★フィンランドにある小さな日本食食堂「かもめ食堂」。
ここには様々な人が集まってくる。
日本かぶれの青年トンミ・ヒルトネン。
目をつむって世界地図を指さしたらたまたまフィンランドが当たってやってきたミドリ(片桐はいり)。
空港で荷物を間違えられて探してもらっているマサコ(もたいまさこ)。
夫が自分から逃げていってしまったことを嘆くフィンランドの婦人。
彼らはどこか心に空白を抱えている。
トンミには友達がいないようだ。
ミドリは自分の居場所を見出せていない。
マサコは何も持っていない。彼女は紛失した荷物について「そう言えば何か大事なものが入っていたかしら」と思う。
そして夫に逃げられたフィンランド婦人は「どうして自分が?」と思っている。
心に空白を抱えた彼ら。
彼らは「かもめ食堂」に来ることで、その空白を埋める。
おいしいものを食べて、幸せな気持ちになれる。
★「かもめ食堂」の店主サチエ(小林聡美)はこんな人。
「人は何かを食べなくては生きていけない。だから食堂をやれば人は集まってくる」
「おにぎりは自分と父親を結びつけてくれた食べ物。だから食べ物は人と人とを結びつけてくれる」
「フィンランド人はサーモンが大好きで食べる。日本人も朝の食卓には欠かせないもの。サーモン料理でフィンランド人と絆を作れるのではないか」
サチエは、フィンランドで一旗あげてやろうという野心いっぱいの人間ではない。
望んでいるのはあくまで<食べ物を通じて人と人とが繋がり会うこと>だ。
当初「かもめ食堂」には人が来ない。
フィンランドの婦人三人組は外から中をのぞくだけ。体の小さなサチエを見て「あれは子供?」と言うくらい。
しかし、トンミを始め次第に人が集まってくる。
のぞいていた婦人三人組はコーヒーとシフォンケーキのにおいに釣られてやって来る。
サチエが作る日本食、トンカツ、カラアゲ、しょうが焼き、おにぎり……これらを食べて顔をほころばせるフィンランドの人たち。
<食べ物を通じて人と人とが繋がり会う>というサチエの理想はついに実現する。
★この作品、実にのんびり、ゆったりとした映画だ。
そして
・サチエが作るトンカツやおにぎりなどのおいしそうな料理。
・それを食べる人の幸せそうな笑顔。
これらを見るだけでも幸せな気分になれる。
※追記
サチエさんはこんなふうにも考えている。
「やりたくないことはやらない」
「物事はずっと同じではいられない。なぜなら人は変わっていくものだから。だから変化を当たり前のこととして受けとめる」
まさにあるがまま。
普通、食堂にひとりも客が来なければ、焦ったり宣伝しなくてはと思ってしまうが、サチエはゆったりとしている。
彼女は自分がおいしいと思うものを作っていれば人は来てくれると信じている。
またガツガツしておらずゆったりしているから、それを求めている人たちが集まってくる。
※追記
「自分の名前を漢字で書いてくれ」と頼み、ミドリに『豚身・昼斗念』と書かれてしまう日本かぶれの青年トンミ。
彼はマサコに「フィンランドの人はどうしてこんなにゆったりしているのかしら?」と問われてこう答える。
「森があるから」
いろいろ考えてしまい、ボーッとすることが難しい日本と近くに森があり、ゆったりと過ごせるフィンランド。
どちらがぜいたくで幸せなのだろうか?
ここには様々な人が集まってくる。
日本かぶれの青年トンミ・ヒルトネン。
目をつむって世界地図を指さしたらたまたまフィンランドが当たってやってきたミドリ(片桐はいり)。
空港で荷物を間違えられて探してもらっているマサコ(もたいまさこ)。
夫が自分から逃げていってしまったことを嘆くフィンランドの婦人。
彼らはどこか心に空白を抱えている。
トンミには友達がいないようだ。
ミドリは自分の居場所を見出せていない。
マサコは何も持っていない。彼女は紛失した荷物について「そう言えば何か大事なものが入っていたかしら」と思う。
そして夫に逃げられたフィンランド婦人は「どうして自分が?」と思っている。
心に空白を抱えた彼ら。
彼らは「かもめ食堂」に来ることで、その空白を埋める。
おいしいものを食べて、幸せな気持ちになれる。
★「かもめ食堂」の店主サチエ(小林聡美)はこんな人。
「人は何かを食べなくては生きていけない。だから食堂をやれば人は集まってくる」
「おにぎりは自分と父親を結びつけてくれた食べ物。だから食べ物は人と人とを結びつけてくれる」
「フィンランド人はサーモンが大好きで食べる。日本人も朝の食卓には欠かせないもの。サーモン料理でフィンランド人と絆を作れるのではないか」
サチエは、フィンランドで一旗あげてやろうという野心いっぱいの人間ではない。
望んでいるのはあくまで<食べ物を通じて人と人とが繋がり会うこと>だ。
当初「かもめ食堂」には人が来ない。
フィンランドの婦人三人組は外から中をのぞくだけ。体の小さなサチエを見て「あれは子供?」と言うくらい。
しかし、トンミを始め次第に人が集まってくる。
のぞいていた婦人三人組はコーヒーとシフォンケーキのにおいに釣られてやって来る。
サチエが作る日本食、トンカツ、カラアゲ、しょうが焼き、おにぎり……これらを食べて顔をほころばせるフィンランドの人たち。
<食べ物を通じて人と人とが繋がり会う>というサチエの理想はついに実現する。
★この作品、実にのんびり、ゆったりとした映画だ。
そして
・サチエが作るトンカツやおにぎりなどのおいしそうな料理。
・それを食べる人の幸せそうな笑顔。
これらを見るだけでも幸せな気分になれる。
※追記
サチエさんはこんなふうにも考えている。
「やりたくないことはやらない」
「物事はずっと同じではいられない。なぜなら人は変わっていくものだから。だから変化を当たり前のこととして受けとめる」
まさにあるがまま。
普通、食堂にひとりも客が来なければ、焦ったり宣伝しなくてはと思ってしまうが、サチエはゆったりとしている。
彼女は自分がおいしいと思うものを作っていれば人は来てくれると信じている。
またガツガツしておらずゆったりしているから、それを求めている人たちが集まってくる。
※追記
「自分の名前を漢字で書いてくれ」と頼み、ミドリに『豚身・昼斗念』と書かれてしまう日本かぶれの青年トンミ。
彼はマサコに「フィンランドの人はどうしてこんなにゆったりしているのかしら?」と問われてこう答える。
「森があるから」
いろいろ考えてしまい、ボーッとすることが難しい日本と近くに森があり、ゆったりと過ごせるフィンランド。
どちらがぜいたくで幸せなのだろうか?