平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

エール 第7週 ~今までにない朝ドラヒロイン! 音は裕一の有能マネージャーで、自分で道を切り拓く!

2020年05月16日 | その他ドラマ
 プリンス・佐藤久志(山崎育三郎)登場!

 頭脳明晰、眉目秀麗、神が与えた美しい声!
 音楽学校の女生徒がこんなふうに褒めているのを聞いて、
「それはちょっと褒めすぎじゃないかな?」(笑)

 音(二階堂ふみ)がため息をついていると、
「ため息は似合わないな。僕でよければ相談に乗るよ」(笑)

 音がオーディションに遅刻して来ると、
「あの時計はちょっとせっかちのようですね」(笑)

 絵に描いたような「王子様」っぷり!
 僕の知り合いに、山崎育三郞さんのおっかけをしている女性がいるんだけど、さぞ狂喜していることだろう。
 つーか、御手洗先生(古川雄大)といい、この作品、「少女漫画」要素、多すぎ!(笑)
 …………

 音さんも絶好調!
 カフェに行った裕一(窪田正孝)のワイシャツに口紅がついているのを発見して、
「何でなんてことないだろおぉぉぉーーーっ!?」
「お・ん・な!」
「あんたに布団なんかないわ!」

 そして翌朝──『ご飯の量、少ない攻撃!』(笑)

 結婚すると、女性は変わるよね……。
 恋愛時代のカノジョ感はたちまちなくなる……。
 もっとも裕一も『納豆攻撃』で反撃したが(笑)
 まあ、これが結婚生活の楽しさでもある。
 夫婦はこうして関係を紡いでいくのだろう。
 ……………

 音は裕一の有能マネージャーでもある。
 曲が採用されずに落ち込む裕一に「裕一さんなら大丈夫!」と励まし、
 契約書に印税前払い金の請求要件があるかを確認し、
 年俸が半額なると聞けば、廿日市さん(古田新太)に直談判に行く!

 過去、朝ドラヒロインには『ゲゲゲの女房』『まっさん』『まんぷく』など、夫を献身的に支える女性はいたが、音さんのように精力的に動く女性はいなかった。
 道を切り拓くのは夫であり、妻はそのフォローをするのが大半だった。
 でも、音さんは逆。
 彼女が道を切り拓いていく。

『歌手』という自分の人生を歩んでいるのも、音の特徴。
 今回も音楽学校の記念祭の『椿姫』のオーディションにチャレンジした。

 この作品の制作陣は『新しいヒロイン像』を狙ってるな。

 このように、音さんは多方面で戦っていて、ともかく忙しい。
 とんでもなくエネルギッシュで、たくましい女性!
 だから、二階堂ふみさんのあの力強い演技になる。
 でも、しっかり強弱をつけていて、音が暑苦しい人物になっていない。
 二階堂ふみさんはほんと上手い役者さんだなあ。

コメント (2)
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