投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2015年12月 4日(金)10時05分42秒
>筆綾丸さん
>岡田暁生氏
最近は岩波の『現代の起点 第一次世界大戦』全四巻の共編者になるなど、音楽を超えた活動が目立ちますね。
>『東京物語』
東山千栄子(1890-1980)、笠智衆(1904-93)、原節子(1920-2015)の三人は『東京物語』が公開された1953年の時点でそれぞれ63歳、49歳、33歳ですから、実年齢では東山千栄子より14歳下の笠智衆の老けぶりはすごいですね。
また、この映画を見る限り、東山千栄子はいかにも田舎のお母さん的な純和風の存在であって、かつて商社支社長夫人としてロシア革命直前のモスクワに8年いたという珍しい経験の持ち主だとはなかなか想像できません。
ラネーフスカヤを演ずる姿を舞台で見ていた人は、きっと全く違う印象を受けたのでしょうが。
東山千栄子『新劇女優』
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/6efb326d3c49463f950caf22065447d8
Bolshevik Revolution
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/046e1ea2baf55c3b2c97d525bb6d2570
「モスコー芸術座へ行くと頭が痛くなるよ」(by河野通九郎)
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/699ffb657ac6df6d31cf9f1ba7ac53a7
>「TSUDA READERS」
ネットで少し検索してみましたが、1952年にNew Tsuda readers(津田塾大学編修部著、三省堂出版)というのが出ているそうなので、これですかね。
国会図書館で津田梅子(1864-1929)の著作を見ると『女子大正りーだず = Girls’ taisho readers. 第1卷』(開成館、1916)などというものも出てきます。
本当に表紙に「りーだず」などと書いてあったとは思えませんが、奥付の表示かもしれません。
※筆綾丸さんの下記投稿へのレスです。
『東京物語』の浄土寺 2015/12/02(水) 18:38:43
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