▲イギリス使節団の絵画。この絵は自国の敗北を恥じた使節団がポーズを拒否したため、未完成となっている。
●アメリカ(アメリカ合衆国)
Treaty of Paris: A treaty between the United States and the Kingdom of Great Britain is signed in Paris, ending the American Revolutionary War.
ひと悩(なや)みして さっぱりと。
1783年 ミシシッピ川以東のルイジアナ パリ条約 独立承認
1777年、サラトガの戦いで独立軍は優勢に。
フランス・スペイン・オランダも参戦し、1781年のヨークタウンの戦いで米仏連合軍が決定的に勝利した。
1783年、イギリスはパリ条約を締結し、アメリカの独立を認め、ミシシッピ川以東のルイジアナをアメリカに割譲。
ミシシッピ川以西のルイジアナはスペイン領だったが、その後フランス領となり、1803年にアメリカが買収した。
《ルイジアナ》
ラ=サールがルイ14世にちなんで命名したルイジアナは1763年のパリ条約(七年戦争・フレンチ=インディアン戦争における英仏間の講和条約)でミシシッピ以東がイギリス領、以西はスペイン領となった。
1783年、アメリカ独立戦争の講和条約であるパリ条約でミシシッピ以東のルイジアナはアメリカに割譲され、1803年にはナポレオン1世によってフランス領とされたミシシッピ以西のルイジアナを買収し、アメリカの領土は約2倍になった。
《これらルイジアナ領有に関する年代がちょうど20年ごとであることに着目すれば随分覚えやすいはず。しかも2つの条約はどちらも「パリ条約」だし!》
▼ルイジアナ買収の対象地域(緑) 地図と州区分は21世紀のもの