本日の最高気温は、32.7℃。午後2時6分のアメダスの記録ですが、午前中干していた布団を陰で冷ましてから部屋に取り入れて寝転がっているうちに思わず眠り込んでしまい、かなりしっかりと昼寝をしてしまいました。昼寝中は扇風機で微風を送り込んでいたせいもあってか、あまりそんな暑いと感じる事もなく、日中を過ごしました。その代わり、夜になってから少し蒸し暑さを覚えています。九州西岸を北上する台風12号の余波なのか、今夜から明日にかけては雨模様の天気ですし、それで大気が大分かき混ぜられるのか、来週はしばらくぐずついた天気になるようで、直接的な暑さは和らぐものの、かえって蒸し暑くなるかも知れず、今日という休日に布団を干せたのはまさに僥倖でした。
さて、高市早苗総務相が、先のNHKワンセグ裁判の一審敗訴についてコメントを出し、「従来から、ワンセグ付きの携帯電話も受信契約締結義務の対象だと考えている」とのたまいましたが、我が奈良県選出の保守系国会議員としてそれなりに頼もしく思っていた方の言葉としては失望を禁じ得ない発言でした。まあ総務省としてはある意味当然の主張ですし、高市大臣がその主張を外れて勝手な事を言える立場でもないでしょうからしょうがないといえばしょうがない話ではあるのですが、もう少し一審敗訴という結果を踏まえた上で、国民との対話を重視する姿勢を示し、議論の余地を残す発言をされても良かったんじゃないか、と思います。まだ一審でしかないというのもあるでしょうし、総務省としてもNHKの受信契約の問題なんて、携帯通信全体の話からすれば全然大きな問題でもないのでしょうから、この程度の定型句なコメントを出してお茶を濁しておけば十分という判断なのかもしれませんが、今後数年、恐らくは間違いなく最高裁まで争われる裁判となる以上、その議論はイチ受信料のみの問題にとどまらず、NHKという組織そのものや、公共放送というもののあり方も問われるように議論が広がっていく可能性が高く、総務省としても通り一遍な対応では済まなくなるのが目に見えているように感じられます。まあ高市大臣はそんな議論が沸騰した頃には既に総務大臣の席には居ないかもしれませんが、ひょっとしてひょっとしたら総理を含む重要閣僚に名を連ねているかも知れず、そう考えるといくらお茶を濁したいにしても、含み位は持たせた発言をしておいてもよかったろうに、と少し残念に感じました。そんなことをしたらしたでまたマスコミが話を大げさかつ紋切り調に取り上げてしまう危険もあるでしょうから難しいかもしれませんが、かなりデリケートな問題になるかもしれないNHK関連の話題には、政治家として言葉を選んで警戒をしておいて損はないだろうと思うのです。
結局、ネット社会の到来を予期していないどころか、衛星放送やデジタル化多チャンネルすら想定していなかった時代の法律で今現在を何とか律しようというのが土台無理な話で、この裁判はそんなもろもろの問題についてしっかり色々な議論を興すのに丁度いい機会だったのではないでしょうか? その提議をなしうる総務大臣がお座なりな発言しかしないというのがなんとも残念でしょうがありませんでした。
さて、高市早苗総務相が、先のNHKワンセグ裁判の一審敗訴についてコメントを出し、「従来から、ワンセグ付きの携帯電話も受信契約締結義務の対象だと考えている」とのたまいましたが、我が奈良県選出の保守系国会議員としてそれなりに頼もしく思っていた方の言葉としては失望を禁じ得ない発言でした。まあ総務省としてはある意味当然の主張ですし、高市大臣がその主張を外れて勝手な事を言える立場でもないでしょうからしょうがないといえばしょうがない話ではあるのですが、もう少し一審敗訴という結果を踏まえた上で、国民との対話を重視する姿勢を示し、議論の余地を残す発言をされても良かったんじゃないか、と思います。まだ一審でしかないというのもあるでしょうし、総務省としてもNHKの受信契約の問題なんて、携帯通信全体の話からすれば全然大きな問題でもないのでしょうから、この程度の定型句なコメントを出してお茶を濁しておけば十分という判断なのかもしれませんが、今後数年、恐らくは間違いなく最高裁まで争われる裁判となる以上、その議論はイチ受信料のみの問題にとどまらず、NHKという組織そのものや、公共放送というもののあり方も問われるように議論が広がっていく可能性が高く、総務省としても通り一遍な対応では済まなくなるのが目に見えているように感じられます。まあ高市大臣はそんな議論が沸騰した頃には既に総務大臣の席には居ないかもしれませんが、ひょっとしてひょっとしたら総理を含む重要閣僚に名を連ねているかも知れず、そう考えるといくらお茶を濁したいにしても、含み位は持たせた発言をしておいてもよかったろうに、と少し残念に感じました。そんなことをしたらしたでまたマスコミが話を大げさかつ紋切り調に取り上げてしまう危険もあるでしょうから難しいかもしれませんが、かなりデリケートな問題になるかもしれないNHK関連の話題には、政治家として言葉を選んで警戒をしておいて損はないだろうと思うのです。
結局、ネット社会の到来を予期していないどころか、衛星放送やデジタル化多チャンネルすら想定していなかった時代の法律で今現在を何とか律しようというのが土台無理な話で、この裁判はそんなもろもろの問題についてしっかり色々な議論を興すのに丁度いい機会だったのではないでしょうか? その提議をなしうる総務大臣がお座なりな発言しかしないというのがなんとも残念でしょうがありませんでした。