ロバート・カーソン著、池村千秋訳、 『46年目の光』 (NTT出版) を読みました。副題に、 「視力を取り戻した男の奇跡の人生」 とある通り、3歳で失明した男、マイク・メイが幹細胞移植手術により、46年振りに視力を取り戻したという事例について、本人や周囲の人々に取材したことを基にして書かれたノンフィクションです。
これを読んでしまうと、私達の見ている “物” は決して本来の姿ではなく、経験や学習、知識等、つまり脳によって補正されている姿であるということがよく分かります。恐らく同じ “物” を見ても、そこから得られる情報量は大きな個人差があるということなのでしょう。
本書の中に、“ホローフェイス” の錯視に関する写真と記述がでてきます。
昨年、千葉市科学館でこれを見たときには単純に 「不思議だなぁ」 程度の感想しか持ちませんでしたが、もし再び訪れるチャンスがあったとしたら、前回とは異なる見え方がするかもしれませんね。
これを読んでしまうと、私達の見ている “物” は決して本来の姿ではなく、経験や学習、知識等、つまり脳によって補正されている姿であるということがよく分かります。恐らく同じ “物” を見ても、そこから得られる情報量は大きな個人差があるということなのでしょう。
本書の中に、“ホローフェイス” の錯視に関する写真と記述がでてきます。
昨年、千葉市科学館でこれを見たときには単純に 「不思議だなぁ」 程度の感想しか持ちませんでしたが、もし再び訪れるチャンスがあったとしたら、前回とは異なる見え方がするかもしれませんね。