平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

これが音楽の力!~コロナ危機の中、新日本フィル交響楽団がテレワークで『パプリカ』を演奏する!

2020年04月01日 | 事件・出来事
 新型コロナウイスの影響で、クラシックの演奏会が次々に中止になっている。
 そんな中、新日本フィルが面白いことを始めた。
 オーケストラがテレワークで『パプリカ』を演奏するのだ。

 収録の仕方は、テレビ会議のような同時演奏ではなく、各自が自分の演奏を自撮りして、それを集めて編集するというものだったらしい。
 これは合わせるのが大変ですよね。
 原曲を聴きながら演奏しているとはいえ、指揮者はいないし、少しでもズレれば演奏がメチャクチャになる。
 まわりの音を聴きながら自分の演奏を調節することもできない。
 その様子がこれ。

 

 いろいろな顔が並んでいる。外国の方もいる。
 自宅やお店、様々な場所で演奏している。
 本来の音楽ってこういう感じだったんだろうな。
 楽器を演奏できる人がなんとなく集まって、音楽を奏でる。
 場所はコンサート会場でなくてもいい。
 楽団という枠組みに囚われなくてもいい。

 オリンピックをやたら大切にしている政府や経済界。
 でも、こういうのにも目を向けてほしいな。
 スポーツも人に力を与えるけれど、音楽や絵画や映像や文芸なども同じだ。
 オリンピックや国際スポーツ大会は『利権』や『経済効果』が大きいから重視するけど、
 音楽や絵画や映画や文芸はそれらを大きく生まないから軽視?
 オリンピックや国際スポーツ大会は『国威発揚』に繋がるから一生懸命プッシュするけど、
 音楽や絵画や映画や文芸は国威発揚に繋がらないから消極的?
 まずカネありき。国威発揚ありき。
 こんなのぜんぜん豊かでない。


 それでは聴いて下さい。
 新日本フィルハーモニー交響楽団でテレワーク『パプリカ』!
《新日本フィル》テレワークでパプリカやってみた!〜最終回〜(YouTube)
 ※前半の準備パートには音声はありません。

コメント
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