珈琲断ちをしてから久しい。
何しろカフェインを摂ると体調が思わしくない。
特にワインとの、というか、アルコールと合わせるとダメなので夜は飲まないようにしているのです。
しかし珈琲専門店に行くからには、メニューに紅茶もあるとはいえ、あの香ばしい香りを避けようがない。
子供の頃からストレートで珈琲をがぶ飲みしてきた私としては禁断症状が出るというものだ。
もう何ヶ月も飲んでないのだし、たまぁーになら許されるはず。
案内されるまま心斎橋で電車を降り、記憶のある長堀の地下街を経由して小さなビルに入りました。
2階にある分煙の珈琲店は『DANKE』(ダンケ)と言います。
もちろんダンケのシグニチャーであるバターコーヒーを注文しました。
上質のバターを染み込ませたコーヒー豆を焙煎しているのだとか。
いったいどんな味わいなのでしょうか?
樹齢200年の樹で作ったカウンターに座って、目の前でドリップされるコーヒーの香りを楽しみながら待ちました。
棚には数々の珈琲カップが並んでおり、それ自体が作品として鎮座しております。
きっと赤いカップは私に・・・とニヤニヤしていたら、本当に私の前に出てきました。
バター珈琲は、軽い酸味と苦味がありながらまろやかな何かに包まれているという印象です。
後口はすっきりです。タンニンが少ないっていう感じ。
このコーヒーなら3杯は一気飲みできそうで、なんどもカップと珈琲豆を交互に睨んだのですが、
そこはぐっと我慢して1杯を大事に大事に味わいました。
お腹いっぱい昼食を食べたあとなのに、珈琲だけで終われないのが食いしん坊の悲しさです。
いつのまにかシフォンケーキを注文していました。
あまり甘くないシフォンはしっとりとしており、それを優しく取り巻くホイップクリームとよく合っていました。
大人のお茶請けだよねって感じの組み合わせてです。
DANKE →→→⭐️🌟🌟
住所:大阪市中央区心斎橋筋1丁目2−22
営業時間:11:30〜0:00
定休日:無休