長崎平和祈念式典にアメリカ、英国、フランス、オーストラリア、カナダの駐日大使が不参加。
理由は主催の長崎市が「イスラエルを不招待」にしたからだ。
長崎市がこうした行動をとったのは「イスラエルのガザ侵攻」への批判・抗議から。
同じくウクライナ侵攻をしているロシアも不招待にしている。
立派な判断だと思う。
ちなみに６日に平和祈念式典をおこなった広島市は「ロシアは不招待」だったが、
イスラエルは招待している。
結果、米英仏豪加は広島の式典には参加。
米英仏豪加にとっては平和祈念よりイスラエル＝ユダヤパワーの方が重要なようだ。
彼らの不参加の言い分としては
「ロシアは侵略戦争だが、イスラエルは自衛の戦争だから許せる」というものだが、
ガザでおこなわれていることは自衛戦争の域をこえて虐殺だろう。
これから言えることは
・米英仏豪加が唱える「平和」は恣意的で欺瞞に満ちたものであること。
・核廃絶や広島・長崎に対する鎮魂など上っ面のものであること。
・政治的なポジションで「虐殺」も正当化されるということ。
はあ、ため息が出るな……。
やはり何も信じられない。
特にアメリカ。
原爆を落としたことに何の罪の意識を持っていないだろう。
こんな欺瞞に満ちたアメリカや西側諸国についていく日本政府。
平和の概念が立場によってコロコロ変わる西側諸国と足並み揃えて戦おうとする日本政府。
日本はそろそろ独自の外交を歩んでいくべきではないか？
グローバルサウスなど、世界の国々はG7・西側諸国の欺瞞に気づき始めている。
ロシアがダメでイスラエルはOK？
そんなわけあるか！
両方ともダメなんだよ！
少なくとも被爆国の日本は核兵器に関しては独自路線をいくべきで、
「核兵器禁止条約」に署名・批准しろ。
岸田首相、あなたは広島選出の国会議員なんだろう？
万難を排して、禁止条約に署名をすることがあなたの使命ではないか？
岸田首相は憲法改正で歴史に名を残そうとしているらしいが、
そっちじゃない、核兵器禁止条約に署名・批准して名前を残せ。
ほんとアイデンティティのない人だな。
ちなみに現在の朝ドラ『虎に翼』の主人公のモデルとなった三淵嘉子さんは
東京地検の判事時代、「原爆投下は国際法違反」と明言した。
三淵嘉子さんや今回の鈴木史朗・長崎市長は立派だと思う。
理由は主催の長崎市が「イスラエルを不招待」にしたからだ。
長崎市がこうした行動をとったのは「イスラエルのガザ侵攻」への批判・抗議から。
同じくウクライナ侵攻をしているロシアも不招待にしている。
立派な判断だと思う。
ちなみに６日に平和祈念式典をおこなった広島市は「ロシアは不招待」だったが、
イスラエルは招待している。
結果、米英仏豪加は広島の式典には参加。
米英仏豪加にとっては平和祈念よりイスラエル＝ユダヤパワーの方が重要なようだ。
彼らの不参加の言い分としては
「ロシアは侵略戦争だが、イスラエルは自衛の戦争だから許せる」というものだが、
ガザでおこなわれていることは自衛戦争の域をこえて虐殺だろう。
これから言えることは
・米英仏豪加が唱える「平和」は恣意的で欺瞞に満ちたものであること。
・核廃絶や広島・長崎に対する鎮魂など上っ面のものであること。
・政治的なポジションで「虐殺」も正当化されるということ。
はあ、ため息が出るな……。
やはり何も信じられない。
特にアメリカ。
原爆を落としたことに何の罪の意識を持っていないだろう。
こんな欺瞞に満ちたアメリカや西側諸国についていく日本政府。
平和の概念が立場によってコロコロ変わる西側諸国と足並み揃えて戦おうとする日本政府。
日本はそろそろ独自の外交を歩んでいくべきではないか？
グローバルサウスなど、世界の国々はG7・西側諸国の欺瞞に気づき始めている。
ロシアがダメでイスラエルはOK？
そんなわけあるか！
両方ともダメなんだよ！
少なくとも被爆国の日本は核兵器に関しては独自路線をいくべきで、
「核兵器禁止条約」に署名・批准しろ。
岸田首相、あなたは広島選出の国会議員なんだろう？
万難を排して、禁止条約に署名をすることがあなたの使命ではないか？
岸田首相は憲法改正で歴史に名を残そうとしているらしいが、
そっちじゃない、核兵器禁止条約に署名・批准して名前を残せ。
ほんとアイデンティティのない人だな。
ちなみに現在の朝ドラ『虎に翼』の主人公のモデルとなった三淵嘉子さんは
東京地検の判事時代、「原爆投下は国際法違反」と明言した。
三淵嘉子さんや今回の鈴木史朗・長崎市長は立派だと思う。
「万葉集」を読むと→×
「古事記」を読むと→○
４年目ですね。
４年間おつき合いいただいてありがとうございます。
「万葉集」を読むと、日本はまさに八百万の神、いろいろな神様が出て来るので、日本人に「一神教」は馴染まないんでしょうね。
＞教義もなく論理もなく、権威あるものは何でもかんでも拝む
鋭い日本人論ですね。納得です。
仏教はいろいろな仏様が出て来るので、受け入れやすかったのかもしれませんね。
＞思考は論理的で抗議も交渉もキチンと出来るわけで、一神教側の人から見れば、まだこっちの方が信用出来ると思うことでしょう。
これも見事な中国論と西欧論。納得です。
ロシアの話になりますが、プーチンは原爆を落とされたアメリカにヘラヘラしている日本人を理解できないようですね。
アジアの解放については『八紘一宇』という形で、一応、理論化はしたんですよね。
ただ、その理論のベースになっているのは『天皇は神の子孫で、世界を統べる存在である』という本居宣長的な世界観。
ただ、この論理と世界観は、おっしゃるとおり一神教的な世界観と相容れないでしょうね。
もし日本がこれを採用したらアメリカを始めとする西側諸国はいっせいに反発することでしょう。
西欧がイスラム教に反発するのも「アッラーが絶対神」だからなのかもしれません。
本居宣長は「儒教」も「からごころ」として否定しました。
しかし明治政府は教育勅語など儒教的なものを採用。
結果「和魂」ではなくなってしまい、明治の国学者たちは嘆き、絶望しました（島崎藤村の『夜明け前』）。
古今東西、さまざまな価値観が混在した明治という時代は面白いですね。
＞『本居宣長』岩波新書
＞『本居宣長』中公新書 でしょうか？
ありがとうございます、アマゾンで見ると、岩波は新刊では難しいようですが、図書館かどこかで探してみます。
＞僕を含めて、日本人は基本、無宗教ですからね。
日本人は無宗教なのではなくて、有名なものや権威あるものなら何でも拝む「日本教」の信者だと思います（笑）。唯一神も天神様も、エラそうなものなら何でも同レベルで並列で拝んでしまうので（苦笑）。
ただ、一神教的な社会においては、そんな拝みは「危険な行為」に映るでしょう。なのにそれに気づかず、西欧一神教社会と同じ立ち位置の「先進国社会の名誉白人」のつもりになっているわけで、何とも危なっかしいことです。教義もなく論理もなく、権威あるものは何でもかんでも拝む「日本教信者」は、信用ならないと思われるかもしれない危険に、多くの日本人は気がついていないわけです。
一方中国は、一神教文化ではありませんが、思考は論理的で抗議も交渉もキチンと出来るわけで、一神教側の人から見れば、まだこっちの方が信用出来ると思うことでしょう。最近の中国の国際的地位向上ですが、日本人は経済力のせいと思っているようですが、わたしはそれだけではないと思っています。
世界広しといえども、「からごころよりやまとごころ」という言葉を聞いて、説明もなしになるほどと思うのは日本人だけでしょう。外国人に対しては、やまとごころがからごころより優れていることを説明しなくてはいけませんが、本居宣長の考えだと「やまとごころ自体が論理ではないゆえにすぐれている」ですから、説明も不可能です。これでは先々誰にも理解されずに孤立します。
その孤立の危険性が、本居宣長の弱点かもしれません。
ひとつ恐れているのは、日英同盟から日露戦争、太平洋戦争に至る歴史をまた繰り返してしまうことです。
かつての日本は、日露戦争の勝利で「準白人になれた」と勘違いしたわけですが、実際には西洋社会からは依然として一段下に見られていたわけで、それに気がついたとき「和魂洋才・脱亜入欧」から、一気に180度転換して、本居宣長に熱中してはアジアの開放を言い出したりしたわけです（ただ、アジアの開放をいいつつ、裏では自分たちも西洋人のような植民地支配をやって儲けたいという下心もありました）。
Hゃく田さんの漢文不要論が、本居宣長と結びついたりしたら、少々面倒だと思っています。
2020さんがなぜ宗教にこだわるのか、何となくわかりました。
僕を含めて、日本人は基本、無宗教ですからね。
どうしても抜け落ちてしまう。
キリスト教を情報・知識としてわかっていても、2020さんの知り合いのように心の奥底には根づいていません。
ましてイスラム教をや。
現在の川口のクルド人問題や日本のイスラム教寺院に教徒の方が列をなすことに違和感を覚えるのは、こんな所に起因するのでしょう。
これをリベラル・左派は「人権思想」「レイシズム」で理解しようとするのですが、右派は「保守思想」で否定しようとします。
そして「保守思想」を突き詰めていけば、日本では「古事記」「国学」「本居宣長」に行き着く。
…………………………………………
＞本居宣長で、フラットで読みやすい本ってないですかね。
入門書として、手に入りやすいのは──
『本居宣長』岩波新書
『本居宣長』中公新書 でしょうか？
岩波新書版のamazonレビューの引用ですが、本居宣長の思想は──
「中国＝乱れた国＝論理の国＝漢語」
「日本＝和の国＝論理のない世界・自然にあるがまま＝やまとことば」
大河ドラマ『光る君へ』では、やたら漢籍・漢語が出て来ますが、宣長は漢語・漢籍を排除した所に「日本の本当の心」があると考えたようです。
右派と本気で議論するなら、「古事記」や「本居宣長」の入門書くらいは読んで理論武装しておく必要がありますよね。
右派と理解し合う意味でも。
ただ、おそらく今の保守界隈の人たちは入門書すら読んでいない……。
＞なので、前コメントにも書きましたが、宗教、資源、人種、金銭、歴史など、いろいろな要素が絡まって国際政治が動いているという結論でどうでしょう？
同意です。
ただ、日本社会では、インテリ的な人であっても、宗教という重要なファクターに触れずに、いきなり陰謀論にすっ飛ぶ人がいるわけですよね。どうもその辺にイライラするというか何というか…
最近縁遠くなったんですが、昔リアルでもネットでもクリスチャンの知り合いがいました。カルト系ではなくて、アメリカの福音派系の感じだったんですが、とても理性的な人なのに、信仰がからんでくると、話が別次元に行って通じないことがありました。
たとえば進化論関係はまるでダメでした。天地創造の7日間で、恐竜や三葉虫といった絶滅生物も含めて、神様はフルセットですべての生物をつくったのだから、今はいない生物は、進化の過程で現れて滅んだものではなく、神様が最初の7日間につくったものが、世界の歴史の中で滅んで土に埋もれて化石になったと言うんです。
ああなるともう何か自動的な力で、リクツじゃないんです。
キリスト教はそれほどのパワーがあるものなのに、今の日本社会では直視されず、何となくの雰囲気で「日本は西側社会と価値観を共有する」などと思いこんでいるところに、危うさを感じます。
たとえば、ミッションスクールはオシャレで西洋風で国際的で文明的でハイカラでカッコいいというイメージで捉えられて、仏教系よりも高偏差値だったりするわけですが、そんな浅い理解で大丈夫かなと思うわけです。
いずれ日本も「ナンチャッテ西側陣営」ではやっていけずに、考え直す必要が出てくるでしょうが、その過程では日本的なものについても考えないといけないんでしょうけど、難しいですよね。戦前の日本のように、国粋的になってもまずいわけで。
コウジさんは本居宣長のことをおっしゃっていましたが、興味はあっても、わたしは割と避けていたんですね。ちょっと偏った感じもして、また皇国史観に利用されたような歴史もあり、正しく読まないと面倒というか…
たとえば、宣長が漢文精神を否定していたからこそ、Hゃく田さんも「漢文は反日だ！」なんて安心して言えるのかもしれませんし、宣長関係は、周辺に面倒なあれこれが埋まっているような…
本居宣長で、フラットで読みやすい本ってないですかね。
少し脱線しましたが、おっしゃるとおり、陰謀論は「信じないで楽しむ」あるいは「どんな人がこんな説を唱えるんだろう」と楽しむ限りは、害もないと思います。
＞宗教問題がすべてとは言ってません。
なので、前コメントにも書きましたが、宗教、資源、人種、金銭、歴史など、いろいろな要素が絡まって国際政治が動いているという結論でどうでしょう？
＞わたしはそういった理解をしています。
2020さんの個人的な考えなんですね。
＞名誉白人の日本人論
アレン・ダレスはそんなことを言っているんですね。
ちなみにアレン・ダレスに関しても論評がある「陰謀の世界史」海野弘・著（文春文庫）は実に面白い本です。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167679767
同著者による「スパイの世界史」「スキャンダルの世界史」「ホモセクシュアルの世界史」（いずれも文春文庫）も面白い本で、折りに触れて辞書を引くように読んでいます。
「陰謀論」は信じなければエンタメとして非常に面白いものだと考えています。
来年（2025年）にはケネディ暗殺の真相に迫るアメリカの公文書が公開されるようですが、とても楽しみにしています。
＞ただ宗教問題だけで世界をすべて説明できるというスタンスはいかがなものか？
宗教問題がすべてとは言ってません。
ただ、この辺は基本ですし、宗教から考えると、陰謀論を借りなくても、かなりの部分まで説明がつくと考えています。それだけのことです。
＞たとえば前コメントでは敢えて書きませんでしたが、ユダヤ教とキリスト教って、そんなに仲がいいんでしょうか？
西洋社会の内部では仲悪いでしょう、当然でしょうね。
ただ、アジア極東の異教徒からあれこれ言われれば、「うるせえ、おまえは引っこんでろ」と声をそろえて言うでしょう。わたしはそういった理解をしています。
ところが、日本を西欧社会の一部のように理解していると、なぜユダヤ教徒とキリスト教徒が声をそろえて「うるせえ」と言うのかが分からず、従って「キリスト教社会はユダヤ資本に操られている」といった勘違いになるのかもしれません。
ちなみに、わたしは、ユダヤの陰謀的なものは信じていない方です。
＞＞自分たちが西洋人並みと信じていたのに、今回G7諸国から突然ハブられたわけで、これは自国の立ち位置について考えるいい機会だと思います。
＞そうです。
＞ここが今回のブログで言いたかったことです。
これはまったく同意です。
戦後の日本の占領にあたり、ダレスさんがこういったことを言ったそうです。
「日本はアングロサクソン系の白人に劣等感を持ちながら、ほかのアジアアフリカ諸国人やロシア人よりも優秀と思いこみ、見下す。その一方、アングロサクソン的白人社会から名誉白人として扱われることを何より喜ぶ。戦後の占領を効率よく進めるには、この日本人の特異な気質を利用するといいだろう」
島田裕巳さんならそうおっしゃるでしょうね。
ただ宗教問題だけで世界をすべて説明できるというスタンスはいかがなものか？
たとえば前コメントでは敢えて書きませんでしたが、ユダヤ教とキリスト教って、そんなに仲がいいんでしょうか？
世界は複雑でさまざまな要素が混在して動いているわけで、「宗教」も世界を理解する上でのひとつの切り口くらいに考えておいた方がいいと思います。
＞自分たちが西洋人並みと信じていたのに、今回G7諸国から突然ハブられたわけで、これは自国の立ち位置について考えるいい機会だと思います。
そうです。
ここが今回のブログで言いたかったことです。
すみません、ちょっと見方が違います。
宗教学が専門の島田裕巳さんという学者がいらっしゃいますが、世界史は宗教が分からないと理解が難しいといったことをおっしゃっているようです。
今回のこれも、ユダヤ教キリスト教イスラム教の関係（つまり心の問題）を考えるだけで、かなりの程度まで読み解けます。
ただ、日本は、神道仏教といった多神教の文化なので、そういった一神教的な話が理解されにくいわけですね。
なので、日本では、おっしゃるような「ユダヤ系大金持ちがカネの力で支配する西洋世界」といった陰謀論になりがちなんですが、宗教の話（心の話）から考えれば、陰謀論なしでも割と理解出来るんです。
個人的には、名誉白人という言葉はアパルトヘイトで使われたため、意味にずれが生じる恐れがあるため慎重に使いたいと思っていますが、おっしゃるように、今の日本は「自分たちは西洋人並みの優等的な有色人種である」と妄想していることに、アイデンティティの多くを依存しています。
自分たちの文化はけっこうアジア的なのに、そこにひたすら目をつぶり、自分たちの価値観や文化は西洋人的であると仮定妄想して、そこにほかの有色人種に対する優越感と、自らの存在意義を認めているわけですね。
面倒なことに、このナゾの優越感は、東方正教会文明圏に対しても、自国内に対しても発動します。西洋かぶれの日本人は、カトリックやプロテスタントの人々が、正教会を何となく下に見ることまでマネして、ロシアを見下しますし、ネット愛国者はアイヌや沖縄県民を「日本本土とは違う文化圏」として侮蔑して見下します。全部説明がつくんですね。
前回もコメントしましたが、自分たちが西洋人並みと信じていたのに、今回G7諸国から突然ハブられたわけで、これは自国の立ち位置について考えるいい機会だと思います。
ただ「名誉白人」的価値観が蔓延している日本のことなので、きちんと統括することはできないでしょう。裏で政治家や官僚が「アレは長崎の連中が先走って勝手にやったことだから、日本国としては西洋の皆さんに絶対の忠誠を尽くします。お願いだからG7から追放しないでください、許してぇ～」と泣きながら土下座しながら、国家予算規模の大量の裏金をばらまいて許しを請う、といったことになる可能性もありうると思っています。
書き忘れましたが、
＞今回の長崎の件は、ロシアもイスラエルも含めみんな招いて、その上で演説で批判した方がよかったような気もします。
この方法もありましたよね。
演説で「ウクライナ侵攻」と「ガザ虐殺」に直接触れることはできないので、政治的なメッセージとしては弱くなってしまうのですが。
いつもありがとうございます。
今回の件は米国・エマニュエル大使が熱心なシオニスト（ユダヤ主義者）で、エマニュエル氏がG7各国に参加しないように働きかけたようですね。
これで同調してしまうG7の国々って……。
ロスチャイルドの世界支配、ロックフェラーの影響力などの陰謀論の類いになってしまいますが、イスラエル・ユダヤ資本の影響力はどれくらいあるんでしょうね。
＞日本は欧米文明圏にとっては明らかに異質で、西側の一員などではありません。
白人と有色人種の関係もあるかもしれませんね。
中東の人々は有色人種。
明治時代から日本人は「名誉白人」になりたくて欧米に尻尾を振ってきましたが、それは今も変わっていない様子。
今回の件で右翼の人がどんな反応をしているか確認したのですが、チャンネル桜の水島聡氏は「名誉白人」に触れて今回の欠席について激怒していました。
https://www.youtube.com/watch?v=SA1y_wJ-30Q
※長崎式典不参加についての話は10分くらいから。
「陰謀論」と「右翼思想」（あるいは「左翼思想」も）は世界を明解に説明し、敵も設定してくれるので、聞いていて心地いいんですよね。
いつもありがとうございます。
憲法改正に関しては別途書きたいと思っていますが、改憲勢力があげている改憲案は現行憲法で十分対応可能なんですよね。
＞核兵器禁止条約に参加しないのは米国の核の傘下に守られているのが理由
核禁止条約批准が論理的に難しいのであれば、岸田首相には「核なき世界」などと安易に語ってほしくないです。
そして「日本はキリスト教国グループのG7に入っているから、文明的である」というナゾの考え方もありますが、本当にそうでしょうか？
これらの考え方には、ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も、兄弟的な宗教であるという視点が欠けています。
その三兄弟の中でも、ユダヤ教キリスト教グループと、イスラム教グループに分かれるという視点もみごとに抜けています。
ネット愛国やウヨクの人たちは、よく「ユダヤ資本が陰で欧米社会を支配する」とか「悪のユダヤが西洋社会を陰から動かす」といったことを言いたがりますが、ユダヤ教のバージョンアップ版がキリスト教です。対立しているように見えても、第三者の異教徒からケチをつけられれば団結して対抗します。それが理解できていないんです、困ったもんです。
ですから、今回のような反応は予想の範囲内です。日本の親米保守のみなさんが、それこそ自国民まで捨てて「すがりつく」日米同盟ですが、ユダヤ教キリスト教の2000年の宗教つながりに比べれば屁でもないわけです。それが可視化されたことはよかったと思います。
ネット愛国者たちは、日本は西側先進国で欧米と価値観をともにしているから、NATOにも加盟できるし、ファイブアイズにも入れるなどと妄想していますが、実態はこんなものです。日本は欧米文明圏にとっては明らかに異質で、西側の一員などではありません。
この件、尾を引かずに終わればいいんですが、あとあとまで引きずった場合、G7の枠組みから本格的に外され、中露同盟に加盟する方向に行くこともありえます。そうならないために、ECやNATOにお詫びの土下座をして、裏金を何十兆円も渡すんでしょうか。
イスラムではイエスは預言者として扱われるらしいのですが、分かりやすく論理的に思います。そういう「イスラム的な思考法」は鋭くて、バカにできないと感じます。
ところが、キリスト教徒の側からすれば、そういう考え方をすることはやはり許されないので、どうしてもイスラムを非文明人扱いしたがって、敵視するような感じになってしまうわけですね。なので、ユダヤ教キリスト教の結びつきに比べれば、イスラムはちょっと距離感があるわけです。
そういった背景があることを理解せず、ただ西洋人のいうことを鵜呑みにして「イスラム教徒は発展途上の非文明人」と思いこみ、日本はイスラムよりも優れている西側の一員などと勘違いして考えてしまったのが、アホな日本人というわけです。
そのあたりの勘違いを把握出来ないと、今回の西側諸国参加拒否の背景が全く分からなくなってしまいます。
もっとも今回の長崎の件は、ロシアもイスラエルも含めみんな招いて、その上で演説で批判した方がよかったような気もしますが、欧米諸国の過敏とも思える反応を見て、いろいろ学べればいいと思います。
記事の作成お疲れ様です
岸田首相って本と情けない人ですね。せっかく広島県選出だと言うのに…
核兵器禁止条約に参加しないのは米国の核の傘下に守られているのが理由なんで
しょうけど、ただの屁理屈と言いますか理由付けに過ぎないです。
ま、長崎市長がイスラエルとロシアの大使を招待しなかった事は偉いですね。