幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「世界最高の話し方」岡本純子著 ”聞き手の記憶に残す”

2022-11-24 02:22:22 | 本の紹介
・「話す」ことは「自分視点」を「離す」こと。
 「相手」が「受け取りやすい」球を投げる

・コミュニケーションの語源は、ラテン語の「共有」という言葉です。

・「質問をし、話を聞き、対話をすることがトップのコミュニケーションの要諦」

・雑談は「『ど』力」で、必ず上達する。
 「ど」から始まる質問を極めよう
 6W1H

・ハーバードビジネススクールの研究によると、質問は次の4問に分けられるそうです。
1)「元気ですか?」「どちらの出身?」「なとという「導入質問」
2)聞かれた質問と同じ内容を聞く「聞き返し質問」
3)相手が言ったことに関する「フォローアップ質問」
4)トピックを変える「ギアチェンジ質問」

・「ミカンほかん」の法則で、相手をいい気分にさせる
「承認(みとめる)」「共感」「賞賛(ほめる)」「感謝」

・ほめるときは「す・ぐ・き」が、基本中の基本
す (該当する行動の直後に)すぐほめる
ぐ 具体的にほめる
き 気持ちを込めてほめる

・「ほめる6:叱る1」が、科学的に証明されている黄金比率

・「これから『何を話すか』を冒頭で告げたうえで、その話をし、最後に『何を話したか』をまとめなさい」

・リーダーに必要な2つの資質は?
「人としての好意度、温かみ」と「有能さ」

・トランプの話し方
彼は「いい人」ではないけれど、支持者を「いい気分にさせる」天才なのです。
「怖い」×「許せない」×面白い」
この3つの掛け算が、話し方の特徴

・共感される話し方
1)常に「We(私たち)」という言葉を使う
2)聞き手がもっている感情をくみ取り、代弁する
3)「そう・だ・わ」を口癖に
「そうだね」
「だいじょうぶ」(もしくは「大変だね」)
「わかるよ」

・「ストリー」マジックで、相手の心を釘付けにする
日本電産の永守重信会長
「貧乏で、食べるものにも不自由する生活だった。
 ある日、同級生の家に行ったら、見たこともない食べものを出された。
 それがステーキとチーズケーキというもんだった。
 衝撃的においしすぎて、『こんなにうまいもんが世の中にあるのか』と驚いた。
 そこの親はどんな職業なのかと聞いたら、「社長だ」と言われた。」

・中国の大金持ち、アリババの創業者ジャック・マークさん
「大学卒業後、30社の就職試験を受けましたが、すべて落ちました。
 ケンタッキー・フライド・チキンが中国に出店したとき、24人のうち23人が合格し、私ひとりだけが落ちました。
 警察官の募集でも、5人応募して4人が合格、私だけが落とされたのです。
 ハーバード大学にも10回挑戦しましたが、結局ダメでした。」
あえて細かい数字を入れることで、名張づよく挑戦しつづけてきたことが、より鮮やかにイメージできます。

・アマゾンのジェフ・ベゾスの「映写機のように話す」投影話法
人生のたった一場面だけを切り取り、まるで映写機のように、聞き手の脳に映し出す。
「母は私を産んだとき、ニューメキシコ州アルバカーキの17歳の女子高生でした。
 当時、高校生の妊娠は歓迎されませんでした。
 彼女は夜間クラスに通い、『子どもを連れてきてもいい』という先生の授業に2つのダッフルバッグを抱えて出席したのです。
 ひとつめには教科書を、2つめにはおむつや哺乳瓶を詰めて・・・・」

・ギリシャの哲学者アリストテレスは「何よりも偉大なのは、メタファー(たとえ)の達人だ」との言葉を残しています。

・「プライドを捨てて、恥をさらしバカになれ」

・豊田章男社長
唯一のアドバイスは、人前に出て行くと「恥ずかしい」とか、やっぱり人間だから「いいカッコしたい」っていうのが出るんだよ。それさえ捨てりゃラクだよ(笑)

・プレゼンの冒頭は「この5つのパターン」で心を掴む
1)ユーモア 鉄板ネタをひとつもっておく
2)サプライズ 「想定外」は鮮烈に記憶に残る
3)ストーリー 軽いエピソードでも、聴衆との距離を縮める
4)質問 オープニングの最もメジャーな方法
5)告白 「じつは・・・」だけで面白い「つかみ」になる

・声で何より大切なのは「メリハリ」「変化」

・プレゼン時間の7割以上は、聴衆を見て話す

・まず減らすべき「2つの表現」
「と思います」
「と考えています」
リーダーシップはずばり、語尾に宿るのです。

・カリスマほど、「ひとときの沈黙」を活用している

感想
話をする。
話をするのは苦手でした。
今でも覚えています。
小学校6年生の時に、その週の朝礼当番で、全校生徒の前で話をしなければなりませんでした。
「雨よ降れ」と願って、その願いが叶った時の嬉しさ。
中学校3年生の時も、朝礼当番で、全校生徒の前で話をしなければなりませんでした。
今度は、「雨よ降れ」の願いはかないませんでした。涙

その後就職して、仕事で大勢の前で話さなければならない機会が増え、最初は大変でしたが、だんだんと慣れてきました。
社会人セミナーで「話し方教室」に通ったことがあります。
そこで学んだことは2つありました。
1)ここの会場のことや、この街のこと、ここまでに来ることなど地元の話をする
2)自分の前に話した人の話から一つ引き継いで感想を加える

今は話す時間をいただいたということは、自分の考えを伝えることができることになります。
何を伝えたいかを事前に考えます。
もちろん、依頼者の希望をよく伺います。
そしてできたら、ユーモアを入れることを考えています。
笑いを取るようにしています。

あるボランティア団体の全国研修会の最後の日に実行委員長として話をしました。
事前に話すことを考え文書にして、それを何度も見直しました。
そして笑いをできるだけ入れました。
5か所くらいに笑いを入れました。
そして話したところ、5か所以上で、まさに笑いの連続になりました。
笑いが収まってから次を話す状況でした。
後で、数通「実行委員長の話は面白かった」「記憶に残りました」などの感想をいただきました。
嬉しかったです。
やはり事前の努力は大きいなと思いました。
それと笑いを盛り込むと印象が大きいですね。

前勤めていた会社の社長は、必ず冒頭にユーモアを入れておられました。
ちょうど社長が話す前日、協和銀行と埼玉銀号が合併して、協和埼玉銀行になりました。
「名前が長すぎますね。短くして、埼玉の埼と協和の協から埼協(最強)銀行、最強、強いですね。
 でも逆だと大変ですね。協和の協と埼玉の埼で協埼(恐妻)銀号、恐妻、怖いですね」
何も思いつかれない時は、誰かを当てることをされていました。
会場とのやり取りです。

こう言った本からの学びも、ブラッシュアップするのに役立ちそうです。
苦手ということは、それだけ経験が少ないということのようです。
失敗しても気にせずにたくさん経験することだとわかりました。

そして何より、会得したことは、「あがってもよい」ということです。
「今緊張しています。始まる前に脈拍測ったら120ありました」
「あれ? 何を話そうとしたのでしたっけ」
とその時の気持ちを伝えればよいと思ったのです。
そう思うと、人前で話すことが気にならなくなりました。
ロゴセラピーの逆説思考です。
あがったどらうしよう?と思うとあがります。
あがってもよいやと思うとふしぎにあがらないのです。

「世界最高の雑談力」岡本純子著 ”雑談で相手と親しくなる”

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