これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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日よけ付き帽子の作り方 … 手順を写真に収めました

2010-06-14 | 身の回りの小物 手作り
梅雨のこの季節に どうにか 日よけ付き帽子を 作り上げました

まぁ 梅雨の合間の晴れ間の紫外線は きついものだから 出番は ちょこちょこありそうです

色々な作り方があるでしょうが、 自分でも 割と合理的な縫製工程を考えてみました。

リバーシブル仕立てなので 表も裏も その時の気分で使えるようにしてあります。


材料は ダブル幅の生地 表・裏 それぞれ 50cm (表・裏 どちらとも打ちこみのしっかりした木綿か その混紡が お勧めです) ブリム用のドミット芯 少々
マジックテープ 5cm 糸は洗濯後の変化も少なく 使いやすい シャッペスパン(ポリエステル) ミシン用糸 

作り方は まず 型紙作り

次に 布の裁断

やっと 縫製になり ブリムのつば作り 日よけ部分作り クラウン作り その縫い合わせの工程で縫って行きます

 布を裁断します

 表地のパーツ 4種類

 裏地のパーツ 4種類

 ドミット芯1枚

 まず ブリムのつばの部分を作ります

  表と裏の布を中表におき その下に ドミット芯を置きます

  外側の部分に待ち針を打ちます

ミシンで縫って 縫い代を出来上がり線で内側に折り 表に返して 毛抜き合わせで整えます

  ステッチをかける前に しつけをかけて 3枚の布がずれないようにします

  ステッチをつばの外側からかけていきます (ステッチの間隔は1.2~1.5cm程度)

つばのパーツの出来上がりです

日よけ部分を縫います

この部分は布が大きいので 型紙に3か所ほど 合印をいれておきます

布を裁断する時に 型紙の合印のところに合わせて 縫い代に3ミリほどの切り込みを入れておくと 後々の作業が簡単に正確にできます

  型紙の合印に合わせて 切り込みを入れたところ

  日よけ部分を中表になるようにして裏・表を合わせて 待ち針を打ちます

ブリムのつばが付く部分は 除きます

 待ち針を打ったあと しつけをかけてから ミシンで縫います

  ブリムのつばの部分を日よけ部分にのせて 表と裏が逆にならないように確認します

  日よけの中にブリムを差し込み 待ち針を打ちます (もう一度 日よけの表とつばの表が中表に向き合っているか確認)

  日よけとつばを縫い合わせます (ミシン縫いは日よけの回りを縫った部分の最後と2cmほど重なるまで縫います)

  縫い代をアイロンで出来上がり線から内側に折ります

  
カーブのきついところは 縫い代をしつけ糸でぐし縫いをして 縫い縮めカーブの形が綺麗に出るようにします

  表に返して 裏と表が毛抜き合わせになるように きれいに整えます

 10 しつけをかけて 表・裏がずれないようにします (しつけはステッチをかける部分より内側にかけておくと 表と裏の布がずれずに 綺麗にミシン掛けができます)

 11 日よけのしつけをかけたまわりの部分をミシンでステッチをかけます

 12 でブリムを挟みこんだ日よけの開きの部分をしつけで閉じます

ブリム~日よけ部分の出来上がりです

 帽子のクラウン部分を作ります

  表・裏のクラウンの側面を二つに折り、縫い代に切りこみを入れて 合印を作ります (この合印が クラウンの正面部分になります)

ミシンで縫って 輪にします

  縫い代を除いて さらに二つに折り 二等分の位置を決めます

  二等分位置の切り込みの合印です

 4 表・裏ともに 縫い代をアイロンで開きます

 5 クラウンのトップと側面を合わせて 待ち針を打ちます

この時 1番に縫い合わせた部分(後ろ中央)とトップの楕円の長い方の印を合わせます

2番にその反対側の部分(前中央)とトップの楕円の反対側の印を合わせます

3番にでつけた合印と楕円の真ん中の印を合わせ 4番に 同じように反対側も合わせます

残りも細かく 待ち針をうっていきます

このように 二等分を繰り返していくと 均等に待ち針を打つことが出来ます 

  クラウンの表・裏 それぞれ しつけをかけ終わったところです

  表・裏 それぞれ ミシンで縫い合わせます 

 クラウンと日よけ~ブリムを縫い合わせます

 1 日よけ部分との表の後ろ半分を待ち針を打って ミシンをかけます

  日よけ~プリムを表クラウンと裏クラウンで挟むようにして 待ち針を打っていきます

  クラウンの後ろ中心から両サイド12cmぐらいは 日よけ~ブリムを引き出すために 縫い残すようにします

  の部分を除いて ミシンで縫ったところです

  クラウンのトップとサイドを縫った部分の縫い代をサイド側にアイロンで倒します 裏地部分

  同じように 表のクラウンの縫い代もサイド側にアイロンで倒します

 の開きの部分から 日よけ~ブリム部分を引き出します。

アイロンでミシンで縫ったぎりぎりのところまでクラウンのサイドを起こします (裏側も)

  裏側の開きの部分をくけて閉じます

  表側から日よけ~ブリムとクラウンを縫ったところをミシンでステッチをかけます
 
 10 クラウンのトップの縫い合わせの部分を表と裏がきっちり合うように 待ち針を打っていきます。 その後 しつけをかけて ステッチで抑えます

これで 帽子の形は出来上がりました

 最後にマジックテープを付けます

  マジックテープの凹 凸 の両面に 熱接着テープを貼ります

  熱接着の保護テープをはがして 日よけ部分に表に凹の面をつけます (アイロンをあてる時は 布側から当てるようにします)裏に凸の面をつけます

ミシンで一周して 縫いつけます

  マジックテープを縫いつけて 二つに折ったところです これで出来上がりになります


蛇足かもしれませんが

マジックテープは接着タイプもありますが、接着タイプでは 強度が足りず 付けたり外したりしていくうちに 取れてしまいます。

接着タイプを付けてから 補強のためにミシンをかけると 接着剤がミシン針に付いて ミシンをうまくかけられません。(苦い経験があります)

必ず 接着タイプでないものを使いましょう









 





コメント (15)
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