平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

小川彩佳さんのニュース23が始まった!~特集は「ネトウヨ」「分断」「孫正義天才育成財団」「AI」。かなり骨太ですね

2019年06月05日 | バラエティ・報道
 小川彩佳さんの『NEWS23』(TBS)が始まった。
 初日の月曜日(6/3)は緊張されている感じだったけど、昨日(6/4)は笑顔も見られてよかった!

 特集がいい。
 月曜日のテーマは『分断の言葉』
 火曜日のテーマは『AI時代の天才』
 ………………

『分断の言葉』は、
・ネット上でリベラルと保守がぶつかり合い、罵り合い、中間の意見がなくなっている。
・自分のアイデンティティを確認するために相手を攻撃する。
・極端な意見を言うとイイネ! をもらえる。
・イイネ!=自分がどう見られているのか確認する装置ができてしまった。
・大きなものにつくと安心する。
 といった内容。

 ネット世界の現状を客観的に捉えていて、僕もいろいろ考えさせられる。耳が痛い。
 ネトウヨは「狂人化した反日売国奴」「ネトウヨなるゴミクズ」という言葉に反応して発狂しているようだけど、この特集、左派の言論に対しても批判しているからね。
 ………………

『AI時代の天才』では孫正義氏が主催している『孫正義天才育成財団』を紹介していた。
 この財団に集められたさまざまな天才たち。
 AIの天才はまだ10代だが、スーパーコンピュータにアクセスして地震予測のAIを作っている。
 すごいな。
 世の中には、こういった天才がいるんだね。
 孫氏は彼らに場所と資金と留学の機会を無償で与えるという。

 こんな『天才育成財団』を設立した孫氏の目的は──
「ひとりの天才が人類を救うかもしれないから」
 わかるわ~。
 人類を進化させてきたのは、こうした一握りの天才たち。
 ピタゴラス、ダ・ヴインチ、ニュートン、アインシュタインetc
 何を以て『進化』とするかは別の問題だが、少なくとも天才たちが人類を新しい地平に導いてきたことは確か。
 ここに目をつけた孫正義氏はやはりすごい。
 政府にはこういう発想がないんだよなあ。
「もんじゅ」「クールジャパン」「加計学園」「下町ボブスレー」
 利権、しがらみ、人間関係、前例主義などに縛られて、つまらないことしかしない。
 10人くらいの天才に投入する予算なんてたいしたことないのに、「もんじゅ」とか大規模予算が大好きで、これを推進する。
 先日、白血病の治療にチューブ糊が有効であるという研究が発表されたけど、人類を救う発見・発明ってこういうことなんじゃないのかな。
 アメリカの戦闘機を6兆円もかけて買うくらいなら、その何割かを天才たちに投資した方が、よほど人類や日本経済のためになる。

 というわけで始まりました、小川彩佳さんの『NEWS23』。
 内容としてはかなり骨太ですね。
 わかりやすい報道番組に方針展開した『報ステ』とは大違い。
 視聴率は獲れないかもしれないけど、内容は僕にとってかなり刺激的で、いろいろ考えさせられる。
 キャスターの小川さん自身が現場に出て取材されていたけど、彼女のやりたかったことってこういうことだったんだろうな。

 さて今日はどんな特集が組まれるか。

コメント (4)
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