平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~

2009年07月17日 | 恋愛ドラマ
 上矢直輝(山下智久)は草食系男子なんですね。
 料理が好きでやさしくて。バスではお年寄りに席を譲ってあげる。
 ハングリーでなくて、年俸が少なくてもとりあえず目の前に食べられる草があればいいと考えてしまう。
 一方、肉食系は新しくチームにやって来た代々木廉(金子ノブアキ)。
 「彼氏がいる」と言う七海菜月(相武紗希)に「でも欲求不満だ」と言い、抱きしめてキスをする。
 絶対に直輝には出来ない行動。

 草食系VS肉食系
 勝敗は明らかに決まっている。
 草食系は食べられてしまう。

 新境地の相武紗希さんが演じる菜月も肉食系。
 自分から獲物を探しに行く。
 だから直輝では物足りない。

 一方、ヒロイン・白石莉子(北川景子)。
 彼女は草食系。
 肉食系の音楽プロデューサー中西(鈴木一真)に食べられそうになってしまう。(デビューをちらつかせてエッチを求めるというネタを今どきやるか?という気もするが)
 そして草食系の直輝を「美しい」と思う。
 彼女の目には直輝は脚の長いスラリとした草食動物・インパルの様に見えるのだろう。

 草食系VS肉食系。
 この作品を僕なりの切り口で言うとこうなる。

 それにしても直輝。
 僕もどちらかと言うと草食系なので、直輝を見ているとつらくなる。
 逆にギラギラしてる肉食系には圧倒される。
 「VOICE」や「婚カツ!」の主人公もそうだったけど、最近の月9は<草食系>の主人公が多いですね。
 この作品「ブザー・ビート」は久々の「月9」の雰囲気はありますが……。

※追記
 冒頭の出会いのくだりはよかった。
 <携帯を忘れる>は出会いのシーンではよくある手。
 しかし、この作品ではそれだけでなく直輝にバスを追いかけさせて走らせた。
 しかも莉子たちはおしゃべりに夢中で気がつかない。
 ひとひねりしています。

 それと山下智久さんは「プロポーズ大作戦」のイメージがあるのか、走るのがよく似合う。

コメント
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