1856年 〈アロー戦争勃発〉★

◆広州に侵入する英仏連合軍

●中国（清）

The Second Opium War between several western powers and China begins with the Arrow Incident on the Pearl River.

ゴロツキ野郎 拒(こば)む清、

　　　1856年　アロー戦争　　（18）58年　天津条約

人(ひと)は群れ成す 北京にて。

1860年　　北京条約

 

南京条約以後も、期待したほど対中貿易の伸びなかったイギリスは1856年、アロー号事件を口実に宣教師殺害事件で清朝に抗議していたフランスによびかけ、アロー戦争を開始。

1858年、清は屈服して天津条約を結んだが、清朝が批准交換を妨害したことから戦闘が再開され、清は再び屈服し、1860年に北京条約を結んだ。

この結果、清朝は列強から政治・経済上の圧力を受けることとなり、産業や社会は深刻な危機に陥った。

1857年 〈インド大反乱〉★★★

◆インド大反乱 

●インド（ムガル帝国)

Indian Mutiny: Indian combatants capture Delhi from the East India Company.

　いやご難(なん)だよ 失敗し。

　　　　　　　　1857年　インド　　　　傭兵　　　シパーヒーの大反乱　

 

イギリスの過酷な植民地支配の中、インド人各階層に反英気運が拡大。

1857年、東インド会社のインド人傭兵シパーヒーによる反乱が起こった。

この反乱には、イギリス人支配に不満を持つ藩王、新税制のために土地を失った農民など広範な人々が加わり、ムガル帝国皇帝も巻き込んだインド大反乱となった。

反乱は鎮圧され、翌1858年、ムガル帝国は滅亡した。