カミさんと二人で某所に出掛けた帰り、世田谷美術館に寄ることにしました。新型コロナの影響で現在は展覧会は開催されていないのですが・・・・・・その代わりに 『作品のない展示室』 と題して、空っぽの建物を見ることができるのというのです。そんなチャンス、もう二度とありません。
いつものように。ワクワクしながらこの廊下を進んで行くと・・・・・・
オ~ッ、ホント、なんっにも、ないっ!。
過去にも廊下の先にある最初の展示室の窓が開いていた展覧会はありましたが、その奥の1番広い展示室に窓があったということは今回初めて知りました。普段は作品の保護のために証明を暗くしていることが多いのですが、実際にはこんなに明るい部屋だったんですね。
確かに室内には何も作品がないけれど、内井昭蔵さんの傑作の一つといわれているこの建物作品を、こういう純粋な形で見ることができただけでも十分に訪問した価値がありました。