平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

地球環境問題~国連で演説した高校生グレタ・トゥンベリさんは立派だねえ。一方、われらが小泉環境大臣は「セクシー発言」(笑)

2019年09月24日 | 事件・出来事
 スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さん(16)が23日、ニューヨークで開幕した国連気候行動サミットで演説をされた。
「私たちは大絶滅の始まりにいる。
 それなのに、あなた方が話すことと言えば、お金や永続的な経済成長というおとぎ話ばかりだ。
 よくもそんなことを!」

 確かに。
 もはや経済成長を追い求める資本主義は限界に来てる気がする。
 売るものがなくなって、空気や水を売り買いしたり、お金でお金を生むシステムをつくったり。
 あるいは、生じた富が人類に等しく分配されればいいんだけど、富は一極集中、ひと握りの連中が富を独占して、足るを知らず、もっともっとと追い求めている。

 藻谷浩介さんに『里山資本主義』という著作があるけど、自然と共生するような経済システムを模索すべきなんじゃないかな?
 志ある政治家は自然と共生する社会のビジョンを語れ。
 でも人間は愚かな生き物だから、行き着く所まで行って、とんでもなく痛い目に遭わなければ考えを改めないかな?

 グレタ・トゥンベリさんは高校生だそうだが、
 気候変動・異常気象で苦しい目に遭うのは若い彼ら。
 経済成長を信じている旧世代は考えが硬直しているから、世界を変えられるのは若い彼ら。
 彼らには何のしがらみもなく、何も持っていない。

 一方、我らが小泉進次郎環境大臣は、国連の会議でこう発言。
「気候変動のような大きな問題は楽しく、かっこ良くセクシーであるべきだ」(笑)
 進次郎氏に関しては、すでにさまざまな人が指摘しているが、言ってることに内容がないんだよね。
 政治家なら具体的な対策を語れ。
 形容詞で語るな。

 グレタ・トゥンベリさんと小泉進次郎氏、どちらが環境問題を切実に考えているかは明白であろう。


※参照記事
 「よくもそんなことを」 トゥンベリさん、怒りの国連演説(AFP通信)

 「気候変動問題はセクシーに」小泉大臣が国連で演説(テレビ朝日ニュース)

コメント (21)
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