幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「探検昆虫家学者の珍虫ファイル わっ!ヘンな虫」西田賢司著 ”ヘンにも意味がある”

2022-11-23 17:17:17 | 本の紹介
子を守るお母さんツノゼミ
 ツノゼミはセミではありませんが、セミに近い仲間です。同じカメムシ目の中に分類されています。ほとんどのツノゼミの大きさは1センチ以下。
 アシナガバチや捕食性のカメムシなどの敵が襲ってきたとき、母親は子供たちを守るため、翅をブーンと鳴らして威嚇したり、後ろ脚で強力なキックを敵にかまし、追い払ったりします。また、立ち向かっていって自分を犠牲にすることもあります。子どもたちを守る母、強しです。



「虫こぶ」って何?
虫こぶのほとんどは、昆虫の幼虫が葉や茎など植物の内部に入り込み、ある特定の器官や組織、たとえば葉や茎や花に刺激を与え、その部分の成長ををコントロールしながら発育させてでき上ったものなのです。
 菌類は線虫、フシダニの仲間など、昆虫以外の生き物も虫こぶをつくるので、専門的には「ゴール(Gall)」(こぶ)と呼ばれることがあります。
 虫こぶの中には、幼虫が住む部屋があって、その部屋の壁が幼虫の食糧になります。いわば、家が食糧でできていて、「お菓子の家」のようです。



・ド派手なコスタリカの虫


・杉林のような生き物があまり行き交いしない森の土の栄養はどんどん乏しくなっていきます。そうすると杉の木も栄養不足になり、弱くなって、どんどん倒れていきます。
 違う言い方をすると、「多様性を排除して、繁栄しているような生き物はいつか倒れる」ことになります。

・自然の中のちっぽけで「ヘンな」虫であっても、そこに存在する意味、役割、仕事(仕える事)があり、それは命の循環の一部で、今あるあらゆる命を生かしている大切で必要な存在だということを知っていてほしいのです。そんなちっぽけで「ヘンな」虫であっても、生物的防御になるかもしれません。ぼくもちっぽけで「ヘンな」人間ですが、治安や生態系のバランスが崩れていく地球の防御役に少しでもなれればと思います。

感想
ヘンな形にもきっと意味があるのでしょう。

虫こぶ、小石川植物園で見かけたことあります。
虫こぶは蛾の幼虫が住んでいるようですが、そこに蜂が卵を産んでいることが多いとのことです。

自然はすごいです。
西田さんもすごいです。
自分の身体に虫を育てたこともあるようです。
かゆいなと思ったらこぶができ、そこに虫の幼虫がいたので、それを観察したそうです。

好奇心が大きなエネルギーですね。

「ミラクル昆虫ワールドコスタリカ」西田賢司著 ”自然は芸術”

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