学問空間

「『増鏡』を読む会」、第9回は2月22日(土)、テーマは「上西門院とその周辺」です。

歌会始

2009-01-17 | 歌会始
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2009年 1月17日(土)00時22分52秒    

>筆綾丸さん
歌会始のニュースを聞くと、今年も筆綾丸さんが酷評されているのだろうなと想像してしまいます。
皇室ファンの私はあまり皇族の悪口は言いたくはないのですが、歌の勉強はもう少ししていただきたいですね。
もっと古風でいいんじゃないかな、と思うのですが。


>米の字
山崎種二氏に『そろばん』という自伝がありますが、2・26事件で大儲けをした場面など、本当に面白いですね。
歴史研究者は近代史をついつい思想などの生真面目かつ陰気な方面から見てしまいがちですが、軍事クーデターの勃発を認識した瞬間、千載一遇のチャンスだから株を売って売って売りまくれ、と思うような乾いた知性の存在を知ると、歴史もまた違って見えてきますね。


>平岡定太郎
『神々の乱心』、アマゾンに注文しました。
三島由紀夫の祖父はずいぶん屈折した人ですね。
父親も相当変な人ですので、変人の家系だなと感心してしまいます。


※筆綾丸さんの下記投稿へのレスです。

天寿院殿精山種徳大居士 2009/01/15(木) 20:31:21
小太郎さん
「天寿院殿精山種徳大居士」の精は、戒名に米の字を入れろ、という山崎種二氏の遺言
を踏まえたものだ、と聞いたことがあります。
http://www.yamatane-museum.or.jp/collection_intro.html
収蔵品の中では、竹内栖鳳『斑猫』と速水御舟『炎舞』が好きですね。

松本清張『神々の乱心』(文春文庫)を読み始めたのですが、「大連阿片事件」という
章には星一や平岡定太郎などが出てきて、じつに面白い小説です。巨匠の学識は凄い
ものですね。

亀子さん
はじめまして。
酔亀亭天広丸さんは、私の同時代人なんですよ。
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