かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

『整備ミス強まる』との見出しは、原因確定してからはっきり書いた方が良かったんじゃないでしょうか?

2007-08-22 22:58:40 | ドリームハンター麗夢
 昼間の相変わらずな暑さに『一雨着てくれないかな?』と頭上のそこここに浮く白い雲をぼんやりと見上げておりましたが、結局一日雨はなく、夕刻、帰り道で遠いかなたでピカピカと雷の瞬きを拝むのが精一杯でした。この分では当分雨は望めそうにもないな、とおもっておりましたら、今日もそろそろ終わろうという今頃になって、急に雷がごろごろと蠢きだしたかと思うと、ざあぁっ! とアスファルトを打ち付ける雨音が鳴り響き、でもそれも10秒ほどでたちまち静かになって、今はおどろおどろしい地鳴りのような雷が頭上でうなるばかりです。降るなら思い切ってしっかり降ればいいのに、と今書いている尻から、また雨がさんざめき始め、窓から、アスファルトが濡れたときの涼しげな匂いが流れ込んできました。まるで私の書く日記の内容を見て意地悪しているかのようなお天気です。でもとりあえずこれで今夜は随分しのぎやすくなることでしょう。雨も雷も、バイクで走っているときに遭わなければ結構うれしいものです。

 さて、夕刊を見ておりましたら、先日の沖縄の空港であった旅客機炎上事故、どうやら整備ミスらしい、という話が載っておりました。エンジンと燃料タンクをつなぐ金属管の接合部で、パッキンやら締め付けボルトやら幾つか候補があるみたいですが、不具合が生じて燃料が漏れ出し、まだ冷えていないエンジンで引火した、という筋書きのようです。この飛行機は7月に年一回の定期点検、8月には飛行500時間ごとの点検が行なわれており、そのときには不具合が発見できなかったとのことですが、もし新聞に書いてある通りの事情だったとしたなら、結構前から微妙な不具合があって、それが蓄積してついに破綻した、と考えられるわけで、定期点検等で見つけられなかったというのは問題があるんじゃないか、とも思いました。とは言え、まだ事故から時間が経っておらず、整備ミス説も今のところそういう可能性がある、というレベルの仮説の域を出ていないんじゃないのでしょうか。まあ今回の場合、地上で燃えたために事故機の部品等は皆そこに揃っているため、調査そのものもスムーズにいっているのかもしれませんが、マスコミと同じくして即断するのは気が早いんじゃないかと思います。それに、本当の問題は仮に整備ミスだったとしても、どうしてそういう整備ミスが生じたのか、そして、どうしてそのミスの発生をチェックできなかったのか、という問題にメスが入れられない限り、真の安心安全には到達できないでしょう。台湾の航空会社に対して日本の事故調査委員会がどこまで突っ込んだ話をできるのか、注目したいと思うのですが、いつまでこの事故についてマスコミが報道を続けてくれるのかはなはだ疑問なので、結局どのような結果になったのか、私には知る由もないかもしれないですね。

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