神奈川県川崎市の小学校で、誤って6日間にわたって水が出しっぱなしとなり、その損害額を教諭らが負担したことが注目を集めている。
問題が起きたのは2023年5月。川崎の市立小学校でプールに水を入れる際、教諭が誤って6日間、水を出したままにしたことで、プール6杯分、約217万リットルの水があふれることになった。市は校長と教諭に過失があったとして、損害額190万円の半分、95万円程度を2人に負担させたという。
川崎市の福田紀彦市長は、8月28日の会見でこの件に言及。損害を教諭に負担させたことについて、市民から疑問の声があがっていることを明かしながら、「公務員は過失に対する責任をつねに負う。襟を正し、ミスを起こさないようにしなければならない」と話し、処分は妥当だったとする見解を示した。また「教員不足になるのでは」という意見に対しても「まったく別の話」だと断言した。
この件を報じた『カナロコ by 神奈川新聞』の記事には、5000近くのヤフーコメントが寄せられ、X(旧Twitter)でも「川崎市長」「賠償請求」などがトレンド入りする事態となっている。 SNSには 《職員のミスを個人に弁償させるとかブラックすぎる、妥当と断言できる川崎市長も相当ヤバいわな》 《川崎で先生になるのはやめた方がいいね》 《故意でもない過失を個人で賠償させる前例を作った罪は重い 今後は莫大な賠償金を恐れて何かあっても隠蔽する人や組織が増えていくだろうね》 など、処分に疑問を抱く意見が多数。脳科学者の茂木健一郎氏も8月29日に、自身のXで 《こういう時に賠償負担というなら、ふだんからもっと学校の先生の給与を増やすべきだと思う》 との私見を述べている。 また、川崎市民だという人たちからは、こんな声も。 《さすが我らが川崎市、ミスで出た損害を負担って「社用車で事故りよって!自腹で払えや!」って迫るブラック企業そのものだし、市長よりビッグモーター社長の方が向いてそう》 《じゃあ踏切撤去や電柱地中化、高速道路新設が遅々として進まない責任を取って自腹で費用出してくれや》 《犯罪を犯したわけでもないのに組織に所属している個人に職務上のミスによる損害を補償させるなんてまともな組織のやること?川崎市民ですが普通に税金で負担すべきでしょ》 「川崎市内には“開かずの踏切”がいくつも存在し、たびたび事故が起き、慢性的な渋滞を引き起こしていますが、なかなか解消へと向かっていません。2013年に初当選、現在3期めの福田市長ですが、こうした市政への不満もあるのかもしれません。
また近年、教員の負担増、長時間労働などの問題がクローズアップされています。これらを危惧する人も多く、市長の発言が反感を招いたという部分もあるでしょう」(週刊誌記者) ただでさえ“ブラック化”しているといわれる教育現場。何かが間違っている――。
感想;
税金を使ってアベノマスクに534億円使った、安倍元首相にぜひ請求していただきたい。
裁判で争ったらどうなったのでしょう?
問題は確信犯かそうでないかです。
これはうっかりミスです
- 福田市長は台風19号で被害のあった市民ミュージアムの財政管理の責任を怠ったとして市民団体より住民訴訟を2020年2日に起こされる。
- 福田市長は、政務活動費の支出を適正にする義務を怠り多額の違法支出の存在を放置していたとして、市民団体より住民訴訟を2020年11月2日に起こされる。
東電の福島第一原子力発電所のリスクがわかっていたのに、何もしなかった当時の責任者は高裁まで無罪です。
その方がおかしいです。