かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

春が早く秋が遅くなっているのは、地球温暖化のせいでいいんでしょうか?

2008-04-09 22:20:29 | Weblog
 今日は早くも雨が降ってきました。予測というか願望というか、私はあと12時間位経ってから降り始めるんじゃないか、と勝手に思っていましたので、結構まとまった雨になっていることに、意外な感じがしてなりません。願望としては、昨日の夜、サボテンに水をやったので、せめて明日未明くらいまでは降らずにいて欲しかったのですが。天気予報を見ると、明日、明後日と雨が続くみたいです。気候の良いときの雨はバイクで走っていてもいっそ気持ちのよいくらいの物ですが、濡れた合羽やグローブが乾かないというのは少々厄介な話ですね。

 さて、気象庁の分析によると、2004年までの半世紀に、桜の開花がおよそ4.2日早くなっているのだそうです。他にも、ツバキ9.4日、タンポポ6日、サルスベリ5.8日など、いずれも全国平均で早くなっているのだそうな。イチョウの発芽も3.2日早まっており、植物の生育全般に、早い春の訪れが影響していることを示唆するデータが出てきているのだとか。
 反対に秋の訪れが遅くなっているとのことで、たとえばイチョウの色づきが10.7日、カエデは15.6日遅くなっているとのこと。

 その原因は地球温暖化で、 日本の気温自体、このところ、100年当たり1.1℃の割合で上昇しており、着実に温暖化が進んでいることは明らかで、温暖化防止策をさらに進めていく必要があると指摘されています。
 今冬はそれなりに寒かったですが、ここ10年くらいと昔の記憶とを比べてみると確かに冬自体が暖かになってきているような気もしますし、逆に夏は暑くなっているような気もいたします。地球全体がどうかはともかくとして、日本の気温が上がってきているのはほぼ間違いない事実なのでしょう。
 ただ、その現象に対して、いわゆる温暖化対策がどれだけ意味があるのか、私は少々疑っております。過去にも地球は温かになったり寒くなったりを繰り返しており、近いところでは、平安時代から鎌倉時代ごろの日本は随分暖かだったようですが、江戸時代には冷え込んで凶作になったりもしていました。そういう、大きな気候変動の流れと、今の性急ともいえる、人間の活動による温暖化の話とがどれだけかかわりを持ち、どっちがどれだけの大きさで影響しているのか、今ひとつ定量的な話が聞こえてこないような気がするのです。温暖化とは別に、省エネというのは資源小国である我が国においては常に意識せざるを得ないことですが、それに温暖化、という話がくっついてくると、どうも少し胡散臭く感じるというか、その根拠について、もう少しきっちりした話を聞いてみたくなるのです。環境問題自体がなにやら利権構造化しているという話も聞こえてくる昨今、そういうお金の絡む話は少し横においておいて、純粋に科学研究の話として、そもそも地球温暖化とは何なのか、その原因、そしてそれを人間はコントロールできるのか、というあたりがどこまでわかっているのか、を判りやすく解説してくれるような内容の話を聞いてみたいものです。


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