かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

本当にその選択でよかったのか。いずれ歴史の審判を観て、今日を顧みると致しましょう。

2016-09-15 23:13:57 | Weblog
 本日の最高気温は、27.2℃。9月も中日を迎えた今日は、もうそろそろこの夏の暑さを記録するための最高気温書きとめをやめても良さそうですね。連休中にやってくる台風16号が行けば、多分一気に秋めいてくるでしょうし、暑さでうんざりすることはもう無いんじゃないかと思えます。
 もっとも、台風が直撃すればもちろん、かすめるだけでも秋雨前線が活発になって大雨になりそうですので、気温をチェックするのはやめても、天気の方はしばらく注目せざるをえません。早く安定した気持ち良い気候になって欲しいものです。

 さて、民進党、下馬評通り蓮舫代表に決まりましたね。まさに鎧袖一触の圧勝でのスタートを切りましたが、さて、民進党中興の祖となれるか、はたまた退潮を防げなかった悲劇のヒロイン? もしくは加速させた滅びの元凶として記録されることになるのか、あるいは一瞬で消えて記録にも記憶にも残らない徒花の一つに埋もれるのか、それはこれからの活躍ぶりにかかっていると言えるでしょうが、なかなか前途は険しいでしょう。圧勝と言ってもそのほとんどは全国の党員の票で、国会議員票は約半分しか得られていません。二重国籍問題はかなり楔になって党内に打ち込まれたかも知れませんし、これから民進党の分裂・解体が始まったとしても不思議ではない危うい状況とも見えないこともないです。 翻って与党自民党の安倍政権は、色々言われつつも国民の支持率は未だ堅調で、簡単に落ちる気配がありません。第1次の時と違って、安部首相にはもはや健康面の問題は感じられないようですし、その牙城に迫るのは容易では無いでしょう。
 これから国会が始まれば、仮に与党から攻められなくても、日本維新の会が表明しているように、他の野党から攻撃を食らう可能性があります。今までのように、ただ与党を攻めてばかりも居られなくなるかもしれません。それらと戦って、勝って生き残れるのか。民進党の正念場が早くもやってきそうな感じがした、党首選でした。




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アルミテープで運転性向上? 技術屋ならもう少し客観的な指標で話をして欲しいです。

2016-09-14 20:56:41 | Weblog
 今日の最高気温は27.3℃。ついこの間まで30℃超えが当たり前だったのが、このところ大きく変化しています。ただ天気の方は曇後雨の生憎な空模様で、気温の割には蒸し暑さを覚える、まるで梅雨のようなうっとおしさがありました。台風もまた近づいてきていますし、晴れ間が観られるようになるのは来週以降に持ち越されるようです。多分その頃には空気はすっかり入れ替わり、本格的な秋を迎えることでしょう。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものだとつくづく感心します。そうなると今度はサボテンの植え替えを検討しなければなりませんが、ちょうど秋休みにもなりますし、温室の改造も含めて、じっくり園芸に取り組む秋になりそうです。

 さて、トヨタ自動車がスポーツカー「86」を大幅マイナーチェンジ(この言葉もどうなの? と少々問い詰めたくなる変な感じがする言葉ですが)するのに合わせ、新型に新しい技術が搭載されることになりました。車体にアルミテープを貼ることで空力コントロールを改善し、操縦安定性の向上を実現する、という驚異のテクノロジーです。
 トヨタの説明する理屈によると、プラスに帯電した空気中を走行することで車はプラスに帯電しやすくなり、車体周りの空気の流れが剥がれやすくなって乱れ、その結果として、十分なエアロダイナミクス効果が発揮されなくなるとのことです。これに対し、車体にアルミテープを貼ると、そのアルミが車体にたまったプラスの電荷を放電し、空気の流れが整って、タイヤ接地圧の向上やロール制御、そうだ応答性などが改善するとのことです。
 今回の新86の車体には、計3か所にアルミテープが貼られており、アルミテープの有無で誰にでも実感出来るほど顕著な効果が得られるとのこと。その効果は、スポーツタイプのようにもともと優れた空力設計で作られた車よりも、箱形の車体の方がより明らかな効果が出るそうです。
 ・・・うーん、天下のトヨタのいうことですから何か根拠がありそうな気がするのですが、どうしても眉唾以上の言葉が出てきません。そもそも空気は絶縁体ですし、アルミで放電できて車体のベースであるスチールで放電できない理由もよく判りません。それに、それだけ空力特性が変化するなら当然燃費などにも影響が出てきそうなものですが、そんな誰が観ても理解できる客観的なデータは出てきてないようです。空気の影響で帯電したボディの影響で空気の流れが剥離するというのなら、より高速で空気との摩擦を起こし、かつ空気の流れの剥離が即失速につながる飛行機でこそ実用化されるべき技術であろうと思いますし、空気の流れの乱れで困るのは新幹線やリニアモーターカーなどの高速鉄道もそうでしょうから、効果があるなら是非検討すべきだと思うのですが、寡聞にしてそのような話は今のところ見つけることができないでいます。少なくともトヨタは、車を一台突っ込める空力検査用の風洞でも使って、実際にアルミテープの有無で車体周りの空気の流れの剥がれ方や乱れ方が変化するのかを検証したうえで、話をして欲しいと思いますし、実地テストするなら、2重盲検法に則り、アルミテープの有無を被験者がわからないようにした常態でテストすべきでしょう。
 技術として本物なら素晴らしい成果になるだけに、単に86を売りたいためだけに使うのは実にもったいない話です。

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戦艦陸奥の巨大な主砲が横須賀に展示されるそうです。

2016-09-13 20:03:42 | Weblog
 本日の最高気温は25.2℃。30℃を割りこむどころか、一気に秋めいた気温になってしまいましたが、体感的にはかなり蒸し暑く、不快な一日になりました。
 今朝未明にはゴロゴロと雷が唸りを上げ、ザザッと雨も降り、暗いさなかに目が覚めてしまいましたが、その後1日中雨が振り続けたのが不快な原因になったのだろうと思われます。真夏の酷暑の折には、雨が降れば気温が急降下して過ごしやすくなるので、まさに慈雨そのものだったのですが、この時期になってくるとあまり雨が降り続くのは嬉しいものではありません。明日は午後に一雨あって一段と蒸し暑くなりそうなので、今朝の寝不足を今夜のうちにしっかり解消して、体力の回復に努めておきたいと思います。

 さて、大戦中の昭和18年、柱島泊地で謎の爆発事故を起こして瀬戸内海に沈んだ戦艦「陸奥」の16インチ主砲の砲身が、このたび船の科学館から横須賀市のJR横須賀駅に近いヴェルニー公園に移され、本日設置作業が執り行われたとのことです。今後、塗装を新たに行い、周辺も整備して、来年3月には一般に公開される予定担っているのだそうです。長さ18.8メートル、重さ102トンという巨大な鉄の塊が鎮座する様子は、さぞかし壮観なものがあるでしょう。確か嵐山に展示されていた頃一度観た記憶が微かにあるのですが、まだ幼かったせいかあまりはっきりと覚えておりません。また、船の科学館は、展示されていた二式大艇を見るために一度訪れようと思っているうちに無くなってしまったため、結局行かずじまいになっていました。陸奥の主砲身があるとはつゆ知らず、今回のニュースで初めて知ったような次第で、ちょっともったいないことをしました。
 でもまあ、3月まで待てば新品のような美しさを取り戻した砲の姿を見ることができるのですから、まだしも幸運だったと言えそうです。ついでと言うとなんですが、久しぶりに戦艦三笠の雄姿も一緒に拝みに行けたらいいな、と考えています。とりあえずは春の予定を調整して、上京費用も稼いでおかないといけませんね。


 
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民進党はつくづく候補者選びを間違えたと感じさせる、小池ー宇都宮会談の様子でした。

2016-09-12 22:06:50 | Weblog
 本日の最高気温は30.8℃。ただ、朝からどんよりと曇り空で居つ雨が降り出すか判らないという空模様の中、気温以上に蒸し暑さを覚える1日でした。結局、雨は降らずに終わりましたが、明日以降もいつ雨が降るか判らない、うっとおしい天気が続くようです。そんな中、今日は奈良市の某大学の先生と打ち合わせ&親睦会で、一杯引っ掛けてきました。ようやく酔いが冷めてきましたが、なかなかに楽しいひと時でした。これで今日が金曜日なら、何の心配もなく布団に潜り込めるのですが、明日火曜日に差し支えないようにしようと思うと、色々と気を使わねばなりません。何はともあれ、早く休んで体調の回復を期することですね。

 さて、都知事選挙で革新系有力候補として取り沙汰されながら、その椅子を老ジャーナリストに奪われ、戦わずして革新系の大惨敗を見るよりなかった悲劇の候補者宇都宮健児氏が、小池百合子都知事と8月30日に面談していたそうです。目的は、「希望のまち東京を作る会」代表として、10項目に渡る知事への要望を連ねた「要請書」を手渡すことで、その席で会談が行われたとのことでした。
宇都宮氏はこれまでも要望書を新都知事に提出していたそうですが、歴代の知事は担当の課長に任せて宇都宮氏との直接面談を拒んでいたそうで、今回の小池知事の対応を「画期的」と評価されたそうです。小池知事からも宇都宮氏に対して都に絡む疑念を明らかにしていくために協力して欲しいと依頼され、是々非々で対応する、という大人な返事で、一定の信頼関係を結ばれたように感じました。そもそもの要望書の内容も、今懸案になっている築地市場の豊洲移転の件などを含め、横田基地へのオスプレイ配備反対など少々理解できないものも無いではありませんでしたが、おおよその線で都政に役立つ内容ではないかと思われます。
 政治家たるもの、選挙が終われば必要に応じてこのように協力できるところは協力し合える関係を構築するというのも大事ではないか、と感じられる会談でした。何より宇都宮氏に教条的・狂信的な姿勢が観られず、しっかり対話を試みられていた点は、その主張に対する賛否はともかくとして、大変好感を抱きました。
 民進党は、つくづく候補者選定を誤ったな、と思わずにはいられない、紳士的かつ建設的なヒトであったと思います。
 どうやら東京都は巨大な予算と機構に紛れて厄介な寄生虫に蝕まれているようですが、この二人が本当に協力しあう事ができるのなら、案外早く寄生虫の駆除と常態への回復がなされるのではないか、と希望を感じさせる今回の会談でした。


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スズメバチが暴れだす季節がやって来てガクブルです。

2016-09-11 21:25:22 | Weblog
 今日の最高気温は31.4℃。9月も1/3過ぎましたが、まだまだ晴れるとしっかり気温が上がります。しかも秋雨前線が北上しているためか、今夜は昨日までに比べ一段と蒸し暑く感じられます。今週一週間は前線の影響でぐずついた天気が続くようですが、早く天気が改まって本格的な秋を迎えたいです。

 さて、秋は基本的に好きな季節ですが、一つ厄介なことがあるとしたら、スズメバチの凶暴化でしょうね。これからしばらく、ネットで「刺された」「襲われた」といった記事が散見されるかと思うと気が重くなります。
 今日も岐阜県飛驒市でマラソン大会中に115人が刺される自己がありました。コース途中の橋の下にキイロスズメバチの巣があったとのことで、そこを渡った参加者らが次々刺されたそうです。幸い被害者の症状は軽く、数名が市民病院で手当を受けたのみで大会もそのまま続行されたとのことですが、場合によってはアナフィラキシーショックで倒れるようなこともありえたわけですから、単に運が良かったというしかありません。
 スズメバチはその存在自体なんでこんな凶悪なものがいるのだろう? と強く疑問を覚えるほど厄介な生き物ですが、秋に凶暴化するというのも大変困った奴です。それにしても、昔はあまり居なかったように感じるのですが、スズメバチやアシナガバチによる死者数が記録されている厚生労働省の人口動態調査によると、この30年の間に年30−40名から20名前後まで被害者が減少しています。まあその間にスズメバチ被害に遭いやすい中山間部の人口も激減していますから、被害の減少はそもそもの母数の減少のせいである可能性が高そうです。
 なので山にはなるべく近づかないようにしたいところなのですが、このところ厄介なのは、中山間部の田舎から少し都会に寄った、ニュータウンが切り開かれたようなところ、すなわち我が家のようなところで飛んでいるのをよく見かけるような気がすることです。近所の山には巣がありそうですが、まさか周辺の住宅の軒先とかに巣があったりしないかと恐れおののいています。
 幸いなことにこれまで一度も刺されたことは無いのですが、いつやられるとも限りませんし、花粉症やらバナナアレルギーやら色々困った免疫機構を持っている私としては、命にかかわるリスクは極力負いたくないので、このまま刺されずに天寿を全うしたいのです。

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結局小泉政権の肥やしの運命だったというのは、やっぱり受け入れがたいものでしょうか?

2016-09-10 23:09:48 | Weblog
 奈良市の今日の最高気温は30.4℃。ただ、今日は名古屋の某大学で開催されたとあるシンポジウムに参加するため朝から出かけていたので、自分が晒されたのは最高気温32.2℃の蒸し暑さでした。都会はまだまだ暑いですね。久しぶりに地下鉄でラッシュというのを経験しましたし。朝夕の冷え込みと効きすぎる空調を警戒して上着を用意していきましたが、ほとんど手荷物になってしまいました。まあ寒すぎる空調で風邪をひく危険性を鑑みれば、少々荷物になるくらいは甘受すべきではあります。行きの電車ではそれなりに役に立ちましたし。
 
 さて、自民党で大臣や党の重職を歴任し、一時は首相に最も近い男の名をほしいままにした、政界のプリンスこと加藤紘一氏が、肺炎で亡くなられたとのことです。享年77歳、平均年齢からしたら少しばかり早いですが、まあ大往生と申し上げて良いかと思います。東大から外務省、そして国会議員へと超エリート街道をまっしぐらに突っ走った、多分相当頭のキレるヒトだったのでしょうが、切れすぎたのがいけなかったのか、あるいは頭のキレほどには度胸が欠けていたのか、はたまた運が足りなかったのか、20世紀終盤の絶頂期に小渕総理に挑んで失敗して主流派から干され、更に「神の国」発言などの失言や主要閣僚のスキャンダルで迷走し始めた森首相に野党が出した不信任決議案に同調して倒閣を狙った「加藤の乱」では、野中広務幹事長の切り崩し工作に対抗できずこれもあえなく失敗。結局、その後の小泉純一郎台頭の流れを生み出したという歴史的役割を終え、政界での影響力を失っていったという、その姿には自業自得の面もあるにせよ、全体としては悲運のヒトと言えそうです。
 結局小泉氏との差は何だったんでしょうね? 盟友山崎拓氏が週刊誌のインタビューに答えた内容によると、加藤氏は秀才で小泉氏は奇才だったそうですが、小渕・森総理でガタが目立ってきた自民党政権という緊急時には、秀才型の治世の能臣より何をしでかすかわからないが何か期待させるものがある乱世の奸雄が望まれた、ということなのかもしれません。登場が10年早ければ総理の椅子に手が届いていたかもしれませんが、これも巡りあわせというよりないのでしょう。
 ご冥福をお祈りすると致しましょう。

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ラニーニャ現象が発生した模様! で、日本の気候はどうなるの?

2016-09-09 20:30:10 | Weblog
 今日の最高気温は29.9℃。昨日と違い、しっかり1日晴れていたにも関わらず、ついに30℃を割り込みました。明日も晴れて良い天気になりそうですが、空気はさわやかな気持ちのよい晴れになりそうです。しかしそれも明日までで明後日日曜日からはぐずついた天気になる模様。いわゆる秋雨というやつですが、この雨が過ぎるといよいよ本格的な秋の訪れとなるようです。
 
 そんな中、気象庁が「太平洋赤道域東部でラニーニャ現象が発生した模様」との情報を出しました。当該地域の7、8月の海面水温が基準値を0.6℃下回っているそうで、この春まで海水温が高いエルニーニョ現象が生じていたのが逆転しているのだそうです。この状況は、今後冬まで続く見込みとのニュースですが、さて、私はここで頭に疑問符が飛び交いました。「だから、何?」と。気象庁に親切心が足りないのか、そんなことはもう常識だと思い込んでいるのか、マスコミが端折ってしまったのか、そのあたりはまるで見当がつきませんが、ラニーニャ現象が生じた結果今後日本の気候にどう影響しそうなのか、その見通しをなぜちゃんと発表しないのでしょうか? 一応気象庁のサイトの別のページでは、「ラニーニャ現象発生時の日本の天候の特徴」という、素人には判りにくい、説明する気あるのか?と言いたくなるような、それでも一応しっかり見ればなんとなく傾向はつかめる、という解説のページが有りますので、当該ページからラニーニャ現象の影響を観てみますと、この冬は、西日本の太平洋側は寒くて雨や雪が少なめになるかも? という情報が読み取れそうです。もっとも、平年並みの部分も大きいですし、逆に暖かくて雨が多い可能性もゼロではありませんので、ラニーニャ現象以外の要因もまた沢山絡んで複雑になるのでしょう。
 ゆえにこそ気象庁が報道で傾向を語るのを止めているのだとしたらそれはそれでひとつの見解とも言えそうですが、現象だけ発表してそれ以外の情報を語らないというのは、やっぱり気象庁のあり方としてはどうかと思ってしまいます。

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与党から出ない法案を野党から出す、というのは実に正しい野党のあり方ではなかろうかと思います。

2016-09-08 20:09:03 | Weblog
 今日の最高気温は28.8℃と30℃を下回りましたが、それが記録された時間は朝8時54分。通常、最高気温は午後2時から3時頃になるものですが、今日は台風13号崩れの低気圧の湿気に刺激された雲が空を覆い、10時頃にはかなり強烈な雨が地面を穿つように降り注いで気温を下げてしまいました。雨自身は昼前にはやみましたが、その後もほとんど日が差すことはなく、昼からは風向きも南から北北西に変わって、とうとう気温は上がらずじまいでした。天気図を見ると、日本の南海上に秋雨前線が停滞し、その北側が大陸からの空気に置き換わっているようです。まさに待望の秋の空気、これでようやく暑苦しい残暑ともお別れできそうな気圧配置です。

 さて、蓮舫氏の二重国籍問題で賑わう中、日本維新の会の馬場伸幸幹事長が、日本以外の国籍を持つ、つまり二重国籍ということだと思いますが、その人が国会議員や国家公務員になることを禁止する法案を、早ければ26日招集の臨時国会で提出する検討を進めていると明らかにされました。
「国政に携わる者が、二重に国籍を持っていることはあってはならない。制度の不備があれば、それを正していくよう法改正する」との馬場氏の主張ですが、これ、蓮舫氏への風当たりを見ると、中々正面切って反対の声を上げにくい、踏み絵のような法案になるんじゃないでしょうか? 国家の中枢へ一体どれくらい二重国籍者が存在するのかよく知りませんが、馬場議員の主張は単純明快で素直に頷けるものがありますし、日本以外の国籍の国が、離脱を容認しない、というような特殊な事情でも無い限りは、粛々と日本国籍以外を整理すれば良いわけですから、さほど問題があるようにも思えません。むしろ、今までそのような部分がおざなりにされていたことの方が驚きというものですが、島国であまり移民なども無かった我が国の盲点だったのでしょう。蓮舫氏はそんな生ぬるい日本の現状にカツを入れる事に成功したわけで、日本国民に対して中々の貢献度ではなかろうか、と思います。
 
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民進党議員の二重国籍問題、結局色々論議はあっても潔さこそが日本人にしっくりくる感性なのでしょうね。

2016-09-07 20:13:56 | Weblog
 今日の最高気温は33,4℃。昨日よりも更に上がり、しかも湿気が高くて蒸し暑いといういかにも残暑厳しい1日でした。夕方から北の方に怪しげな黒雲が流れていくのが見え、パラリと雨粒が落ちてきた時もありましたが、ただ蒸し暑さが募るばかりで結局雨はありませんでした。気象庁の降雨レーダーを見てみましたら、わが町からわずか4キロ北で午後4時から5時にかけてすさまじい豪雨が降り注いでいたようで、無常にもその雲はこちらとは反対側に流れていって、更に北の町で大雨を降らせて通り過ぎて行きました。
 こちらは、日が落ちてからようやく少し涼しくなってきたところで、午後7時過ぎになってバラバラと一雨来ましたが、さてこれくらいでどれだけ気温が下がったでしょうか。明日は台風13号が紀伊半島沖を通過する影響もあってか、午前中は不穏な天気のようですが、台風通過後はこれまでの残暑が少しマシになり、秋の気配が感じられるようになってきそうだという週間予報が出ていました。このところ体調も崩れ気味ですし、過ごしやすい気候の中で夏バテの解消にゆっくり休むのもいいかもしれません。

 さて、民進党の次期党首選、結局3人の候補者が出て戦っていますが、その最有力候補だった蓮舫議員が、2重国籍問題でけつまづき、騒動になっています。個人的には、もし今も台湾の国籍が抜けていなかったとしたら、それは悪意によりひた隠しにしてきたというよりは、忘れていたとかすっかり解決したつもりでいたというような過失であろうと思うのですが、国会議員としては少々身辺整理が杜撰過ぎたんじゃないか、とは思います。これがタレントのようなイチ民間人なら、笑い話もしくはオヤジの雷一つで済んだのでしょうが、既に民主党政権時代には閣僚を経験し、今また代表となって衆院選で勝てば総理大臣に就任する事も有り得る地位に立とうという公人であるからには、それも自分が帰化した事を嫌でも意識している人が、そのあたりの調査や整理を怠っていたというのは、たとえそれが悪意のないミスだったとしても拭いがたい失点と言わざるをえない失敗だったと思います。それに、その釈明があまりに見苦しいのもマイナスです。おそらく初期段階でいさぎよくミスを認めてはっきり謝罪し、しかるのちに台湾籍を抜く手続きを取っていれば、もともと参院選では圧倒的強さを誇る人だけに、アッサリそのミスは許容されたんではないでしょうか? それを無闇に強気で押し通ろうとして底なし沼にハマった姿は、先日地位を追われた前の東京都知事に重なるものがありました。それこそ日本人が嫌う意地汚さ、往生際の悪さばかりが目立ってしまい、普段は頼もしげにも見える強気な態度が、傲岸不遜な権力亡者のそれにしか見えなくなってしまったのでしょう。
 本人にできるかどうかは判りませんが、ここは一切の公職を退き、謹慎して真摯に反省した姿を見せた上で、次の選挙で返り咲きを狙うのが最善手ではないでしょうか? 臥薪嘗胆捲土重来はもともと祖国のお言葉なんですから、一度じっくり噛み締めてみられれば良いと思います。

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蛇の夢なんて過去あまり記憶にありませんが、どうも厄介な事になりそうで困ったものです。

2016-09-06 20:09:38 | 夢、易占
 今日の最高気温は32.4℃とまだまだ暑さが続く残暑厳しい日でしたが、午後4時頃から、一天にわかにかき曇り、1時間もしないうちに土砂降りの雨が降り注ぎました。奈良市では1時間に19ミリ、南の五條市では36.5ミリという久々の豪雨です。そのために気温も一気に急降下し、奈良市では午後4時の29.2℃から24.6℃、五條市では30.5℃から21.5℃へと激変しました。お陰で実に冷え冷えとした夜を迎えております。これも台風の影響なのかもしれませんが、12号が行ったと思ったら今度はもう13号が、ここ2,3日のうちに九州から関西を伺う位置に北上してきているそうです。ごく小さな台風のようですが、活発な雨雲を連れているのでしょうし、最大限育つと瞬間最大で40mの風を吹かすかも知れないそうで、直撃を食らうとさすがに色々難儀なことになるかもしれません。次の台風の芽はまだ西太平洋上で生まれてはいないみたいですが、なんといっても台風シーズンである9月になっているのですから、警戒は必要でしょうね。

 さて、今朝はなんともこれまであまり見た覚えのない夢を観たので、記録しておきましょう。と言いつつ記憶が朧になっているので余り書くこともないのですが。
 ・・・私はどこかの部屋の中に居ます。部屋の広さは4畳半くらいの狭い部屋で、中央に机?のようなモノが置いてあり、私は部屋の奥側向かって左寄りに立っています。仕事の同僚?らしき人物が2,3人、周りにいるようです。と、正面の入口からのそり、と巨大な白蛇が入ってきました。胴回りが大人の腰ほどもあり、頭の大きさは大人2人がかり位、全長はどれほどあるか想像もつかないという大蛇です。頭の形からアオダイショウかシマヘビっぽい蛇です。その蛇が鎌首をもたげ、私に近づいてきます。しゅるしゅると細長い舌を出し入れしつつ近づいてくる姿に、毒はなさそうだが噛まれるのではないか、という恐怖が募ってきます・・・。
 ここで目が覚めました。
 蛇の夢というのは過去あまり観た記憶が無く、なんとも判断に困るものがありますが、幸運の象徴という解釈と、健康不安などの不吉な先触れ、という解釈とがあるようで、どっちなのか判断に悩むところです。まあここ数日、夏バテなのかどうも体調がすぐれず、やたらとだるかったりお腹を壊したりすることがままあったので、健康不安の可能性が高そうなのですが、これまでそのような時にはクモかハチ、ムカデのような虫が現れる夢が多く、ちょっと違うようにも感じられます。と言って幸運かと言われるとそれも違うような感じです。そこで易でこの夢の吉凶を占ってみましたら、離為火九四という大凶の卦が得られました。これはかなり警戒したほうが良さそうですが、既に体調悪化の芽が出ているのだとしたら今更遅いかもしれませんので、とにかくしばらくは早く寝ることを心がけるようにしたいと思います。

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ファミコン生まれ変わる? 任天堂次世代機カートリッジ採用のニュースが。

2016-09-05 20:09:25 | Weblog
 今日の最高気温は30.6℃。8月29,30日に30℃を割って以来、ここ数日では最も低い気温になりましたが、晴れたと思ったら雨がざざっと降り、また晴れ間が出て、気がついたら雨、といううっとおしい天気のためかやたら蒸し暑く、体感ではそんなに涼しいとは感じられませんでした。これも台風12号の影響でしょうか。その台風といえば、はやばやと熱帯低気圧に格落ちしたとのことでしたが、熱低になった途端、気象庁の進路予測情報が無くなってしまうのは何とかならないものなのでしょうか? もはや台風では無いとしても豊富な雨雲は残ってるのでしょうし、場合によってはちょっとした突風くらいは吹くやもしれません。天気予報でも、熱低にはなったがまだ注意は必要、とのたまうのを聞いたことがありますが、そんなことを言うくらいなら、少なくとも列島に影響する間は、熱帯低気圧になろうが関係なく進路予測をきっちり行うべきです。

 さて、任天堂が次世代ゲーム機に、かつて一世を風靡した「カートリッジ」を採用する、というニュースが有りました。それがどんな形になるのか全く分かりませんが、初代ファミコン世代の私としては、また懐かしいものを出してくるのだな、と、服の流行のごとく時代が一周りして戻ってきたのだろうか? と錯覚するような話ではありました。ニュースによると、カートリッジのほうが、ディスクに比べて丈夫で傷つきにくく、データの読み込みも早く、違法複製への対応も取りやすい、という利点があるのだそうです。確かにゲーム機を子供のおもちゃとして捉えるなら、ディスク等よりもカートリッジのほうが有利でしょうし、違法コピー対策にも良いというのであれば、改めてカートリッジに回帰するのも悪くはないとも思えそうです。
 あとはユーザーがどう捉えるかですが、カートリッジなど知らない世代からしたら、かえって興味深いものに見えるかもしれないし、そのお父さん、というよりおじいさんかな? の世代からしたら、懐かしさのあまり思わず孫や子供に買ってしまうかもしれません。
 どうせならファミコンやスーパーファミコンのカートリッジと互換性のあるハードウェアにしてはどうでしょう? 案外あの単純な2次元スクロールな画面が新鮮に見えるかもしれませんし、私などは最近の3Dバリバリの画面は見ていると酔うし情報量が多すぎてかえって遊びにくくも感じます。なるべくシンプルなゲームのほうが末永く飽きずに遊べそうですし。昔は小さなメモリしか積めなかったのが今やむちゃくちゃ中身が巨大な不揮発メモリが安価に手に入りますし、カートリッジの設計も随分自由度が上がって居るんじゃないでしょうか? どんな新世代ファミコンが搭乗するのか、少し楽しみになってきました。

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両さん引退、がNHKでニュースになるとは、なんとまあ、な時代になったものです。

2016-09-04 20:21:14 | Weblog
 今日の最高気温は33.1℃。朝から雨かと思っておりましたら、以外によく晴れて気温も上がりました。ただ、日が落ちてから急に雨が降り出し、一時期は随分強く降っていましたが、今は止んで小康状態になっています。そのため、てっきり台風はこの2時間ばかりの間に抜けたのか? と思ってしまいましたが、気象庁のサイトを見に行ってみましたら、まだ九州西岸に張り付いていたんですね。明日にかけて東に向きを変え、明後日には再接近で突っ込んでくるようですが、既に中心気圧も990ヘクトパスカル程度になっていますし、多少雨が心配なくらいでこちらへの影響はまずほとんど無くなっていることでしょう。それよりも今台風の影響なのか蒸し暑くて困ります。寝るのに苦労するようなレベルではありませんが、疎ましいのは確かです。

 さて、週刊少年ジャンプの看板漫画の一つ、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が、今月17日発売の号を最後に、ついに連載を終了するのだそうです。昭和51年に「週刊少年ジャンプ」で山止たつひこのペンネームで連載を開始、程なく秋本治に名を改め、週間だと言うのにとうとう一度も休むことなく連載継続、あしかけ40年、コミックス200巻で終了することになりました。
 なんとまあ、まだ連載が続いていたんですね。多分、コミックス100巻くらいまではだいたいリアルタイムで連載を観ていたんじゃないかと思いますが、初期から絵柄が随分変化し、単なる不良警官だった主人公の両さんこと両津勘吉が、話が進む中で妙にマニアックな事に詳しい人になり、やがてとんでもない体力と色々な才能を発揮する万能ぶりを見せるようになり、と、長期連載の間に変化をしていきましたが、今どきの風潮ならその矛盾をことさらにあげつらっても不思議ではなかったでしょうに、案外その変化に特段の文句をつけられることもなく、ここまで続いたという稀有な作品でもありました。多分、長期連載の間に読者層が代替わりして行って、40年一貫して読み続けているようなヒトもそうはいないのでしょうし、設定の変化も少しずつ行って変化を意識させないようにされていたのかもしれません。何にせよ、日本漫画の金字塔の一つであることには違いなく、無事40年を完走して大団円を迎えるというのであれば、それはそれで悪くない話ではないでしょうか。
 少年ジャンプは随分見なくなって久しいですが、たまには童心に帰って読んでみるのも悪くないかもしれませんね。

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高市総務大臣はNHKの問題をまださほど重視していないのでしょうか。

2016-09-03 22:27:30 | Weblog
 本日の最高気温は、32.7℃。午後2時6分のアメダスの記録ですが、午前中干していた布団を陰で冷ましてから部屋に取り入れて寝転がっているうちに思わず眠り込んでしまい、かなりしっかりと昼寝をしてしまいました。昼寝中は扇風機で微風を送り込んでいたせいもあってか、あまりそんな暑いと感じる事もなく、日中を過ごしました。その代わり、夜になってから少し蒸し暑さを覚えています。九州西岸を北上する台風12号の余波なのか、今夜から明日にかけては雨模様の天気ですし、それで大気が大分かき混ぜられるのか、来週はしばらくぐずついた天気になるようで、直接的な暑さは和らぐものの、かえって蒸し暑くなるかも知れず、今日という休日に布団を干せたのはまさに僥倖でした。

 さて、高市早苗総務相が、先のNHKワンセグ裁判の一審敗訴についてコメントを出し、「従来から、ワンセグ付きの携帯電話も受信契約締結義務の対象だと考えている」とのたまいましたが、我が奈良県選出の保守系国会議員としてそれなりに頼もしく思っていた方の言葉としては失望を禁じ得ない発言でした。まあ総務省としてはある意味当然の主張ですし、高市大臣がその主張を外れて勝手な事を言える立場でもないでしょうからしょうがないといえばしょうがない話ではあるのですが、もう少し一審敗訴という結果を踏まえた上で、国民との対話を重視する姿勢を示し、議論の余地を残す発言をされても良かったんじゃないか、と思います。まだ一審でしかないというのもあるでしょうし、総務省としてもNHKの受信契約の問題なんて、携帯通信全体の話からすれば全然大きな問題でもないのでしょうから、この程度の定型句なコメントを出してお茶を濁しておけば十分という判断なのかもしれませんが、今後数年、恐らくは間違いなく最高裁まで争われる裁判となる以上、その議論はイチ受信料のみの問題にとどまらず、NHKという組織そのものや、公共放送というもののあり方も問われるように議論が広がっていく可能性が高く、総務省としても通り一遍な対応では済まなくなるのが目に見えているように感じられます。まあ高市大臣はそんな議論が沸騰した頃には既に総務大臣の席には居ないかもしれませんが、ひょっとしてひょっとしたら総理を含む重要閣僚に名を連ねているかも知れず、そう考えるといくらお茶を濁したいにしても、含み位は持たせた発言をしておいてもよかったろうに、と少し残念に感じました。そんなことをしたらしたでまたマスコミが話を大げさかつ紋切り調に取り上げてしまう危険もあるでしょうから難しいかもしれませんが、かなりデリケートな問題になるかもしれないNHK関連の話題には、政治家として言葉を選んで警戒をしておいて損はないだろうと思うのです。
 結局、ネット社会の到来を予期していないどころか、衛星放送やデジタル化多チャンネルすら想定していなかった時代の法律で今現在を何とか律しようというのが土台無理な話で、この裁判はそんなもろもろの問題についてしっかり色々な議論を興すのに丁度いい機会だったのではないでしょうか? その提議をなしうる総務大臣がお座なりな発言しかしないというのがなんとも残念でしょうがありませんでした。

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なるか?「長時間労働を自慢する社会」の変革。首相は意欲的ではありますが・・・?

2016-09-02 21:39:14 | Weblog
 本日の最高気温は32.7℃。昨日より少し高めですが、外で仕事していても少し汗ばむ程度でした。台風の影響なのか、今夜はやや気温高めで蒸し暑い夜になりそうですが、我が家は窓を開けていると網戸越しに流れてくる微風は結構涼しく、過ごしやすさを覚えます。まあアメダスの設置地点と仕事していた場所や我が家は当然ながら異なりますので、地域の気候としては、やや低めな気温なのかもしれません。そう言えば、どこだったかやたら熱くなりがちな地点にアメダスが設置されていて、最高気温の更新がおかしなことになっている、などという話もありましたが、奈良県のそれは、ちゃんとした場所に設置されていることを信じたいものです。

 さて、今日2日は自分の数十回目の誕生日なわけですが、さすがにこの歳になると、誕生日と言われてもあまり実感らしい実感がわきません。ただ、書類等で年齢を書く欄に数字を間違えて書き込まないか、というようなことは気になります。まだまだ社会の構成員の一員としては、あまりいい加減なこともできかねるので、注意が必要です。
 ところで、今日、政府は内閣官房に「働き方改革実現推進室」を設置、開所式を挙行しました。室長の杉田和博官房副長官や職員約30人を前にして、安倍晋三首相は「世の中から非正規という言葉を一掃していく。長時間労働を自慢する社会を変えていく」と強調され、「働き方改革は最大のチャレンジ。大変困難を伴うが、私も先頭に立って取り組む」と決意を表明しました。「『モーレツ社員』の考え方が否定される日本にしていきたい」とのことです。
 加藤勝信・1億総活躍担当相も、「働く方々の視点、立場に立った検討をより進めていく。スピード感を持って取り組んでいきたい」と語ったとのことですが、さて、「モーレツ社員」の先頭を切って率先して働いていた歯車中の歯車である中央官僚の皆様に、首相の言うような社会を実現するだけの想像力と創造力が存在するのか、どうもお手並み拝見と言ったところです。それにしても「モーレツ社員」とはさすがに死語ではないかと思いますが、私からしてもそんな言葉の代名詞だった人達は我が親父殿の世代のはずで、今の若い人には意味が通じるのか? と疑問に感じるところもあります。今なら、ブラック企業撲滅と言ったほうが通じるかもしれません。

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西日本一のんびりした線路? 三江線の歴史もついに幕切れを迎えるそうです。

2016-09-01 20:42:07 | Weblog
 今日の最高気温は32.2℃。でも最低気温が18.9℃と冷え込んだせいか、あんまり昼間も暑いとは感じませんでした。どうもやっぱりこの夏が暑すぎてすっかり身体の熱センサーが上方修正されているようで、32℃位だと比較的過ごしやすいと感じてしまうようになっているようです。
 次の台風12号が数日のうちに西日本に襲来する予定だそうですが、それがすぎれば、また一段と空気も秋めいてくるんじゃないか、と思います。

 さて、JR西日本は、広島県三次市と島根県江津市を結ぶ三江線の全線廃止を決定、9月末までに国土交通省に届け出ることにしたそうです。全長108.1キロに及ぶ線路が一気に廃止されるのは、本州では初めての事になります。
 もともと西日本一の閑散路線で、敢えて運行本数を増やして乗客の増加を目論んだ社会実験でも増収は無く、沿線の自治体でも、もはや廃止して沿線のバスを整備した方が合理的、との判断が受け入れられた模様です。
 この路線、島根県側で随分昔に一度だけ乗ったことがあり、列車ものんびりならすぐ脇を流れる江の川の流れも実にゆっくりのんびりしたもので、まさに、ザ・ローカルと名付けたくなるような時間の流れが支配していたのを思い出します。数年前にもう一度近隣に行った折は、川を挟んで平行して走る国道261号線をレンタカーで走りましたが、のんびりした様子は相変わらずで、文字通り時間が止まっているんじゃないか、と錯覚させるものがありました。旅行者としてその時間感覚を楽しむためならともかく、ここで生活する人々の脚としては、さすがに無理があったのでしょう。これも世の流れの必然と言わざるをえないのが残念な話ですが、もしコンパクトシティ化が進められるような政策でも取られたら、幹線以外の他の路線も次々終焉を迎えていくことになるのでしょうね。

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