半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

ポルシェ911(930)、ちょっと始動性が悪いと思ったら・・・

2020-08-12 19:21:40 | ポルシェ911
カミさんのポルシェ911(930)、グリフィスのクーラー・キットのおかげでこの猛暑にも負けずに普段の足として活躍してくれています。しかし、最近になって何となく始動性が悪くなったような気がしたので、シミズテクニカルファクトリーで点検してもらうことにしました。すると・・・・・・




・・・・・・・あっ、多分ここですね。ほんの少しですけど、燃料の臭いがする。



やはり猛暑のせいじゃなくて、燃圧が上がらなくて、始動性が悪くなっていたんですね。早めに持ってきて良かったなぁ。


画像では分かりにくいと思いますが、左バンクのインジェクターの所に行くフューエルラインのホースから燃料がにじんでいるようです。前回の交換から10年、7万kmになるので、まぁ仕方がないですね。




この部分、本来はご覧のように左右一体のパーツになっています。しかし、パーツが届くまで預けたままにするのも何なので、今回は取り敢えず応急修理で滲みの出ている部分だけ交換し、パーツが届いたら改めて入庫させようということになりました。




カシメを壊してホースを外してみたら、ご覧のように結構劣化してました。恐らく右バンク側も同じような状態になっていることでしょう。純正部品はアメリから個人輸入しても軽く$600以上するけれど、この部分に関しては純正以外は使いたくありません。




清水さんの工場に適当なサイズのゴム製フューエル・ホースの在庫がなかったので、今回はEARL'S(アールズ)のステンメッシュ・ホースを使うことにしました。本音をいうと、清水さんも私も、こういった部分に劣化が見えにくいステンメッシュを使うのは好きじゃないのですが、飽くまで応急処置ということで我慢です。






というわけで、取り敢えず作業完了。今回は部分的な交換なので、エンジンを載せたままでも作業できました。






最後にテスト。しばらくはこれで大丈夫そうです。始動性の良さも元通りになりました。



どうせフューエル・ラインの交換をするときにはエンジンを降ろすことになるので、ついでにエンジン降ろさないとできないような予防整備もお願いすることにしようかな?。

■現在の走行距離
 (2020年08月12日現在) : 27万0410km
■前回からの走行距離 (07月08日~08月12日) : 264km
■今月の維持費
■工賃
 フューエル・ホース交換一式 : 2万2500円 ※
■その他
 消費税等 : 2250円
■合計
 2万4750円

※ 部品代込み
コメント
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