れいわ新選組が蓮池透さんに続くふたりめの候補者を発表した。
東大教授の安富歩(やすとみあゆむ)氏だ。
女装(本人いはく女性装)の大学教授だ。
その言葉は──
「私は、経済学がなぜかくも非現実的なのか、という問から出発し、理論経済学・東アジア史・力学系・理論生物学・人類学・環境問題・黄土高原でのフィールドワークなどを遍歴し、その根源を探って来た。
そのなかで、サイバネティックスと東洋思想との重要性とその本質的関係に気づいた。
現在は、「社会生態学」と呼ぶ新たな学問の創設を目指している。
それは、人々が生きるために、自らの魂を脱植民地化する上で役立つ学問である」
おおっ、何を言ってるのかよくわからないぞw
頭の構造が凡人とは全然違う。
ただ、『人類学』や『東洋思想』から物事を捉え直そうと姿勢は理解できる。
現在、人間中心の西洋思想は限界に来ている。
今、必要なのは『自然との共生』というか、『自然の生態系のひとつとしての人間』という視点なのだ。
では、
こんな頭の構造をもった人が現実と向き合った時、どんな言葉、行動が生まれるか?
安富さんの根本的な問題意識はこれらしい。
「バブルや戦争、環境破壊など、誰にとっても善くないことを、なぜ人間は一生懸命やってしまうのか」
経済活動を人間という視点から理解しようとしている。
まさに哲学者の視点だ。
こんな主張も。
「東京タワー建てて、新幹線走らせて、オリンピックやって、大阪万博やったから経済成長したので、スカイツリー建てて、リニアモーターカーひいて、東京オリンピックやって、大阪万博やったらもういっぺん経済成長?
そんなの雨乞いであり、狂気です!」
物事の本質をズバリと突く人だな。
一般社会からはずれた『無縁の人』にもスポットライトを当てている。
「たとえばマツコデラックスさんは、人間の社会のピラミッドから外れたところにいて、最初から差別される位置に居る存在だからバッシングされない、と自分の本の中で語っているのね。私はそれを『無縁』という概念で理解しています」
「たとえば、菅沼光弘という元公安の方が外国人記者クラブで話していたことなんだけど、トヨタの超高層ビルや中部国際空港の建設を何のトラブルもなく進められたのは、バックに弘道会というヤクザ組織の協力があったからだそう。
ガチガチにつくった表のシステムで処理できないことを、ウラでやらせるわけ。だから、日本の社会は、本当は『無縁モノ』にとっては生きやすい社会なんだよね」
山本太郎さん、よくもまあ、こんな人を引っ張ってきたな。
拝金主義、インチキ右翼、脳みそツルツルのおっさんばかりの国会に、こんな哲学を語る人がひとりくらいいてもいい。
おそらく、れいわ新選組はこうした『無縁の人』の集まりなんだろうな。
無縁の人たちが今まで見たことも聞いたこともない視点で国会や政策を活性化する。
さあ、面白い政党が出て来ました!
※追記
安富歩氏の著書は──
『「満洲国」の金融』(創文社)
『貨幣の複雑性〜生成と崩壊の論理〜』(創文社)
『生きる技法』(青灯社)
『経済学の船出~創発の海へ~』(NTT出版)
『原発危機と「東大話法」〜傍観者の倫理・欺瞞の言語〜』(明石書店)
『超訳 論語』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『合理的な神秘主義〜生きるための思想〜』(青灯社)
『ジャパン・イズ・バック〜安倍政権にみる近代日本「立場主義」の矛盾〜』(明石書店)
『ドラッカーと論語』(東洋経済新報社)
『誰が星の王子さまを殺したのか〜モラル・ハラスメントの罠〜』(明石書店)
『マイケル・ジャクソンの思想』(アルテスパブリッシング)
『満洲暴走 隠された構造〜大豆・満鉄・総力戦〜』 角川新書
『老子の教え〜あるがままに生きる〜』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
東大教授の安富歩(やすとみあゆむ)氏だ。
女装(本人いはく女性装)の大学教授だ。
その言葉は──
「私は、経済学がなぜかくも非現実的なのか、という問から出発し、理論経済学・東アジア史・力学系・理論生物学・人類学・環境問題・黄土高原でのフィールドワークなどを遍歴し、その根源を探って来た。
そのなかで、サイバネティックスと東洋思想との重要性とその本質的関係に気づいた。
現在は、「社会生態学」と呼ぶ新たな学問の創設を目指している。
それは、人々が生きるために、自らの魂を脱植民地化する上で役立つ学問である」
おおっ、何を言ってるのかよくわからないぞw
頭の構造が凡人とは全然違う。
ただ、『人類学』や『東洋思想』から物事を捉え直そうと姿勢は理解できる。
現在、人間中心の西洋思想は限界に来ている。
今、必要なのは『自然との共生』というか、『自然の生態系のひとつとしての人間』という視点なのだ。
では、
こんな頭の構造をもった人が現実と向き合った時、どんな言葉、行動が生まれるか?
安富さんの根本的な問題意識はこれらしい。
「バブルや戦争、環境破壊など、誰にとっても善くないことを、なぜ人間は一生懸命やってしまうのか」
経済活動を人間という視点から理解しようとしている。
まさに哲学者の視点だ。
こんな主張も。
「東京タワー建てて、新幹線走らせて、オリンピックやって、大阪万博やったから経済成長したので、スカイツリー建てて、リニアモーターカーひいて、東京オリンピックやって、大阪万博やったらもういっぺん経済成長?
そんなの雨乞いであり、狂気です!」
物事の本質をズバリと突く人だな。
一般社会からはずれた『無縁の人』にもスポットライトを当てている。
「たとえばマツコデラックスさんは、人間の社会のピラミッドから外れたところにいて、最初から差別される位置に居る存在だからバッシングされない、と自分の本の中で語っているのね。私はそれを『無縁』という概念で理解しています」
「たとえば、菅沼光弘という元公安の方が外国人記者クラブで話していたことなんだけど、トヨタの超高層ビルや中部国際空港の建設を何のトラブルもなく進められたのは、バックに弘道会というヤクザ組織の協力があったからだそう。
ガチガチにつくった表のシステムで処理できないことを、ウラでやらせるわけ。だから、日本の社会は、本当は『無縁モノ』にとっては生きやすい社会なんだよね」
山本太郎さん、よくもまあ、こんな人を引っ張ってきたな。
拝金主義、インチキ右翼、脳みそツルツルのおっさんばかりの国会に、こんな哲学を語る人がひとりくらいいてもいい。
おそらく、れいわ新選組はこうした『無縁の人』の集まりなんだろうな。
無縁の人たちが今まで見たことも聞いたこともない視点で国会や政策を活性化する。
さあ、面白い政党が出て来ました!
※追記
安富歩氏の著書は──
『「満洲国」の金融』(創文社)
『貨幣の複雑性〜生成と崩壊の論理〜』(創文社)
『生きる技法』(青灯社)
『経済学の船出~創発の海へ~』(NTT出版)
『原発危機と「東大話法」〜傍観者の倫理・欺瞞の言語〜』(明石書店)
『超訳 論語』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『合理的な神秘主義〜生きるための思想〜』(青灯社)
『ジャパン・イズ・バック〜安倍政権にみる近代日本「立場主義」の矛盾〜』(明石書店)
『ドラッカーと論語』(東洋経済新報社)
『誰が星の王子さまを殺したのか〜モラル・ハラスメントの罠〜』(明石書店)
『マイケル・ジャクソンの思想』(アルテスパブリッシング)
『満洲暴走 隠された構造〜大豆・満鉄・総力戦〜』 角川新書
『老子の教え〜あるがままに生きる〜』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)