはいささか面倒ですが、たまに都会に出る機会と考えて、楽しみに待ちましょう。
私には、第2バレラスの一部を切り離して首都に落とした時のデスラーって虚無感に取り憑かれて自暴自棄になっていたようにしか見えなかったのに、ここに来ていつの間にか種族の未来を憂える憂愁の帝王と化しているのが引っかかりました。民族の未来を憂えていたなら、一体あの時なんで第2バレラス落としたりしたんでしょう?