平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

甘えるな、立憲民主党! 首班指名、無効票にも意味がある

2024年11月12日 | 事件・出来事
 石破茂氏が首班指名投票で、第103代総理大臣に選ばれた。
 立憲民主党は野党票をまとめられず敗退。
 維新、国民、れいわなどの政党はそのどちらにも入れず無効票に。

 で、立憲の議員は「無効票」を批判している。
 いはく、
「無効票をドヤ顔で投じるのは政治家としてどうなんだろうかと思う。
 お灸を据えるために白票を的なキャンペーンを見たことがあるけど、
 そんなことなんの意味もないことは一番よくわかっているはずなのに。
 何のために政治をやってるのか」

 これに対するネットの反応。

・白票は主張。石破も野田もカス。
 そう思っている国民は多い。代議士は国民の代表だよ。

・決選投票に向けての根回しが足りないんじゃないんですか
 他責より自責から

・それほど、それほど野田氏が、否定されているという視点が必要では。

・政策的に全く支持できない政治家に投票する方が無責任だと思いますよ。

・自公がいやな人は立憲へ、自公も立憲も嫌な人が他党へ
 流れたのが今回の選挙では? 民意には近しい結果かと。

・そんな上から目線では、参院選は惨敗するぞ。
 国民は、自民石破にNOを突き付けただけ。

・一国民として意見させてもらうと自民も立憲も増税で一致しててどちらも支持できないので
 それが無効票という形で僅かでも民意が表されてるのは嬉しいです。

・意味はありますよ。
 石破さんも野田さんも、その他の政党の考えを無下にできないことが一目瞭然で国民に伝わります。

・単に野党第1党立憲の努力不足、本気不足だったのでは?
 ………………………………………………

 最後のコメントで言われているとおり、立憲民主党に足りないのは必死さ。
 呑気に1回か2回党首会談をやっただけで「野田さんに投票しましょう」ってなるかよ。
 これが立憲が「お貴族様」と言われる理由。

 あるいは選挙の時に自分の所の候補者を下ろすとかの譲歩をしたか?
「他党の協力は仰ぎません」「自分たちだけでやります」というスタンスだったじゃないか?

 立憲が議席を獲得したのだって、他に入れる所がなかったからだぞ。
 僕の選挙区では「自民」「立憲」「維新」その他、だけだった。
 だから仕方なく「立憲」に入れた。

「政治改革」でまとまるという方法もあったが、
 それは別に立憲が政権を取らなくても、今の過半数割れの状況でもできる。

 そもそも「政権交代をしなければ政治ができない」という発想が間違い。
 今の過半数割れの状況なら、野党の政策は他党の協力を仰いで、いくらでも実現できる。
 思考が古いんだよな、野田佳彦は。

 さて、これからは野党の力量が問われる状況に。
 とりあえず、立憲民主党は「政治資金規正法の厳格な改正」「選択的夫婦別姓」を成し遂げて、
 成果を見せてほしい。
 何も実現できなかったら、「やっぱり立憲……。もう期待しない」になるぞ。
 立憲民主党、もっと本気になってくれ。
 なりふり構わず政策を実現してくれ。


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4 コメント

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不倫男の政策に66%支持とは何とも… (半沢)
2024-11-13 00:56:30
コウジさん今晩は
ま、日本共産党は野田氏から要請がありましたので決選投票では立民に
入れました。企業・団体献金全面禁止や選択的夫婦別姓などの政策で
一致した事もありますがね。取り敢えず過半数割れしただけでも良いと
して… 少数与党になりましたから。
国民民主、維新は別として日本共産党・れいわ新選組・立民は政策の
一致する所で何とか共闘してほしいですね。

そう、こともあろうに首班指名選挙で居眠りしてた石破氏と不倫男には
呆れた… 其れも世界各国でニュースになって恥ずかしい…
返信する
これからは「政策」の時代 (コウジ)
2024-11-13 07:57:19
半沢さん

いつもありがとうございます。

>企業・団体献金全面禁止や選択的夫婦別姓
これ、ぜひ実現してほしいですよね。
過半数割れの現状、野党票をまとめれば実現できます。
立憲民主党の力量やいかに?
注目しています。

れいわは、消費税減税に否定的で緊縮財政派の野田佳彦氏に投票できないんですよね。
投票したら公約違反になってしまいます。

これからは「政局」よりは「政策」
政策で一致できれば、参議院がありますが、どんな法案でも通せる状況です。
各党これからが腕の見せ所です。
返信する
消費税 (2020-08-15 21:49)
2024-11-13 22:00:28
>れいわは、消費税減税に否定的で緊縮財政派の野田佳彦氏に投票できないんですよね。

消費税ですが、戦時中も導入が検討されていたそうです。
そして、当時の大蔵省のお役人ですが「税率は1~3%もあれば十分だ。戦費もまかなえる」といったことをいっていたそうです。
はっきりとした出典がない話なので、都市伝説に近いものかもしれませんが、広く浅くの消費税は、それほどすさまじい威力を持つわけです。
ちょっと上げるだけでも、莫大な税収が転がりこむわけで、これに頼るのは、薬物中毒のようなものです。いずれ国家社会が死んでしまいます。

だから、消費税を上げたいお役人や政治家の屁理屈は、飲んべえが酒を飲みたい口実のようなもんです。
ただ、飲んべえよりも面倒なのは、税は社会的なシステムだってことですね。禁酒はできても、禁税はあり得ないわけですから。
返信する
消費税は物価の調整弁 (コウジ)
2024-11-14 08:47:50
2020-08-15 21:49さん

いつもありがとうございます。

>税は社会的なシステムだってことですね。禁酒はできても、禁税はあり得ないわけですから。
消費税が生活していれば必ず払うものなので税収が見込める安定財源なんですよね。
一方、法人税などは利益がなければ払わなくていいので不安定。
財務省は消費税を捨てられませんよね。

他国では不況になれば減税して国民にお金を使わせて、好景気になればインフレを抑えるために増税するというのが当たり前なんですよね。
消費税は物価の調整弁です。

それをわかっていない自民党と立憲民主党……。
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