かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ブラック・ボックスの記録が事故直前4分間分保存されていなかったなんて、一体何が起こったらそんなことになるんでしょうか?

2025-01-11 21:09:26 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は1.1℃、昼の最高気温は7.5℃、五條市の朝の最低気温は 0.2℃、昼の最高気温は5.9℃でした。今日の日中は比較的雲が多い晴の空模様で、日差しは頻繁に途切れるものの、雨や雪が降ってくるようなこともなく、風も昨日よりもずっと穏やかでした。ようやく寒波も抜けて日本海側の筋状の雲も見えなくなりつつあるようですが、15日頃から次の寒波がやってくるようです。多分今後は春まで数日おきくらいに寒波が来て、列島を冷やしていくのでしょう。寒い日は暖房の効いた部屋に籠もっておくに限りますね。

 さて、韓国・務安国際空港で起きた旅客機事故から、明日で2週間になろうとしていますが、韓国の航空鉄道事故調査委員会が今日発表した内容によりますと、この事故で回収されたブラック・ボックス内のフライトデータレコーダーとボイスレコーダーの双方について、事故直前の4分間分の記録が保存されていなかったとの事です。当初、一部破損でデータの取り出しは米国へ持ち込まねばならないという話だったと記憶していますが、その調査の結果データが無いということがわかったということなのでしょうね。
 しかしこれで、事故の原因が難解なものになってしまったんじゃないでしょうか? 当該機の機体は例のコンクリートブロックに激突して炎上してしまいましたし、機体最後部にいた生存者2名の記憶だけではとても事故時に何があったか追いきれないと思います。なんとも厄介なことになってしまった気がしてなりませんが、そもそもフライトレコーダーやボイスレコーダーに記録されないなんてことが起こりうるのでしょうか? 装置が失われたり破損したりして読めなくなったということは過去にもありましたが、肝心の事故直前の記録だけがすっぽり記録されないなんて素人には想像もつきません。もっとも航空機事故の専門家なら、その事自体をヒントに、事故直前4分間に起こったと思われることを再現できたりするのかもしれません。また、粉々に砕け散り燃え盛ったとはいえ全てが焼失したわけではないでしょうし、残った機体から事故原因が読み取れたりするのかもしれません。いずれにせよ、今は残された痕跡からできるだけ事故について迫る事ができるのを祈るしかありません。
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